ストック・オプション行使による株式価値の希薄化
FY2023に初出。15回の記載のうち9回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2025-H1。直近の記載は2026-09-07。
イーディーピーがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。9社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに3社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「上記払込完了日(2026年6月16日)現在、これらのストック・オプション及び新株予約権による潜在株式数は、3,587,000株であり、上記払込完了日(2026年6月16日)現在の発行済株式総数15,947,100株の22.49%に相当しております。」
第17回新株予約権は年度末に全行使された一方、第三者割当による第18回新株予約権等により、2026年6月16日時点の潜在株式数は3,587,000株、発行済株式数の22.49%まで拡大している。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当該中間会計期間の末日における当該行使価額修正条項付新株予約権付社債券等に係る累計の交付株式数(株) 1,370,000」
第17回新株予約権の累計交付株式数が1,370,000株、累計資金調達額が945,540千円まで増加し、希薄化可能株式数が前期からさらに拡大している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当連結会計年度においては、1,220,000株が行使され、853,014千円の資金を調達しました。当連結会計年度における希薄化率は9.29%でした。当連結会計年度末において1,080,000株の新株予約権の行使が行われる可能性があり、その希薄化率は7.51%であります。本書提出日の前月末現在のこれらのストック・オプション等による潜在株式数は、1,589,500株であり、本書提出日の前月末現在の発行済株式総数14,457,600株の10.99%に相当しております。」
第17回新株予約権の行使により1,220,000株を発行し、希薄化率9.29%を計上した。残存新株予約権等を含む潜在株式数は発行済株式数の10.99%まで拡大している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「本新株予約権の目的である株式の種類及び総数は当社普通株式2,300,000株とする。」
従来のストック・オプションに加え、最大2,300,000株を対象とする行使価額修正条項付新株予約権を発行し、中間期間には130,000株が交付された。株式価値の希薄化に関する潜在的な規模が拡大している。 - FY2024後退有価証券報告書
「本書提出日の前月末現在のこれらのストック・オプションによる潜在株式数は、594,000株であり、本書提出日の前月末現在の発行済株式総数13,137,900株の4.5%に相当しております。」
潜在株式数は前回記載の600,000株・4.6%から594,000株・4.5%へ更新されている。 - FY2023初出有価証券報告書
「本書提出日の前月末現在のこれらのストック・オプションによる潜在株式数は、600,000株であり、本書提出日の前月末現在の発行済株式総数13,122,500株の4.6%に相当しております。」
ストック・オプションの行使により、600,000株、発行済株式総数の4.6%相当の希薄化が生じ得るリスクを新たに明示している。