半導体事業のスマートファクトリー化とQCD改善
FY2021に初出。8回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2027-H1。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。20社中2社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに18社。
- FY2027-H1前進有価証券報告書
「今後は、旺盛な需要に対応する生産体制の構築を実現するとともに、下期より原材料の高騰に伴う価格転嫁を実施することにより利益改善に努めてまいります。」
旺盛な需要への対応を目的に、生産体制の構築を進める方針が示された。半導体事業の生産能力・供給体制強化が新たな需要局面に対応する施策として具体化している。 - FY2026前進有価証券報告書
「重点施策:①新規設備稼働による生産性向上 ②新製品の販売実現」
半導体事業の次年度重点施策として、新規設備の稼働による生産性向上と新製品販売を明示した。リードタイム短縮、SiC競争力強化、大容量デバイス開発にも展開する。 - FY2025前進有価証券報告書
「当連結会計年度に実施いたしました設備投資の総額は、2,140百万円であります。その主なものは、当社の基幹システムのバージョンアップ333百万円、半導体事業における新製品、生産能力増強に関する設備投資額317百万円であります。」
スマートファクトリー化・生産能力強化に関連して、FY2025に設備投資総額21億40百万円、半導体の新製品・生産能力増強投資3億17百万円を実施した。基幹システムのバージョンアップも進んだ。 - FY2024前進有価証券報告書
「当社 岡山工場 半導体(後工程)合理化設備 400 317 自己株式処分資金 2022年12月 2025年4月」
岡山工場の後工程合理化設備について、総額4億円のうち3億17百万円を支払済みで、2025年4月の完了予定を示している。設備投資は未完了だが、実行段階が進んでいる。 - FY2023設備投資計画の未完了・次年度継続有価証券報告書
「ものづくりの安定化を目指し、特に半導体事業で注力している合理化・自動化に向けた設備投資は、設備の納期遅延の影響を受けたことで当連結会計年度の計画分を完了していないことから次年度へ継続いたします。」
合理化・自動化設備投資は設備納期遅延によりFY2023計画分を完了できず、次年度へ継続する状況となった。岡山工場の前工程増産設備800百万円、後工程合理化設備400百万円の計画が継続している。 - FY2023-Q2前進有価証券報告書
「ものづくりの安定化を目指し計画しておりました合理化・自動化に向けた設備投資は、納期遅延の影響を受けておりますが、引き続き中期経営計画に基づく重点施策を着実に進めてまいります。」
合理化・自動化投資は納期遅延の影響を受けているが、岡山工場の前工程増産設備800百万円、後工程合理化設備400百万円を2022年12月から2024年3月・2025年4月にかけて実施する具体計画が示された。前工程は完成後の能力10%増加を見込む。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「生産面では、工作機械関連、半導体の需要が好調に推移したことにより生産対応に追われるなか、生産効率の向上と品質向上に注力しております。」
工作機械関連・半導体需要への生産対応を進めるなか、生産効率と品質の向上に注力する方針を再確認している。 - FY2021初出有価証券報告書
「主要工程に自動化設備を導入し、生産効率を向上させるとともに、バラツキによる工程不良発生根絶を目指します。また、工程情報と半導体統括管理システムの連携強化により、生産工程を「見える化」し、原材料調達並びに在庫管理の仕組みを一元管理することでQCD(品質・コスト・納期)のさらなる改善を行ってまいります。」
半導体事業について、主要工程の自動化、設計・部材の標準化、工程情報と統括管理システムの連携、調達・在庫管理の一元化を組み合わせたスマートファクトリー化を新たな重点施策として示している。