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富士通(6702)・リスク顕在化

大型・複雑化する受託開発と不採算プロジェクトのリスク

FY2016に初出。5回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2021。

5記載
6年にわたる
0うち適時開示
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動きの推移
前進継続後退悪化初出FY2016顕在化FY2018-Q3 – FY2018対処FY20192016: 120162017: 020172018: 220182019: 120192020: 020202021: 12021
同じテーマの他社
大型請負プロジェクトの品質・採算悪化リスク17社が書いているテーマ・逆風17社・追い風0社

富士通がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年遅い。

テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。10社中6社が悪化側に。

直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。

尾根=前進を書いた年、谷=悪化を書いた年。奥ほど前向きな会社。 ドラッグで回転、スクロールで拡大、右ドラッグで移動。スマホは2本指で回転・拡大(1本指はページのスクロール)。
比べている17社のうち14社を表示しています。上の文は17社すべてから計算しています。
全記録提出書類・適時開示・報道、新しい順
  1. FY2021顕在化有価証券報告書

    「また、上述した品質向上対策を実施していても社会システムにおける重大障害が発生した事実を受け、お客様システムの再点検を実施しております。」

    社会システムにおける重大障害の発生が明記され、受託開発・運用に関する品質リスクが実際に発生した事象として扱われた。
  2. FY2019対処有価証券報告書

    「海外のインフラサービスの減収影響はありましたが、国内のシステムインテグレーションやインフラサービスの増収効果、不採算損失の圧縮効果により前年度から大幅に増益となりました。」

    不採算プロジェクトのリスクは継続して開示される一方、国内SI・インフラサービスでは不採算損失の圧縮効果を実績として記載した。
  3. FY2018悪化有価証券報告書

    「当年度はシステムインテグレーションだけでなく、インフラ構築に関するサービスでも不採算プロジェクトが発生しました。近年、単純なインフラ構築からネットワークやセキュリティなどのソリューションを組み合わせることにより付加価値を高めたインフラ構築案件が増加しており、プロジェクトの難易度が高まっています。」

    不採算プロジェクトの発生領域がシステムインテグレーションからインフラ構築サービスにも広がり、案件の難易度上昇が説明された。
  4. FY2018-Q3顕在化有価証券報告書

    「営業利益は744億円と、前年同期比295億円の減益となりました。ネットワークプロダクトの減収影響があったほか、国内外で不採算プロジェクトが発生したことなどによります。」

    国内外で不採算プロジェクトが発生し、テクノロジーソリューションの営業利益を押し下げた。受託開発における不採算プロジェクトのリスクが実際の損益要因として記載された。
  5. FY2016初出有価証券報告書

    「システムの受託開発においては、開発規模の大型化、お客様の要求の高度化及びシステムの複雑化が進み、開発の難度がますます高まっております。同時に競争の激化により、価格低下圧力が格段に強まっております。」

    納期遅延や不採算プロジェクトの発生を完全には防止できない可能性をリスクとして開示している。
一緒に動いた変遷

「安定配当・財務体質強化・成長投資を組み合わせた株主還元方針」は、この変遷が動いた5回のうち2回、同じ書類で同じ向きに動きました。

22★12
  1. ★この変遷
  2. 1安定配当・財務体質強化・成長投資を組み合わせた株主還元方針2回
  3. 2ICT市場の競争激化・コモディティ化・技術陳腐化2回

★がこの変遷、番号は上の一覧と対応。線の数字は同じ書類の中で同じ向きに動いた回数で、ほかの変遷どうしの線はそのうち両方がそろって動いた書類の数。よく一緒に動くものほど近くに置いています。

次にこの変遷が動くとき
富士通の次の決算発表は2026-10-29の予定です。 決算プレビューを見る
報道
この変遷に結びついた報道はまだありません。記事が同じ話題に触れると、ここに日付順で並びます。
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