中国メーカー向けスマートフォン需要の減少
FY2016に初出。17回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
ジオマテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。16社中10社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに9社。
- FY2023対処有価証券報告書
「中国市場においてスマートフォン向け液晶パネル関連製品への需要低迷が継続し回復の見込みが厳しいことから、今後の当社事業の方向性を勘案した結果、経営資源を日本国内へ集中することが最優先であると判断いたしました。」
中国スマートフォン向け需要の低迷は続いているが、同市場に関係する中国子会社の全持分譲渡が完了し、中国事業へのエクスポージャーを縮小する対応が実行済みとなった。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「中国市場においてスマートフォン向け液晶パネル関連製品への需要低迷が継続し回復の見込みが厳しいこと」
中国スマートフォン向け液晶パネル関連製品の需要低迷と回復見込みの厳しさを、子会社譲渡理由として引き続き記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、中国市場においてスマートフォン向け液晶パネル関連製品への需要低迷が継続し回復の見込みが厳しいこと、また、昨今の世界的な原油高、物価高の影響により日本経済も厳しい局面を迎えることが想定されていることから、今後の当社事業の方向性を勘案した結果、当社として経営資源を日本国内へ集中することが最優先であると判断し、今般、当社が保有する吉奥馬科技(無錫)有限公司の全出資持分の譲渡を決定いたしました。」
中国スマートフォン向け液晶パネル関連製品の需要低迷が継続し、回復見込みも厳しいと記載されている。これが中国子会社譲渡の判断理由の一つとされている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「また、このような構造的な環境変化に加え、米中関係悪化による中国スマートフォン自体の生産減少や世界的な半導体不足の影響、さらにはロシアによるウクライナ侵攻や円安の進行によるエネルギーや原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱など経営環境はより一層厳しさを増している状況にあります。」
米中関係悪化による中国スマートフォン生産減少が、半導体不足や地政学的要因と並ぶ厳しい経営環境の要因として引き続き記載されている。 - FY2021再掲有価証券報告書
「スマートフォン向けは、第3四半期に米国スマートフォンメーカー向けで受注増加があったものの、全体としては液晶パネル関連需要の減速や米中対立による中国スマートフォンメーカーの生産減少の影響を受けるなど厳しい状況で推移いたしました。」
中国スマートフォンメーカーの生産減少による受注への影響が続く一方、第3四半期には米国スマートフォンメーカー向け受注増加も記載している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「スマートフォン向けは米中対立により中国スマートフォンメーカー向けで受注が大きく減少する中、第3四半期にかけて米国スマートフォン向け受注が好調に推移いたしました。」
中国スマートフォンメーカー向け受注の大幅減少が続く一方、米国スマートフォン向け受注は第3四半期にかけて好調と記載されている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「液晶パネル用帯電防止膜及びタッチパネル用透明導電膜は、車載向けはメーターパネルやその他表示器機のフラットパネルディスプレイ化が進んでいることから受注は伸びているものの、スマートフォン向けは一部中国スマートフォンメーカー向けで期初は好調でしたが、米中対立の影響により後半にかけて大幅に受注が減少いたしました。」
中国スマートフォンメーカー向けは期初に好調だったものの、米中対立の影響により後半にかけて受注が大幅に減少したと記載され、需要悪化が具体化している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「米中関係の悪化により中国スマートフォンメーカーの販売が減少傾向にあることから当社グループの受注にも影響が出ております。」
中国スマートフォンメーカーの販売減少について、米中関係の悪化を要因として明示し、受注への影響が発生していると記載している。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「液晶パネル用帯電防止膜は、液晶ディスプレイパネルを搭載したスマートフォンの伸びが低下していることや、米中貿易摩擦の影響から中国スマートフォンメーカーの生産が鈍化していることから受注が減少いたしました。」
中国スマートフォンメーカーについて、生産鈍化の要因として米中貿易摩擦が明示され、受注減少が続いている。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、カーナビゲーション向けは安定的に移行しましたが、スマートフォン向けは、中国系スマートフォンの需要が伸び悩んだことから受注は減少いたしました。」
中国系スマートフォンの需要伸び悩みによる受注減少を引き続き記載している。 - FY2019悪化有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、中国スマートフォンメーカー向けや、カーナビゲーション向けで市場の伸びが鈍化する中、受注が大幅に縮小したことから厳しい状況で推移いたしました。」
中国スマートフォンメーカー向けについて、市場の伸び鈍化を背景に受注が大幅に縮小したと通期でも記載され、前期からの悪化が確認されている。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、中国スマートフォンメーカー向けやカーナビゲーション向けで市場の伸びが鈍化する中、受注が大幅に減少したことから厳しい状況で推移いたしました。」
中国スマートフォンメーカー向けについて、市場の伸び鈍化を背景に受注が大幅に減少したと記載され、前四半期までの需要伸び悩みから悪化が具体化している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、カーナビゲーション向けでタッチパネルの方式が抵抗膜方式から静電容量方式に移行していること、また、スマートフォン向けは、中国スマートフォンへの需要が伸び悩んだことから受注は減少いたしました。」
中国スマートフォン向け需要の伸び悩みと受注減少を引き続き記載している。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、カーナビゲーション向けでタッチパネルの方式が抵抗膜方式から静電容量方式に移行していること、また、スマートフォン向けは、中国スマートフォンへの需要が伸び悩んだことから受注は減少いたしました。」
前期に安定的とされた中国スマートフォン向けについて、需要の伸び悩みにより受注減少が記載され、状況が悪化している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、中国メーカーのスマートフォン向けは安定的に推移しましたが、タブレット端末向け、カーナビゲーション向けは減少いたしました。」
中国メーカーのスマートフォン向け需要は安定的に推移した一方、タブレット端末・カーナビゲーション向けは減少している。 - FY2017-Q3対処有価証券報告書
「タッチパネル用透明導電膜は、中国メーカーのスマートフォン向けは安定的に推移しましたが、タブレット端末向け、カーナビゲーション向けは減少いたしました。」
中国メーカーのスマートフォン向けは安定的に推移したと記載され、過去に記載された同市場向け需要減少の状況から一部改善が示されている。一方、他用途は減少した。 - FY2016顕在化有価証券報告書
「中国メーカー向けスマートフォン用の受注は大幅に減少いたしました。この結果、売上高は63億93百万円(前期比23.1%減)となりました。」
中国メーカー向け需要の減少が実際の受注・FPD用基板売上の減少として記載されている。