顧客の設備投資・受注の急激な変動
FY2023に初出。10回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q3。直近の記載は2026-08-06。
シキノハイテックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。24社中13社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに12社。
- 2026-08-06対処決算説明資料
「●受注残高は1Q期間中を通じ増加傾向で推移 ●前期4Q末対比では、+687百万円。」
受注残高が第1四半期を通じて増加し、前期末比で687百万円増加したことが示され、受注減少が継続していた状況から改善方向への変化が示された。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「当社の半導体検査装置は、半導体製造における後工程で主に使用されておりますが、半導体業界は市場動向により需給の変動が激しく、顧客の設備投資の動向も、これに合わせて短期で変動する傾向にあります。」
顧客設備投資の変動が、車載向け後工程商材・専用計測器の受注低迷や設備投資の抑制・凍結として当期も実際に現れた。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「電子システム事業は、自動車市況の不透明感や車載用半導体の在庫調整により主要顧客の生産調整、設備投資の抑制または凍結の状態が続き、車載向けバーンインボードの受注は低迷しました。」
顧客の生産調整や設備投資の抑制・凍結が続き、車載向けバーンインボードの受注低迷として設備投資・受注変動リスクが継続して顕在化した。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「車載用半導体の市場在庫充足による生産調整局面が続き、バーンインボードを中心とする半導体後工程商材は受注が大きく減少しました。また、カスタムバーンイン装置では主要顧客での既存装置からの置き換えが一巡し、一服感があります。」
顧客の生産調整と設備投資の一服が、後工程商材の受注大幅減少およびカスタムバーンイン装置の一服として実際に現れた。 - FY2024-Q3顕在化有価証券報告書
「車載半導体の市場在庫改善で生産増加用途の設備投資は一服感となり、後工程商材のバーンインボードは主要顧客で案件が減少し、受注鈍化局面に入りました。」
顧客設備投資の減速・一服と案件減少が実際の受注鈍化として現れ、設備投資・受注変動リスクが顕在化した。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「企業の設備投資意欲の減退や計画の先送りにつながる要因は多く、設備投資が計画よりも下振れするリスクがある点には、引き続き注意を要すると考えられます。」
設備投資意欲の減退・計画先送りに加え、設備投資が計画を下回る下振れリスクが明示され、顧客投資変動リスクが具体化している。 - FY2023初出有価証券報告書
「当社の想定よりも急激な需給の変動が生じた場合、需要増に対応し切れず、受注機会を逸し、急激な需要減により、受注獲得が困難になる等、当社の財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
顧客の設備投資が短期で変動し、需要増への対応不足または需要減による受注困難につながるリスクを記載している。