ロシアによるウクライナ侵攻等に伴う物流混乱・エネルギー価格上昇
FY2023-Q1に初出。11回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2026。
シキノハイテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。37社中22社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに13社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当事業年度における世界経済は、米国の相互関税による影響や中国における不動産市場の低迷に加え、地政学リスクとしてロシア・ウクライナの紛争問題の長期化や台湾情勢の緊迫化のほか、中東地域でも米国・イスラエルとイランとの間で戦争が勃発し、原油市場の変動リスクやエネルギー供給不安が生じるなど、先行きが不透明な状況で推移しました。」
従来のウクライナ・中東情勢に加え、台湾情勢の緊迫化、米国・イスラエルとイランの戦争、相互関税、エネルギー供給不安が追加された。 - 2026-05-15悪化決算
「地政学リスクとしてロシア・ウクライナの紛争問題の長期化や台湾情勢の緊迫化のほか、中東地域でも米国・イスラエルとイランとの間で戦争が勃発し、原油市場の変動リスクやエネルギー供給不安が生じるなど、先行きが不透明な状況で推移しました。」
従来のロシア・ウクライナ情勢や中東情勢に加え、台湾情勢の緊迫化と米国・イスラエルとイランとの戦争が示され、地政学・エネルギー供給の不確実性が拡大した。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「当中間会計期間における世界経済は、米国の相互関税による影響や中国における不動産市場の低迷に加え、ロシア・ウクライナの紛争問題の継続もあり、先行きが不透明な状況で推移しました。」
ロシア・ウクライナの紛争問題が継続し、米国の相互関税や中国不動産市場の低迷も加わった世界経済の不透明感が示されている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「一方、中国では長期化する不動産市場の低迷を背景に成長が減速し、ロシア・ウクライナや中東情勢の状況も依然として不安定で、経済の先行きは不透明な状況で推移しました。」
中国不動産市場の低迷、ロシア・ウクライナ情勢および中東情勢の不安定さが継続し、世界経済の先行き不透明感が引き続き記載されている。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「地政学的には、ロシアのウクライナ侵攻が続き、10月にはハマスとイスラエルの軍事衝突が発生するなど不安定な様相が継続しています。」
ウクライナ侵攻の継続に加え、ハマスとイスラエルの軍事衝突が発生し、地政学的な不安定要因が追加された。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「これらの要因にロシア・ウクライナ問題の長期化も加わって、企業の設備投資意欲の減退や計画の先送りにつながる要因は多く、設備投資が計画よりも下振れするリスクがある点には、引き続き注意を要すると考えられます。」
ロシア・ウクライナ問題の長期化が、企業の設備投資意欲減退や計画先送り、設備投資の下振れリスクにつながる要因として具体化されている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「原材料価格の高騰は続いており、半導体部材の調達難などの要因は改善しつつあるものの、当事業年度いっぱいは警戒が必要であり、好転しない地政学的な問題、インフレの高進は続き、先行きの懸念感は続いております。」
地政学的な問題とインフレの高進が続き、先行きの懸念感も継続していると記載されている。 - FY2023悪化有価証券報告書
「中国の新型コロナウイルス感染症対策のゼロコロナ政策に伴う経済活動制限、ロシアによるウクライナ侵攻の長期化などに伴う世界的な需要の低迷で、2021年~2022年に過去最高額を更新する勢いで成長を遂げた半導体市場にもマイナスの影響を及ぼしました。」
ウクライナ侵攻の長期化に加え、中国の経済活動制限と世界的な需要低迷が実際の半導体市場へのマイナス影響として記載されている。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期累計期間における世界経済は、長期化するウクライナ危機の地政学的懸念と資源価格の高騰、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ継続に伴う米国の景気後退懸念により、事業環境の先行き不透明感は続いております。」
ウクライナ危機の長期化と資源価格高騰に加え、FRBの利上げ継続による米国景気後退懸念が明示され、先行き不透明感が継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の変異株であるオミクロン株の蔓延、長期化するウクライナ危機、中国のロックダウンの影響は多少緩んだものの、新たに米欧が利上げを急ぐことによる減速なども加わり、先行きの不透明感はさらに増した状態となっております。」
ウクライナ危機が「長期化」しているとの表現に変わり、世界経済の先行き不透明感がさらに増したと記載されている。 - FY2023-Q1初出有価証券報告書
「加えて、世界的な物流の混乱が続く中、ロシアによるウクライナ侵攻の影響にも関連して、エネルギー価格の上昇や世界的な半導体不足が追い打ちをかける状態となりました。」
世界的な物流混乱が続く状況で、ロシアによるウクライナ侵攻に関連するエネルギー価格上昇等が実際の経済環境を悪化させる要因として記載されている。