OA・家電市場を維持しつつ医療・自動車・高付加価値市場を拡大
FY2016に初出。33回の記載のうち22回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026。
SEMITECがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2025年)より5年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。24社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに4社。
- FY2026再定義有価証券報告書
「OA機器用途の売上高は減少し、自動車用途の売上高も一部商流が中華圏に移管されたことで減少しましたが、産業機器用途の売上高は、顧客在庫調整が一巡したことで増加し、全体で前年同期を上回りました。」
既存のOA機器用途は減少し、自動車用途は商流移管の影響を受けた一方、産業機器用途が在庫調整一巡により増加する構成となった。 - FY2026-H1再定義有価証券報告書
「家電・住設及びOA機器用途の売上高は減少しましたが、自動車用途の売上高は、韓国系企業向けが堅調に推移したことにより増加し、全体として売上高は前年同期を上回りました。」
既存の家電・住設・OA機器用途が減少する一方、自動車用途が増加し、重点市場と既存市場の動きが分化した。その他アジアでは自動車用途の増加が全体の売上高を押し上げた。 - FY2025再定義有価証券報告書
「自動車関連において、電気自動車(EⅤ)向けが減少した一方、ハイブリッド車(HEV)向けが増加いたしました。OA機器及び家電関連に関しては、顧客の在庫調整が一部解消されたことで増加し、産業機器関連についても中国の商社向けが増加いたしました。」
EV向け減少とHEV向け増加が併存する一方、OA・家電の在庫調整解消や産業機器の需要回復が進み、既存市場と重点市場の構成が変化した。 - FY2025-H1再定義有価証券報告書
「また、家電関連及びOA関連についても、顧客の在庫調整が一部解消され、前年同期に比べ増加いたしました。しかしながら産業機器関連は、依然として顧客の在庫調整が継続し、前年同期に比べ減少いたしました。」
従来減少していたOA・家電関連は顧客の在庫調整一部解消で増加した一方、産業機器関連では在庫調整が継続し、既存市場の動きが用途別に分化した。 - FY2024再定義有価証券報告書
「総じて、当連結会計年度は、自動車関連及び医療関連が増加した一方、他用途が減少。利益面では、収益性の低い家電関連が減少し、収益性の高い自動車関連及び医療関連の売上高増加及び為替恩恵により、減少額を押さえましたが、営業利益は、前連結会計年度を下回る結果となりました。」
自動車・医療関連を拡大する一方、家電・産業機器・OA等の他用途が減少し、既存市場の維持と重点市場拡大の構成がさらに分化した。 - FY2024-Q3再定義有価証券報告書
「自動車関連の売上高は、国内メーカー向けの回復により、前年同四半期に比べ増加いたしました。しかしながら他の用途は、メーカー側の在庫過多状況が継続したことにより、前年同四半期に比べ減少いたしました。」
国内自動車メーカー向けが回復する一方、他用途はメーカー側の在庫過多により減少し、既存用途と重点用途の動きが分化した。 - FY2024-Q2再定義有価証券報告書
「国内メーカー向けが回復し、海外メーカー向けが堅調であったことから、自動車関連の売上高は増加しました。また、血糖値測定器向け及びカテーテル向けの販売も好調に推移し、医療関連の売上高も増加しました。しかしながら、産業機器関連、家電・住設及びOA機器関連の売上高は、メーカー側の在庫過多状況が継続し、販売が減少しました。」
重点分野である自動車・医療は増加した一方、OA・家電・住設・産業機器関連は在庫過多の影響で減少し、既存市場維持と重点市場拡大の構成がさらに分化した。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「自動車関連の売上高は、国内メーカー向けの生産が一部回復し、前年同四半期に比べ増加いたしました。しかしながら、他の用途では在庫及び生産調整の影響を受け、前年同四半期を下回りました。」
自動車関連は国内メーカー向けの一部回復で増加した一方、他用途では在庫・生産調整の影響が表れ、重点市場と既存用途の動きが分かれた。 - FY2023-Q3再定義有価証券報告書
「家電・住設関連の売上高は、前年同四半期に比べやや増加いたしましたが、自動車関連の売上高は、国内メーカーの生産調整の影響により、前年同四半期を下回りました。」
既存市場と重点市場の動きが地域・用途別に分かれ、国内自動車関連が減少する一方、他地域では自動車・家電・OA機器等が増加する構成となった。 - FY2023-Q2再定義有価証券報告書
