5G向け低消費電力無線装置の開発
FY2017-Q2に初出。5回の記載のうち4回が「前進」で、最初の「前進」はFY2018-Q2。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに5社。
- FY2024前進有価証券報告書
「ポスト5G要件である超高速通信、超低遅延、多数同時接続に対応し、従来の5G基地局と比較して30%以上のコスト削減が可能な5G仮想化基地局の高度化技術を開発しました。」
5G技術について、ポスト5Gの超高速・低遅延・多数同時接続に対応し、従来基地局比30%以上のコスト削減が可能な仮想化基地局技術を開発した。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「今回、1枚のアンテナパネルで4方向への同時通信を実現する、28GHz帯で世界最小サイズの装置を開発しました。これにより、これまで2枚以上必要だったアンテナパネルを、約13cm角のプリント板1枚に収めることができ、駅前やスタジアムなど人が多く集まる場所でも小型の基地局の設置による5Gの高速通信が可能になります。」
5G向け無線装置について、28GHz帯で4方向同時通信を実現する世界最小サイズの装置を開発し、アンテナパネルを約13cm角の1枚に小型化した。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「今回、5Gで求められている10Gbps超の高速通信を、Wi-Fiアクセスポイント並みの低消費電力で実現できる基地局向けミリ波回路技術を世界に先がけて開発しました。フェーズシフタと呼ばれるアンテナ素子への信号の位相を制御する回路のアンプ数を減らし、回路の電力ロスを最小化するミリ波回路技術により、消費電力を半減させることに成功しました。」
5G基地局向けに10Gbps超の高速通信と低消費電力を両立するミリ波回路を開発し、消費電力を半減させた。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「出力密度は、W帯において世界最高である、ゲート幅1mmあたり4.5ワットを実現し、消費電力についても従来比26%減の低消費電力化を確認しました。10kmの距離で毎秒10ギガビットの大容量通信を実現できる見込みです。」
5G・IoTによる通信量増加への対応として、窒化ガリウムHEMTを利用したW帯向けパワーアンプを開発し、低消費電力化と長距離・大容量通信の見込みを示した。 - FY2017-Q2初出有価証券報告書
「スマートデバイスが普及し無線データ通信のトラフィック量は2020年には現在の1,000倍になると予想されます。そこで、第5世代移動体無線通信の基地局やアクセスポイント向けに、低消費電力を可能にするサブアレイ間符号化技術を実装した無線装置を試作し、複数の端末に対して同時に電波を送信する実証実験に成功しました。」
2020年に現在の1,000倍と予想する通信トラフィックへの対応として、サブアレイ間符号化技術を実装した低消費電力無線装置を試作し、同時通信を実証した。