世界的な半導体不足による調達リスク
FY2022-Q1に初出。9回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2025。
アンリツがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。31社中12社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに2社。
- FY2025再定義有価証券報告書
「当社グループは、電子部品等の安定調達を目指して、取引先との強固な関係構築に努めるとともに、部品調達リスクを速やかに把握する仕組み作りや、戦略的な部品在庫の確保などの対策を講じています。」
半導体不足を中心とした従来のリスク記載から、電子部品全般の安定調達・サプライチェーン混乱リスクへ整理している。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「また、部品調達難については一部の部品を除き改善の兆しがありますが、引き続き戦略的な部品在庫の確保などの対策によりリスクの最小化を図っています。」
部品調達難は一部を除き改善の兆しがあるとし、戦略的な部品在庫の確保によるリスク最小化を継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「また、半導体不足をはじめとした部品調達リスクに対しては、取引先と強固な関係を構築し、情報を速やかに把握する仕組み作りや、戦略的な部品在庫の確保などの対策を講じています。あわせて、リスクの高い部品については代替品への変更などによりリスクの最小化を図っています。」
半導体不足の長期化を重要なリスクとして継続認識し、取引先連携、情報把握、戦略的在庫、代替品への変更による対応を継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「また、物価や金利の上昇に加え、地政学的リスクの高まり、世界的な半導体不足の長期化も企業業績に対する重要なリスク要因となっています。」
世界的な半導体不足の長期化を重要な業績リスクとして継続開示している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「世界的な半導体不足の長期化も企業業績に対する重要なリスク要因となっています。」
半導体不足の長期化を重要な業績リスクとして継続開示している。通信計測事業及びPQA事業では部品調達費等の増加が業績に影響した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「一方、半導体不足をはじめとした部品調達リスクに対しては、取引先と強固な関係を構築し、情報を速やかに把握する仕組み作りや、戦略的な部品在庫の確保などの対策を講じています。」
半導体不足の長期化を重要なリスク要因とし、対策プロジェクト、戦略的在庫、代替品への変更等の対応を進めた。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間は、5Gチップセット及び携帯端末の開発需要が順調に推移しました。また、データセンター等でのネットワーク高速化に向けた開発・生産関連需要も獲得しました。一方、世界的な半導体不足が影響し、前年同期比で減収となりました。」
5G及びネットワーク高速化需要が継続する一方、世界的な半導体不足が通信計測事業の減収要因として現れ、PQA事業でも部品調達費用の増加による減益が生じた。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「一方、世界的な半導体不足が社会経済活動に及ぼす影響の長期化が懸念されており、企業業績に対する重要なリスク要因となっています。」
半導体不足について、影響の長期化が懸念される重要な業績リスクと位置づけられた。通信計測事業では半導体不足が前年同期比減収に影響したと記載している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「また、世界的な半導体不足による調達リスクも顕在化しています。」
世界的な半導体不足による調達リスクが顕在化したと初めて明示し、通信計測事業では半導体不足が前年同期比減収に影響したと記載している。