タッチパネル市場の競争激化・価格下落・方式転換
FY2017-Q3に初出。22回の記載のうち10回が「再掲」。直近の記載はFY2024。
SMKがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「SCI事業全体として、市場の落ち込みおよび主要顧客の在庫調整が想定よりも長期化したことが響き、前年を下回る結果となりました。」
タッチセンサーを含むSCI事業で需要減・在庫調整の影響が続いており、競争・採算面のリスクが継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「車載市場向けは、タッチセンサーは採用モデルの生産終了の影響を受けたこと、また、在庫調整の影響もありカメラモジュール・操作ユニットなどが低位推移しました。」
タッチセンサーでは採用モデルの生産終了、車載製品では在庫調整の影響が継続している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「また、タッチセンサーは採用モデルの生産終了の影響を受け前年を下回りました。」
タッチセンサーについて、従来の需要減少・競争激化に加え、採用モデルの生産終了が前年割れの要因として明示された。方式転換・競争環境に加えて個別モデル終了の影響が発生している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「上記の資産グループのうち、SCI事業部、開発センター、SMK Manufacturing, Inc.及びSMK Electronica S.A. de C.V.については、主要得意先の需要減少や競合メーカーとの競争激化により売上高、利益ともに低下傾向にあり、将来キャッシュ・フローの見積りを行いましたが、資産価額を回復するまでの収益力が認められなかったため、これらの資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額しました。」
主要得意先の需要減少・競争激化により、SCI事業部等で収益力が回復せず、減損損失517百万円を計上している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「SCI事業部(タッチセンサー製造設備)については、主要得意先の需要減少や競合メーカーとの競争激化により売上高、利益ともに低下傾向にあり、将来キャッシュ・フローの見積りを行いましたが、資産価額を回復するまでの収益力が認められなかったため、資産グループの帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失3百万円として特別損失に計上しました。」
タッチセンサーについて、主要得意先の需要減少・競争激化が売上・利益低下と3百万円の減損損失として顕在化している。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「車載市場においては、中国や米国を中心に自動車生産が回復したことにより、カメラモジュール、操作ユニット、タッチセンサーなどの受注が好調に推移し、前年を上回る結果となりました。」
自動車生産回復により、タッチセンサーを含む車載製品の受注が回復し前年を上回る状況を継続している。 - FY2022-Q1前進有価証券報告書
「車載市場においては、中国や米国を中心に自動車生産が回復したことにより、カメラモジュールなどのユニットとタッチセンサーの受注が回復し、前年を上回る結果となりました。」
世界的な自動車販売不振により前年割れが続いていた車載タッチ関連製品について、受注回復により前年を上回った。 - FY2021-Q3後退有価証券報告書
「車載市場では、カメラモジュールなどのユニットとタッチパネルが、第3四半期に入り受注回復の兆しが一部見られたものの、当第3四半期連結累計期間では世界的な自動車販売不振の影響を大きく受け、前年を割り込む結果になりました。」
世界的な自動車販売不振により車載タッチパネル等は累計で大幅な前年割れとなっているが、第3四半期に一部受注回復の兆しが記載されている。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「車載市場では、カメラモジュールなどのユニットとタッチパネルが、世界的な自動車販売不振の影響を受け、前年を大幅に割り込む結果になりました。」
従来の中国自動車販売減やモジュール化・競争激化に加え、世界的な自動車販売不振の影響が車載タッチパネルに大きく及び、前年を大幅に下回っている。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「また、ユニットとタッチパネルは、世界的な自動車販売不振の影響を大きく受け、前年を大幅に割り込む結果になりました。」
従来の中国自動車販売減などに加え、世界的な自動車販売不振の影響が大きく現れ、ユニット・タッチパネルが前年を大幅に下回っている。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「一方、タッチパネルは、主力の車載用が液晶メーカーによるタッチパネルモジュール化の加速や、中国マーケットでの自動車販売減などの影響により、前年を割り込む結果となりました。」
液晶メーカーによるモジュール化の加速と中国の自動車販売減による車載用タッチパネルの前年割れが継続している。 - FY2020-Q2再掲有価証券報告書
「タッチパネルは主力の車載用において北米向けは順調に推移したものの、液晶メーカーによるタッチパネルモジュール化の加速や、競合タッチパネルメーカーとの競争激化および中国マーケットでの自動車販売減などの影響により、前年を割り込む結果となりました。」
液晶メーカーによるモジュール化、競争激化、中国の自動車販売減による車載用タッチパネルの前年割れを引き続き記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「タッチパネルは主力の車載用において北米向けは順調に推移したものの、液晶メーカーによるタッチパネルモジュール化の加速や、競合タッチパネルメーカーとの競争激化および中国マーケットでの自動車販売減などの影響により、前年を割り込む結果となりました。一方、車載以外の市場では、抵抗膜方式では業務用プリンター用が、静電容量方式では家電製品用タッチパネルの売上げが順調に拡大しましたが車載用の落ち込みをカバーするには至らず、タッチパネル全体では前年を下回る結果となりました。」
