半導体供給不足による顧客の生産調整リスク
FY2021-Q1に初出。12回の記載のうち4回が「対処」で、最初の「対処」はFY2023-Q1。直近の記載はFY2024-Q1。
スミダコーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに54社。
- FY2024-Q1対処有価証券報告書
「前年に半導体不足による供給制約が発生した反動で、北米・欧州・中国いずれにおいても前年を上回る販売台数でした。」
前年に発生した半導体不足による供給制約の反動もあり、北米・欧州・中国の販売台数が前年を上回り、顧客の生産調整リスクは弱まった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「車載市場では半導体の供給が大幅に改善し、全世界的に完成車生産が回復局面に入っています。」
半導体供給が大幅に改善し、完成車生産が回復局面に入ったことで、顧客の生産調整リスクは前年度からさらに弱まったと記載している。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「世界的な半導体不足、サプライチェーン(供給網)混乱が緩和したことにより新車生産台数が伸び、更にEV/xEV向け売上も好調に推移しました。」
半導体不足とサプライチェーン混乱が緩和し、新車生産が伸びたことから、顧客の生産調整リスクは前年度より弱まった。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「世界的な半導体不足、サプライチェーン(供給網)の混乱の緩和で新車生産台数が伸び、EV/xEV関連売上も好調に推移しました。」
半導体不足・サプライチェーン混乱の緩和により自動車生産が回復し、顧客の生産調整リスクは前年度より弱まった。 - FY2022後退有価証券報告書
「半導体不足による自動車減産は緩和の兆しが見えてきましたが、地政学リスクの増大やインフレの加速等による欧米、中国の景気下振れ懸念が強まり、先行き不透明感が広がっています。」
半導体不足による自動車減産には緩和の兆しが示され、前四半期までの供給不足の影響から一部弱まった。一方、地政学・インフレによる下振れ懸念は残っている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足、サプライチェーンの混乱が続いたことで新車生産台数が伸び悩む中、EV/xEV関連売上が堅調に推移したことから、車載市場の売上収益は前年同四半期比26.7%増の59,408百万円となりました。」
半導体不足が新車生産に影響し続ける一方、EV/xEV関連は堅調という顧客生産調整リスクの状況を継続して記載している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足、サプライチェーンの混乱が続いたことで新車生産台数が伸び悩む中、EV/xEV関連売上が堅調に推移したことから、車載市場の売上収益は前年同四半期比16.5%増の36,395百万円となりました。」
半導体不足が世界の自動車生産に影響し続けている一方、EV/xEV関連売上は堅調に推移している。 - FY2022-Q1再掲有価証券報告書
「また、半導体不足が世界の自動車生産に影響を与えているものの、ガソリン価格高騰によりEV/xEVの販売が伸び、その関連は好調に推移しました。」
半導体不足が世界の自動車生産に影響し続け、EV/xEV以外を含む顧客の生産への影響が懸念される一方、EV/xEV関連は好調に推移している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「利益面では銅、プラスチック成型材料などの原材料価格の上昇による当社の製品価格に関する影響と当社グループの顧客で問題となっている半導体供給不足による生産調整等の影響がみられました。」
半導体供給不足が顧客の生産調整に実際に影響し、製品価格への原材料価格上昇の転嫁にも影響がみられたと記載している。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「電子部品業界では、アジアでの新型コロナウイルスの感染拡大が半導体などの部品不足や物流網の混乱の影響を受けた自動車減産の動きから電子部品も一部影響を受けたものの、サプライチェーンリスクを回避するため、自動車向け等で在庫水準を引き上げる動きが強まりました。」
半導体不足が自動車減産や電子部品への影響として継続し、顧客の生産調整・納品延期・製品在庫増加にもつながっている。供給不足の影響範囲が実績面で拡大している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「また、自動車・テクノロジー業界の生産を阻害している世界的な半導体不足に拍車がかかり、更に新型コロナウイルス変異株の感染拡大による世界的景気悪化懸念が強まっています。」
前四半期に懸念材料として初めて記載された半導体供給不足について、自動車・テクノロジー業界の生産を実際に阻害していると記載し、リスクが顕在化している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「当社グループの顧客で問題となっている半導体供給不足による生産調整等が今後の懸念材料として挙げられます。」
顧客で半導体供給不足が問題となっており、今後の生産調整につながる可能性を新たな懸念材料として初めて記載している。