かんぽ生命保険商品と投資信託の横断販売における顧客本位・適正販売リスク
FY2021-Q2に初出。6回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q3。直近の記載はFY2025。
ゆうちょ銀行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2025顕在化有価証券報告書
「郵便局において発生した、お客さまの事前同意を取得しないまま貯金等における非公開金融情報を用いて保険募集や投資信託・国債の募集を目的とした来局誘致等を行った事案を受けて、当行グループの銀行業務委託先である日本郵便株式会社への管理・監督体制強化を含め、日本郵政グループの総力をあげて、個人情報管理体制の強化を含む再発防止策に取り組む」
従来の保険商品と投資信託の横断販売リスクに加え、投資信託・国債の募集を目的とする非公開金融情報の不適切利用事案が具体化した。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「また、日本郵便株式会社において行われた一部のお客さまのご意向に沿っていない取引のうち、法令違反が認められた株式会社かんぽ生命保険の保険商品と当行グループの投資信託の横断的な販売について、契約無効措置等のお客さま対応を実施するとともに、日本郵政グループとして商品横断的なデータモニタリングを行うなど、改善に向けた取組みを進めてまいりました。」
横断販売事案について、契約無効措置、顧客対応、商品横断的なデータモニタリングを継続している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「法令違反が認められた株式会社かんぽ生命保険の保険商品と当行グループの投資信託の横断的な販売について、契約無効措置等のお客さま対応を実施するとともに、日本郵政グループとして商品横断的なデータモニタリングを行うなど、改善に向けた取組みを進めてまいりました。」
横断販売事案について、契約無効措置、顧客対応、商品横断的なデータモニタリングを継続している。 - FY2021対処有価証券報告書
「法令違反が認められた株式会社かんぽ生命保険の保険商品と当行グループの投資信託の横断的な販売への対応について、契約無効措置等のお客さま対応を実施するとともに、日本郵政グループとして商品横断的なデータモニタリングを行うなど、改善に向けた取組みを進めてまいりました。」
横断販売における顧客意向に沿わない取引について、契約無効措置、顧客対応、商品横断的なデータモニタリングを進めた。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「その結果、日本郵便株式会社において、2019年4月以降にお客さまよりいただいた苦情から、かんぽ生命保険商品と投資信託を同一のお客さまに販売した際に、お客さま本位でない営業が行われた可能性がある事案を把握し、一部取引については、法令違反に該当すると判断しております。」
前回の「可能性がある事案」の把握から進み、一部取引について法令違反に該当すると判断したことを記載している。 - FY2021-Q2初出有価証券報告書
「2019年4月から2020年6月までにお客さまよりいただいた苦情から、かんぽ生命保険商品と投資信託を同一のお客さまに販売した際に、お客さま本位でない営業が行われ、一部のお客さまにおいてはご意向に沿っていない取引が行われた可能性がある事案を把握しております。」
複数の商品を同一顧客に販売した際の顧客意向に沿わない可能性のある事案が、苦情分析を通じて新たに把握された。対象顧客への意向確認と改善対応を進めるとしている。