事業ポートフォリオの変革と変革投資
FY2017に初出。11回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2021。直近の記載はFY2026。
シスメックスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。14社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに3社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「本中期経営計画では、当社の強みを確かな成長機会とすべく、以下4つのテーマに優先的に取り組んでまいります。①ダイアグノスティクス事業の競争力強化、②ダイアグノスティクス事業の強みを活かした医療DXとデータ活用の推進、③バリューチェーン改革による収益性向上、④財務・資本戦略の再設計。」
事業ポートフォリオ変革の方針を、新中期経営計画における診断事業、医療DX・データ、バリューチェーン、財務・資本の4テーマへ再整理した。 - FY2026-H1前進有価証券報告書
「競争力が高く、高品質なBioMajestyを含む対象事業を譲り受けることにより、これまで築いてきた試薬メーカーとのパートナーシップを発展させると共に、世界中で新たな協業の機会を広げ、製品ポートフォリオの強化を図ります。また、試薬ビジネスの拡大を伴う生化学検査・免疫検査分野での事業展開に加え、基本的なスクリーニング検査を網羅的に提供可能な製品ポートフォリオと販売・カスタマーケアの強みを活かし、グローバル市場での堅調な検査ニーズにお応えすることを目指してまいります。」
日本電子の医用機器事業取得により、BioMajestyを含む製品ポートフォリオ、生化学・免疫検査分野、試薬ビジネス、販売・カスタマーケアの強化を図る方針を具体化した。 - FY2025-H1前進有価証券報告書
「2024年6月 当社は、再生細胞医療における細胞培養液中の分泌タンパク質を測定する研究用試薬(「(研究用)HISCL™ VEGF試薬」、「(研究用)HISCL™ PEDF試薬」)、(以下、本製品)を国内から販売開始いたしました。」
再生細胞医療領域で、細胞培養液中の分泌タンパク質を測定する研究用試薬の販売を開始し、細胞医薬品の品質管理試験の自動化・効率化に向けた製品展開を具体化した。 - FY2024再掲有価証券報告書
「更に、非連続な成長を実現するため、MR(Medical Robot)事業、再生細胞医療事業等を新たに加え、事業領域の拡大に向けた取り組みを推進いたします。」
MR事業や再生細胞医療事業を加えた事業領域拡大の方針を再掲している。 - FY2024-Q3前進有価証券報告書
「再生細胞医療領域では、ヒトiPS細胞から血小板を産生させる基盤技術を有する株式会社メガカリオン(以下、メガカリオン)を連結子会社化いたしました。メガカリオンを当社グループの一員とすることで更にシナジーを発揮し、高品質かつ安全性の高いiPS細胞由来血小板製剤の事業化を加速します。」
事業ポートフォリオの拡大方針について、iPS細胞由来血小板の基盤技術を有するメガカリオンを連結子会社化し、再生細胞医療の事業化を具体的に進めた。 - FY2023引き上げ有価証券報告書
「更に、非連続な成長を実現するため、MR(Medical Robot)事業、再生細胞医療事業等を新たに加え、事業領域の拡大に向けた取り組みを推進いたします。」
既存のIVD・ライフサイエンス中心のポートフォリオに、MR事業と再生細胞医療事業を新たに加える方針を明示し、事業領域を拡大した。 - FY2022中期計画の重点アクションを具体化有価証券報告書
「当社グループでは、2021年4月より新たな中期経営計画(2022年3月期から2024年3月期まで)をスタートさせております。2025年に向けた長期ビジョン(2018年制定)に基づくポジショニング目標の達成を目指し、今後3年間で取り組むべき重点アクションを設定し、具体的施策の実行を継続して推進いたします。グループ最大の収益源であるヘマトロジー分野に加え、血液凝固検査分野、免疫検査分野、ライフサイエンス分野を重点分野と定め、優先的な資源配分により研究開発活動を強化し、新たな価値の創出と製品ラインアップの拡充を実現いたします。更に、手術支援ロボットを核とした新たな事業の創出と育成にも引き続き取り組み、非連続な成長の実現を目指します。」
2024年3月期までの新中期計画について、今後3年間の重点アクション、重点4分野への優先資源配分、手術支援ロボットを核とする新事業育成を具体的に記載している。 - FY2021前進有価証券報告書
「当社グループ中期経営計画では、2025年に向けた長期ビジョン(2018年制定)に基づくポジショニング目標の達成に向けて、グループ最大の収益源である血球計数検査分野に加え、血液凝固検査分野、免疫検査分野、ライフサイエンス分野を重点分野と定め、優先的な資源配分により研究開発活動を強化し、新たな価値の創出と製品ラインアップの拡充を実現いたします。」
既存コア事業と遺伝子検査等の次のコア事業という従来の方向性を、血球計数・血液凝固・免疫・ライフサイエンスを重点分野とする優先資源配分へ具体化した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「血球計数検査・尿検査・血液凝固検査・免疫検査分野における製品ラインアップの拡充、ライフサイエンス事業の拡大及び個別化医療に資する新たな診断価値創出により、成長力・収益力の強化を図ります。」
IVDの既存コア分野強化と、ライフサイエンス・個別化医療を次の成長領域とする事業ポートフォリオの方向性を再掲している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「コア事業である血球計数検査分野、血液凝固検査分野、免疫検査分野および尿検査分野におけるグローバルでの成長性と収益性の強化に加え、遺伝子検査分野などを次のコア事業と位置付け、積極的な投資による事業化の推進に取り組んでまいりました。」
既存コア事業の強化と、遺伝子検査等を次のコア事業として積極投資する事業ポートフォリオの方向性を再掲している。 - FY2017初出有価証券報告書
「また、平成32年以降の継続的な成長を見据え、実行スピードを加速し、事業ポートフォリオの変革を推進するとともに、人材やIT基盤など変革への投資を行います。」
平成32年以降の成長を見据えた事業ポートフォリオ変革と、人材・IT基盤への投資を初めて明示している。