収益力低下に伴う繰延税金資産の回収可能性と税金費用への影響
FY2021-Q1に初出。4回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2021。
ジーエス・ユアサ コーポレーションがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。63社中20社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに11社。
- FY2021顕在化有価証券報告書
「これに対し、親会社株主に帰属する当期純利益は、減損損失を計上したことに加えて、一部連結子会社の収益力低下に伴い繰延税金資産の回収可能性を加味したこともあり、114億55百万円と、前連結会計年度に比べて22億19百万円減少(△16.2%)しました。」
収益力低下を踏まえた繰延税金資産の回収可能性の反映が通期純利益の減少要因となり、評価性引当額も1,962百万円増加した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「これに対し、親会社株主に帰属する四半期純利益は、収益力低下に伴い繰延税金資産の回収可能性を加味したことに加え、連結子会社における減損損失を27億60百万円計上したこともあり、56億67百万円(のれん等償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は72億56百万円)と、前第3四半期連結累計期間に比べて35億36百万円減少(△38.4%)しました。」
収益力低下を踏まえた繰延税金資産の回収可能性の反映と、連結子会社の27億60百万円の減損損失により、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比38.4%減少した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純利益は、経常減益に加えて、収益力低下に伴い繰延税金資産の回収可能性を加味したことに加え、連結子会社における減損損失を計上したこともあり、1億21百万円(のれん等償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は12億20百万円)と、前第2四半期連結累計期間に比べて46億52百万円減少(△97.5%)しました。」
収益力低下を踏まえた繰延税金資産の回収可能性の反映に加え、連結子会社の減損損失も計上され、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比97.5%減少した。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「親会社株主に帰属する四半期純損失は、経常減益に加えて、収益力低下に伴い繰延税金資産の回収可能性を加味した結果、27百万円(のれん等償却前親会社株主に帰属する四半期純利益は5億21百万円)と、前第1四半期連結累計期間に比べて15億1百万円の利益減(前第1四半期連結累計期間は14億73百万円の利益)となりました。」
収益力低下を踏まえて繰延税金資産の回収可能性を反映した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益が前年同期の14億73百万円から27百万円の損失となった。