猛暑・干ばつによる園芸用機器販売の停滞
FY2019-Q2に初出。6回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
マキタがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。12社中8社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに7社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「欧州では、異常気象の影響を受けながらも充電式園芸用機器の販売が堅調に推移した一方で、高金利を背景に建築・建設市場は本格的な回復には至らず、前年同期比3.4%減の187,377百万円となりました。」
異常気象が欧州の園芸用機器販売に影響したと記載され、気象条件が需要に影響するテーマが実績として現れている。一方、充電式園芸用機器の販売は堅調だった。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「また天候不順により園芸用機器の販売が伸び悩んだことから、前年同期比4.6%減の29,978 百万円となりました。 また天候不順により園芸用機器の販売が減少したことから、前年同期比3.9%減の14,391 百万円となりました。」
天候不順が国内およびオセアニアの園芸用機器販売の伸び悩み・減少として実際に現れた。前回記載の猛暑・干ばつとは具体的な気象要因が異なるが、気象条件が園芸用機器需要に影響するテーマが再び顕在化した。 - FY2020削除有価証券報告書
「欧州は、前期に比べ為替レートが円高ユーロ安となりましたが、西欧・東欧ともに全域で底堅い工具需要が見られ、充電式園芸用機器についても順調に売上が増加したため、前期比1.4%増(2,992百万円)の216,230百万円となりました。」
当期の欧州業績説明では、前期に記載された猛暑・干ばつによる園芸用機器販売の停滞は明示されず、充電式園芸用機器の売上増加が記載された。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「欧州は、前期に比べ為替レートが円高ユーロ安となりましたが、西欧/東欧・ロシアともに概ね売上収益が増加したため、前期比5.5%増の213,238百万円となりました。」
通期では猛暑・干ばつによる園芸用機器販売への影響を記載する一方、充電式製品は売上収益を伸ばした。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「欧州では、概ね全域で底堅い工具需要が見られ、園芸用機器については夏場の猛暑・干ばつによる影響を受けたものの、充電式製品が順調に売上を伸ばし、前年同期比6.1%増の158,128百万円となりました。」
欧州で夏場の猛暑・干ばつが園芸用機器販売へ引き続き影響したと記載している。一方、充電式製品の売上は伸長した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「欧州では、夏場の猛暑と干ばつにより、園芸用機器の販売が伸び悩んだものの、電動工具については概ね全域で底堅い需要が見られ、前年同期比7.0%増の105,458百万円となりました。」
欧州で夏場の猛暑・干ばつが園芸用機器の販売伸び悩みとして実際に現れた。世界経済・住宅投資等の需要リスクや海外拠点の災害リスクとは異なり、気象条件が園芸用機器需要へ直接影響した事実として新設した。