M&A・投融資先の回収不能と減損リスク
FY2019に初出。9回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2020-Q2。直近の記載はFY2026。
RVHがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。83社中28社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに88社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当社グループといたしましては、投融資案件に対しリスク及び回収可能性を十分に事前評価し、投融資を行っておりますが、投融資先の事業の状況が当社グループに与える影響を確実に予測することは困難な場合があり、投融資額を回収できなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
投融資の事前評価を行う方針とともに、投融資先の収益状況や回収可能性を確実に予測できないリスクを引き続き開示している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「株式会社BS ENERGY及び井の三風力発電株式会社に係るのれん507,981千円を減損損失として、太陽光発電関連事業に係る仕掛品100,000千円を棚卸資産評価損として特別損失に計上いたしました。」
M&A・投融資先の事業計画未達及び回収・収益化リスクが、BS ENERGY等ののれん減損507,981千円及び太陽光発電関連仕掛品評価損100,000千円として実際の損失に表れた。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループといたしましては、投融資案件に対しリスク及び回収可能性を十分に事前評価し、投融資を行っておりますが、投融資先の事業の状況が当社グループに与える影響を確実に予測することは困難な場合があり、投融資額を回収できなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
M&A・投融資について、事前評価を行う方針とともに、回収不能及び減損の可能性を引き続き重要リスクとして開示している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「連結子会社であるK2D株式会社ののれんについては、取得時に検討した事業計画において、当初想定していた収益が見込めなくなったことから、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上しております。」
M&A・投融資先の収益化リスクが、K2Dの想定収益未達及び67百万円ののれん減損として追加的に顕在化した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「「WEBサービス」セグメントにおいて一部子会社にて当初想定していた収益が見込めなくなったため減損損失67百万円を計上しております。」
投融資先・子会社の収益化リスクが、当初想定した収益の未達によるWEBサービス子会社の減損損失67百万円として追加的に顕在化した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「株式会社ラブリークィーンの株式譲渡に係る関係会社株式売却損451百万円及び債権放棄損742百万円を計上した」
M&A・投融資先の回収・収益化リスクが、ラブリークィーン株式譲渡損451百万円及び債権放棄損742百万円として実際の損失に表れている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「特別損失は、のれん等の減損損失1,987百万円、貸倒引当金繰入額1,195百万円の計上等により、3,307百万円(前年同期比139.2%増)となりました。」
投融資・子会社の収益悪化に伴うリスクが、のれん等の減損損失1,987百万円及び貸倒引当金繰入額1,195百万円として前年より大きく顕在化した。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「「その他事業」セグメントにおいて一部子会社にて当初想定していた収益が見込めなくなったため減損損失356百万円を計上しております。」
投融資先・子会社について当初想定した収益が見込めなくなり、356百万円の減損損失が実際に計上された。M&A・投融資先の回収不能及び減損リスクが具体的な損失として表れている。 - FY2019初出有価証券報告書
「当社グループは、今後の事業拡大及び収益力向上のため、国内外を問わず企業の買収や子会社設立、合弁事業の展開、アライアンスを目的とした事業投資等を実施する場合があります。投融資額を回収できなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
買収、子会社設立、合弁、アライアンス等の投融資について、投融資先の事業状況を予測できず、回収不能や減損が生じる可能性をリスクとして開示している。