従来の方式転換・競争激化に加え、液晶メーカーによるモジュール化の加速と中国マーケットの自動車販売減が記載され、車載用の落ち込みがタッチパネル全体の前年割れにつながっている。 - FY2019再掲有価証券報告書
「主力の車載向けタッチパネルでは抵抗膜方式から静電容量方式へと需要が大きく移行し、競合タッチパネルメーカーとの競争が激化しました。この環境変化の中、車載向け静電容量方式についても北米向けは順調に推移しましたが、抵抗膜方式の落ち込みをカバーするには至らず、前年を割り込む結果となりました。」
方式転換と競争激化が継続し、北米向け静電容量方式の伸長だけでは抵抗膜方式の落ち込みを補えない状況を通期でも記載している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「タッチパネルでは、主力の車載向け市場はもとより、他の市場向けも抵抗膜方式から静電容量方式へと需要が大きく移行し、市場環境が大きく変化しております。そのような市場環境変化の中、主力の車載市場においては静電容量方式を中心に北米向けは順調に推移しましたが、欧州車向けは多少の需要減がありました。しかし、車載以外の市場では、抵抗膜方式では工作機器向け及び事務機向けが、静電容量方式ではウェアラブル機器向けやセットトップボックス向けタッチパネルの売上が順調に前年を上回ったものの、全体では前年を若干割り込む結果となりました。」
抵抗膜方式から静電容量方式への需要移行が継続している。北米向けや車載以外の複数用途は前年超過となったが、欧州車向けの需要減により全体では前年割れが続いている。 - FY2019-Q2欧州車向け需要減・全体前年割れ有価証券報告書
「主力の車載市場においては静電容量方式を中心に北米向けは順調に推移したものの、欧州車向けは多少の需要減がありました。しかし、車載以外の市場では、抵抗膜方式では工作機器向けおよび事務機向けが、静電容量方式ではウェアラブル機器向けタッチパネルの売上が順調に前年を上回り、全体では前年を若干割り込む結果となりました。」
前回記載された欧州車載向け量産時期の遅延から、今回は欧州車向けの需要減へと要因の表現が変化している。北米車載および車載以外の複数用途は前年超過となったが、全体では前年割れが続いている。 - FY2019-Q1一部用途好調・欧州量産遅延有価証券報告書
「主力の車載向け市場に限らず、タッチパネル市場において抵抗膜方式から静電容量方式へと需要が大きく移行し、市場環境が大きく変化しております。そのような市場環境変化の中、抵抗膜方式では工作機器向けが、静電容量方式ではウェアラブル機器向けタッチパネルの売上が前年を上回る結果となり好調を維持しております。主力の北米車載向けも順調に推移しておりますが、新規受注獲得した欧州車載向けタッチパネルの量産時期が当初よりも遅れたため、前年を割り込む結果となりました。」
方式転換による市場環境の変化は続いている。工作機器向け・ウェアラブル機器向け・北米車載向けは好調または前年超過となる一方、欧州車載向けは量産時期の遅延により前年割れとなっている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場では、抵抗膜方式から静電容量方式への需要の移行により、市場環境が引き続き大きく変化しております。静電容量方式の新規受注に加え、車載向け以外の工作機械向け及びウェアラブル端末向け等の受注を継続的に獲得しておりますが、抵抗膜方式の落ち込みをカバーするには至らず、前年を割り込む結果となりました。」
抵抗膜方式から静電容量方式への需要移行が続き、新規受注を獲得しているものの、抵抗膜方式の落ち込みを補完できず前年割れとなっている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場では、抵抗膜方式から静電容量方式への需要の移行により、市場環境が引き続き大きく変化しております。静電容量方式の新規受注に加え、車載向け以外の工作機械及び事務機器用など産機市場向けの受注を継続的に獲得しておりますが、抵抗膜方式の落ち込みを完全にカバーするには至らず、前年を割り込む結果となりました。」
抵抗膜方式から静電容量方式への需要移行が継続し、新規受注を獲得しているものの、抵抗膜方式の落ち込みを補完できず前年割れとなっている。 - FY2018-Q1方式転換継続・新規受注も補完不足有価証券報告書
「主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場では、抵抗膜方式から静電容量方式への需要の移行が進展し、市場環境が大きく変化いたしました。静電容量方式の新規受注が進み、車載向け以外の産機市場においても工作機械及び事務機器用などの受注を継続的に獲得しておりますが、抵抗膜方式の落ち込みを完全にカバーするには至らず、前年を割り込む結果となりました。」
抵抗膜方式から静電容量方式への需要移行が進み、静電容量方式や産機向けの受注を獲得しているが、抵抗膜方式の落ち込みを完全には補えていない。 - FY2017再掲有価証券報告書
「主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場で、ユーザーからのスマートフォン同様の操作性要求に対応し、抵抗膜方式から静電容量方式への需要の移行が大きく進み、競争環境が厳しくなっております。これに加え、中国タッチパネルメーカーの参入もあり、販売数量は前年と同水準で推移したものの、製品価格が下落し、前年を割り込む結果となりました。」
静電容量方式への需要移行、中国メーカー参入、製品価格下落による車載タッチパネル事業の競争・採算悪化を通期でも記載している。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「主力の車載向けカーナビゲーション及びセンターコンソール用タッチパネル市場では、ユーザーからのスマートフォン同様の操作性の要求を受け、静電容量方式への需要の移行が進み競争環境が厳しくなっております。これに加え、中国タッチパネルメーカーの参入もあり、販売数量は前年と同水準で推移したものの、市場価格の下落により前年を割り込む結果となりました。」
スマートフォン同様の操作性要求による静電容量方式への需要移行、中国メーカー参入、価格下落により、車載タッチパネルの売上が前年割れとなっている。