「自動車関連、家電・住設関連、OA機器関連及び産業機器関連の売上高は増加いたしました。」
その他アジアでは自動車、家電・住設、OA機器、産業機器の各用途が増加した。一方、地域別には国内自動車や中国の家電・住設に減少が残り、既存市場と重点市場の構成は地域ごとに異なる動きとなった。 - FY2023-Q1再定義有価証券報告書
「自動車関連の売上高については、国内メーカー様の生産調整がありましたが、海外メーカー様向けの販売が増加したことで、前年同四半期を上回りました。また、医療関連、OA機器及び産業機器関連の売上高についても順調に推移し、前年同四半期を上回りました。なお、家電・住設関連の売上高については、上海を中心とした中国でのロックダウンの影響により、前年同四半期を下回りました。」
自動車・医療・OA・産業機器関連が増加する一方、家電・住設関連は減少した。既存市場と重点市場の構成は、地域・用途ごとの外部環境に応じて変化している。 - FY2022再定義有価証券報告書
「OA機器:テレワーク化の動向により、小型プリンタ向けセンサ販売が増加し、日系を中心とする企業用複写機向けセンサ販売も一部回復したことによるもの。家電・住設:継続して巣ごもり需要の恩恵により、エアコン・冷蔵庫向けセンサ販売が増加したことによるもの。自動車:EV化の潮流により、HEV・EV車向けセンサ販売が増加したことによるもの。」
企業向け複写機の減少を中心としていた従来の構成から、小型プリンタ、家電・住設、HEV・EV向けなど複数用途の増加を示す構成に変化した。 - FY2022-Q3再定義有価証券報告書
「自動車関連、産業機器関連及び家電・住設機器関連を中心に、売上高は増加いたしました。」
自動車・産業機器・家電・住設関連が増加し、従来のOA・家電市場の維持と重点市場拡大という構成が変化した。OA機器関連も全体では増加した。 - FY2022-Q2再定義有価証券報告書
「自動車関連、家電・住設及び産業機器関連を中心に、売上高は増加いたしました。利益面では、収益性の高い産業機器関連の販売や、内部販売の医療関連及び素子支給が増加したことにより、利益を大きく確保することができました。」
既存の家電・住設関連を含む複数分野で売上高が増加し、収益性の高い産業機器関連や内部販売の医療関連が利益を押し上げる構成となった。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「自動車及び家電関連は、前連結会計年度の勢いを衰えることなく推移し、産業機器及びOA機器関連も前年同四半期より増加の結果となりました。」
従来減少していたOA機器関連を含め、自動車・家電・産業機器・OA機器関連が増加する構成に変化した。 - FY2021-Q3再定義有価証券報告書
「OA機器関連は、家庭で使用する小型プリンタの需要増加がみられましたが、企業向けの複写機は大幅に減少いたしました。一方で、自動車関連は、当第2四半期後半より日本・韓国を中心とした回復基調が継続し、前年同四半期に比べ大幅に増加いたしました。また、医療関連では、体温計向けセンサの特需が一定量維持し、血糖値測定器向けセンサにおいても堅調に推移したことで、過去にない増加の結果でありました。」
OA機器関連では小型プリンタ需要が増加する一方で企業向け複写機が大幅減少し、自動車・医療関連の増加が業績を支える構成となった。 - FY2021-Q2再定義有価証券報告書
「OA機器及び家電・住設関連の売上高は減少いたしましたが、自動車関連の売上高は、前年同四半期に比べ増加いたしました。」
既存のOA・家電・住設関連が減少する一方、自動車関連が増加する構成が続き、既存市場維持よりも医療・自動車等の重点分野への依存が強まった。 - FY2021-Q1再定義有価証券報告書
「家電・住設及びOA機器関連の売上高は減少いたしましたが、自動車関連の売上高は、やや需要の弱さが見られたものの、前年同四半期に比べ増加いたしました。」
既存の家電・住設・OA機器関連が減少する一方、自動車関連は需要の弱さが見られながらも前年同期を上回る構成へ変化した。 - FY2020-Q3再定義有価証券報告書
「当企業グループの業績は、自動車・医療関連の売上高は堅調でありますが、OA機器・家電関連及び産業機器関連(その他含む)の売上高減少により前年同期を下回りました。」
従来の既存市場維持と重点市場拡大の構成について、重点の自動車・医療が堅調な一方、OA・家電・産業機器関連が減少する状態へ変化した。 - FY2020-Q2再定義有価証券報告書
「複写機の需要が弱い中、新規案件が伸び悩み、OA機器関連が減少しました。また、中国景気低迷による家電・住設関連の減少、半導体市場の弱さによる産業機器関連及びその他(主に電源・制御関連)の減少により、売上高は前年同四半期に比べ下回りました。」
OA機器・家電・産業機器など既存市場の減少が広がる一方、自動車・医療関連は好調であり、既存市場を維持しながら重点市場を拡大する構成が変化した。 - FY2020-Q1再定義有価証券報告書
