半導体・部材供給不足による顧客生産への影響
FY2022-Q1に初出。10回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。38社中11社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに65社。
- FY2024対処有価証券報告書
「工機営業本部では、取引している多くの国・地域の顧客車輛メーカーが、半導体・他部材不足から停滞していた生産活動が回復し、好調に推移するものの、反動が起きつつあります。」
半導体・他部材不足で停滞していた顧客生産が回復したと記載され、供給不足による従来の減産影響は緩和された。一方、反動の発生も示された。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「工機営業本部は、主要顧客である建機・農機・産業車輌メーカーの部材調達の改善が進み、受注残累積が解消されて、堅調な生産を継続しました。」
部材調達の改善と受注残累積の解消により、半導体・部材供給不足による顧客生産への影響は工機事業で緩和された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「工機営業本部では、主要顧客の建機・農機・産業車輌メーカーが、部材調達の改善とともに、昨年来の受注残を解消するための増産を継続しております。」
部材調達の改善に伴い顧客メーカーが増産を継続しており、半導体・部材不足による従来の減産影響は工機事業で緩和された。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「工機営業本部は、主要顧客である建機・農機・産業車輛メーカーの生産が、部材調達の改善とともに回復傾向にあり、加えて昨年来の受注残を背景に増産となりました。」
部材調達の改善に伴い顧客メーカーの生産が回復傾向となり、従来の半導体・部材不足による減産影響は工機営業本部では一部緩和された。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「工機営業本部は、顧客である建機・農機・産業車輛メーカーが、半導体、特にエンジン用半導体調達難と、エネルギー・資源・物流コスト高騰による車載部品価格の値上り、及び車輛価格値上の影響で生産が安定しないものの、昨年来から続く受注残を背景に徐々に顧客生産が回復しております。」
エンジン用半導体を含む部材調達難が顧客生産を不安定にしている状況は継続。一方、受注残を背景に顧客生産が徐々に回復していることも記載された。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「工機営業本部は、世界的な半導体・他部材供給不足が徐々に緩和される中、顧客である産業車輌メーカーは未だ本格的な生産挽回には至っておりませんが減産からの回復をめざしています。」
半導体・他部材の供給不足は徐々に緩和された。一方、顧客メーカーの本格的な生産挽回にはなお至っていない。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「工機営業本部は、昨年より特に欧米の建設・農業車輌市場が好調に転じているものの、世界的な半導体・他部材の供給不足により、建設・農業車輌メーカーや産業車輌エンジンメーカーの減産が続いております。」
欧米市場が好調に転じる一方、半導体・他部材の供給不足による車輌メーカーやエンジンメーカーの減産が継続している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「一方、世界的なデジタルトランスフォーメーションや車輛生産の回復は、半導体・他部材に深刻な供給不足を発生させ、顧客や仕入先の減産リスクが増大しております。」
半導体・他部材の供給不足が継続し、顧客や仕入先の減産リスクが増大したとの記載に変化した。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「一方、世界的なデジタルトランスフォーメーションや自動車業界の急回復は、半導体・他部材に深刻な供給不足を発生させ、顧客車輛メーカーや仕入先に減産傾向が表れております。」
前四半期に可能性として示された半導体・部材供給不足が、顧客車輛メーカーや仕入先の減産傾向として実際に表面化した。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「ただし、部材供給不足、特に自動車業界の急回復やテレワーク等、世界的なデジタルトランスフォーメーションの動きによる深刻な半導体不足は、顧客車輛メーカー・仕入先の生産に影響を及ぼす可能性があり、引き続き注視し対策を検討してまいります。」
部材供給不足、とりわけ深刻な半導体不足が顧客車輛メーカー・仕入先の生産に影響する可能性を、新たなリスクとして記載。