中国における調達コスト上昇リスク
FY2016に初出。10回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
ツインバードがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。53社中24社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに30社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「優良な製造委託先とのパートナーシップをさらに強化するとともに、VA/VE活動を通じて品質の向上と部品の共通化促進などを推進し、調達コスト低減と安定供給体制の強化に努めてまいります。また調達価格が著しく高騰した場合においては、市場の状況に応じた売価反映を検討いたします。」
製造委託先の調達価格高騰・供給不足リスクを継続し、VA/VE、部品共通化、委託先とのパートナーシップ、価格転嫁を対応策として具体化している。 - FY2023再定義有価証券報告書
「当社グループは製造委託先から十分な品質の製品、部材等をタイムリーに調達することが競争力を維持する上で不可欠となります。製造委託先の人件費高騰などにより調達価格が上昇した場合、当社グループの業績や財政状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の中国製造委託先における調達コスト上昇リスクから、製造委託先全般の調達価格高騰と供給タイミング・品質を含む調達リスクへ整理を広げている。 - FY2021悪化有価証券報告書
「中国製造委託先からの調達価格の高騰や供給不足について [発生可能性:高 影響度:高]」
従来の中国製造委託先における調達コスト上昇リスクから、調達価格の高騰に加えて災害等による供給不足・安定供給の阻害まで対象を広げ、発生可能性・影響度をともに高と明示している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループの当連結会計年度における売上高は12,159百万円となり、消費税率引き上げ後の反動や、新型コロナウイルスの感染拡大により中国国内における製品製造の遅延が発生したものの、前期比533百万円の増収(増減率+4.6%)となりました。」
中国製造委託先に関する調達価格上昇リスクに加え、新型コロナウイルス感染拡大による中国国内の製品製造遅延が実際に発生したと記載している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「上期までの売上高減収に加え、新製品開発時の品質改善費用の発生、中国における製造原価の上昇、及び国内物流における運賃や倉庫費用の増加等が影響しております。」
中国における製造原価の上昇が実際に発生し、売上高減収等とともに当期の利益減少に影響したと説明している。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「利益面につきましては、営業損失は178百万円、経常損失は209百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失は151百万円といずれも損失計上となりました。売上高の減収による影響が大きく、また中国における製造原価の高騰も影響しております。」
中国における製造原価の高騰が、当第2四半期累計期間の営業損失・経常損失・純損失に影響したと説明しており、既存リスクの実際の影響を再度記載している。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「中国における製造原価の高騰や、現在の市場レートと比べ不利な為替予約が一部当期に残っていたことによる調達コスト増加も影響しております。」
中国における製造原価の高騰が実際に発生し、調達コスト増加を通じて当第1四半期の損失に影響したと説明している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社は中国製造委託先への製造比率が高いため、人件費の高騰などによる調達コストが上昇するリスクがあります。連結子会社双鳥電器(深圳)有限公司とともに、品質の向上と部品の共通化促進などにより、調達コスト低減に努めてまいります。」
中国製造委託先への依存に伴う調達コスト上昇リスクと、品質向上・部品共通化による対応策を再掲している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社は中国製造委託先への製造比率が高いため、人件費の高騰などによる調達コストが上昇するリスクがあります。連結子会社双鳥電器(深圳)有限公司とともに、品質の向上と部品の共通化促進などにより、調達コスト低減に努めて参ります。」
中国製造委託先への依存による調達コスト上昇リスクと、品質向上・部品共通化による対応策を再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社は中国製造委託先への生産比率が高いため、人件費の高騰などによる調達コストが上昇するリスクがあります。連結子会社双鳥電器(深圳)有限公司とともに、品質の向上と部品の共通化促進などにより、調達コスト低減に努めて参ります。」
中国製造委託先への依存に起因する人件費高騰・調達コスト上昇をリスクとして示し、品質向上と部品共通化を対応策としている。