中国からの米ドル建て墓石仕入れに伴う為替リスク
FY2016に初出。10回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2026。
ニチリョクがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。66社中42社が悪化側に。
直近の記載が「後退」なのは、ほかに1社。
- FY2026後退有価証券報告書
「当社が取り扱う石材は主に輸入に依存しているため、為替相場の変動は売上原価に影響を及ぼす可能性があります」
従来の「ほぼ100%米ドル建て・主に中国から輸入」という具体的な説明から、輸入依存と為替変動による原価影響という一般的な記載へ整理されている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「しかしながら、記録的な円安や資源、物価高等の影響による売上原価増加の対応に時間を要したことや予定していた有形固定資産の売却が持ち越しになったこと等から、売上高は増加したものの利益は減少しました。」
円安・資源高・物価高による売上原価増加が、売上高増加下で営業利益・経常利益・当期純利益が減少する結果として実際に表れている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「しかしながら、記録的な円安や資源、物価高等の影響による売上原価増加の対応に時間を要した結果、当四半期会計期間は収益共に増加傾向を示せたものの、改善途上の形で終えました。」
円安・資源高・物価高による売上原価増加が、収益改善を遅らせる形で業績に表れている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、記録的な円安や物価高等の影響による売上原価高騰の対応に時間を要した結果、売上高は前年同四半期に比べ増加したものの、利益は改善途上の形で終えました。」
円安・物価高による売上原価の高騰が、売上高増加にもかかわらず利益改善を妨げる形で業績に表れている。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「しかしながら、円安や物価高等の影響による売上原価の増加により、利益を圧迫する形となりました。」
円安・物価高による原価増加が利益を圧迫したと記載され、為替変動等による仕入原価影響が業績に表れている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「当社の販売する墓石(石材)は、ほぼ100%米ドル建てで主に中国より輸入されており、ウクライナショック等の地政学リスク、主要国の利上げや貿易摩擦による為替の変動が、仕入原価に影響する可能性があります。」
従来の地政学リスク・貿易摩擦に加え、ウクライナショックと主要国の利上げを為替変動要因として追加している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「当社の販売する墓石は、ほぼ100%米ドル建てで主に中国より仕入れており、地政学リスクや貿易摩擦による為替の変動が、仕入原価に影響する可能性があります。」
中国からの米ドル建て仕入れに加え、地政学リスク・貿易摩擦による為替変動が仕入原価に影響するリスクを再確認している。 - FY2018地政学リスク・貿易摩擦を為替要因として追加有価証券報告書
「当社の販売する墓石は、ほぼ100%米ドル建てで主に中国より仕入れております。地政学リスクや貿易摩擦による為替の変動が、仕入原価に影響することになります。」
従来の米ドル建て・中国仕入れによる為替リスクに加え、地政学リスクや貿易摩擦を為替変動要因として明示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社の販売する墓石は、ほぼ100%米ドル建てで主に中国より仕入れております。為替の変動が、仕入原価に影響することになります。」
中国からの米ドル建て墓石仕入れに伴う為替変動の仕入原価影響を再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の販売する墓石は、ほぼ100%米ドル建てで主に中国より仕入れております。為替の変動が、仕入原価に影響することになります。」
墓石仕入れの通貨・地域構成を背景に、為替変動が仕入原価へ影響するとしている。