「自動車・医療関連は、順調に増加いたしましたが、OA機器・産業機器関連及び情報機器関連は、減少いたしました。」
従来の既存市場維持と重点市場拡大の構成について、自動車・医療の増加に対し、OA・産業・情報機器関連が減少する状況となった。 - FY2019-Q3前進有価証券報告書
「売上高については、自動車・医療・家電関連は大幅に増加し、自動車関連ではEV車のバッテリー用センサ、医療関連では血糖値測定器向けセンサ・血行動態をモニタリングするカテーテル向けセンサ、家電関連においては、エアコン・コードレス掃除機向けセンサが好調でありました。」
従来のOA機器等に加え、自動車・医療・家電の具体的用途で販売増加が示され、重点市場・用途の拡大が進展した。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「OA機器・情報機器関連の売上高は減少しましたが、自動車関連では従前に比べて、EV車のモーター用センサが増加し、医療においては引き続き、血糖値測定器向けセンサ販売が好調であり、家電関連についても、エアコン・掃除機向けセンサ等の需要増により推移した結果、売上高は前年同四半期を上回りました。」
OA・情報機器関連が減少する一方、自動車・医療・家電関連の需要増が示され、既存市場を維持しながら重点市場・用途を広げる構成へ変化した。 - FY2019-Q1前進有価証券報告書
「産業機器関連の売上高がやや減少しましたが、家電・OA機器関連及び自動車関連の売上高が増加しました。」
家電・OA機器関連と自動車関連の売上高が増加し、既存市場を維持しながら自動車関連を拡大する方針に沿う業績動向を記載している。 - FY2018引き上げ有価証券報告書
「OA機器関連のシェアを維持しながら、医療機器・自動車関連及び家電関連の拡大に注力してまいります。医療関連は、北米・日本・欧州・中国地域を中心に、自動車関連は、日本・中国・韓国及び北米地域を中心に、積極的な販売活動を行ってまいります。家電関連においては、東南アジア・インド等新興国をターゲットに拡販・新規開拓を行ってまいります。」
従来の医療・自動車関連の拡大に加え、家電関連の拡大、新興国を含む対象地域、具体的な販売活動を明示している。 - FY2018-Q3前進有価証券報告書
「このような状況下、当企業グループの業績は、産業機器・自動車関連が大幅に増加し、家電・OA機器関連も堅調でありました。」
OA・家電を含む既存市場が堅調に推移する一方、産業機器・自動車関連が大幅に増加した。 - FY2018-Q2前進有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における世界経済は、北朝鮮での緊張が高まる中でありましたが、総じて穏やかな回復基調でありました。 このような状況下、当企業グループの業績は、産業機器・OA機器関連及び家電関連が大きく増加し、自動車関連も堅調に推移いたしました。」
既存のOA・家電・産業機器関連が大きく増加し、自動車関連も堅調に推移した。 - FY2018-Q1再掲有価証券報告書
「当企業グループの業績は、家電・産業機器関連が大幅に回復し、自動車及びOA機器関連においても好調に推移いたしました。」
OA機器関連を含む既存市場の動向と、家電・産業機器関連の回復を記載しているが、販売方針自体に変更はない。 - FY2017再掲有価証券報告書
「OA機器・家電関連のシェアを維持しながら、医療機器・自動車関連の拡大に注力してまいります。」
OA・家電関連を維持しつつ、医療・自動車関連を拡大する販売方針を継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当企業グループは、日本・中国を中心に自動車関連は好調でありました。しかしながら、OA機器及び家電関連においては、前年同期と比べ、大きく円高であったことから、換算後の売上高が減少しました。」
自動車関連が好調な一方、OA機器・家電関連は円高による換算後売上高の減少が続いている。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「OA機器及び家電関連の販売は回復基調でありましたが、前第2四半期連結累計期間に比べ大幅に円高であったため、売上高は前年同四半期を下回りました。」
OA機器・家電関連は回復基調としつつ、円高の影響で前年同期を下回ったと記載している。 - FY2017-Q1再掲有価証券報告書
「OA機器及び家電関連では、一部在庫調整の解消が見られ回復基調でありました」
OA機器・家電関連について在庫調整の解消と回復基調を記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「OA機器・家電関連のシェアを維持しながら、医療機器・自動車関連の拡大に注力してまいります。」
既存のOA・家電関連を維持しながら重点市場を拡大する販売方針。