自動車・自動車部品業界への売上依存
FY2017に初出。26回の記載のうち12回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019。直近の記載は2026-08-06。
イーグル工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。19社中10社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- 2026-08-06顕在化業績予想の修正
「引き続きEV・PHEV等のグローバル生産台数が伸長しており、サスペンション用ソレノイドバルブの販売が好調でありましたが、補器類の電動化を背景とした従来製品の販売減により、営業利益は3億62百万円(前年同期比42.3%減)となりました。」
電動化に伴う従来製品の販売減少が営業利益の前年同期比42.3%減として実際の業績に現れた。 - FY2026対処有価証券報告書
「当事業は、引き続きEVのグローバル生産台数が伸長しており、サスペンション用ソレノイドバルブの販売が好調であったことに加え、内燃機関向け従来製品の販売も継続して堅調に推移し」
自動車関連売上への依存構造は残るが、EV生産の伸長とEV向けソレノイドバルブ販売の好調に加え、内燃機関向け従来製品も堅調となり、当年度の依存リスクの影響は弱まった。 - 2026-05-13悪化業績予想の修正
「自動車・建設機械業界向け事業は、拡販を進めているサスペンション用ソレノイドバルブはEV向けに増加が継続する見込みですが、内燃機関向け従来製品が減少し、販売減となる見通しです。」
EV向け製品の増加が続く一方、次期には内燃機関向け従来製品の減少と販売減が見込まれ、電動化に伴う従来製品減少のリスクが強まる見通しとなった。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「当事業は、自動車の電動化のスピードは鈍化しているものの、引き続きEVのグローバル生産台数は伸長しており、当社製サスペンション用ソレノイドバルブが搭載されている車種の販売が好調であったことから」
電動化に伴う内燃機関向け従来製品減少のリスクは残るが、EV生産の伸長とEV搭載製品の販売好調が示され、電動化による売上影響は当中間連結会計期間において弱まっている。 - FY2025悪化有価証券報告書
「当事業は、グローバルで自動車の電動化が進み、内燃機関向けのシールや制御弁など従来製品の販売が減少しました。特に国内、東南アジア地域で減少し、当セグメントの売上高は875億92百万円(前期比3.2%減)、営業利益は5億59百万円(前期比65.3%減)となりました。」
自動車関連売上への依存構造のもと、電動化に伴う内燃機関向け従来製品の販売減少が減収・大幅減益として現れた。 - FY2024再掲有価証券報告書
「当社グループの製品のうち、約5割は自動車業界及び自動車部品業界向けが占めており、当社グループの業績等は自動車生産及び販売動向の影響を受けております。また、電気自動車、燃料電池自動車等の普及進展によっても内燃機関向け既存製品の減少による影響を受けます。」
自動車関連向け約5割の売上依存と、EV・FCV普及による内燃機関向け既存製品減少の影響が引き続き記載されている。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当事業は、世界の自動車生産台数の緩やかな回復基調と併せ、為替換算の押し上げ効果もあり、当セグメントの売上高は676億16百万円(前年同期比5.8%増)となりました。利益面では、原材料価格の高騰や固定費の増加により、営業利益は12億37百万円(前年同期比31.3%減)となりました。」
自動車生産の回復と為替換算効果により増収となった一方、原材料価格高騰・固定費増加により営業利益は減少しており、自動車関連売上への依存が利益面に及ぼす影響は継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当事業は、世界の自動車生産台数の緩やかな回復基調と併せ、為替換算の押し上げ効果が大きく影響し、当セグメントの売上高は442億75百万円(前年同期比4.7%増)となりました。利益面では、原材料価格の高騰や固定費の増加により、営業損失1億41百万円(前年同期は営業利益10億72百万円)となりました。」
自動車生産の回復と為替換算効果で増収となった一方、原材料価格高騰・固定費増加により営業損失が続いており、自動車関連への売上依存が利益面に及ぼす影響は残っている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「当事業は、世界の自動車生産台数が緩やかな回復基調となり、当セグメントの売上高は208億7百万円(前年同期比2.3%増)となりました。利益面では、原材料価格や電力料の高騰等により営業損失4億59百万円(前年同期は営業利益5億40百万円)となりました。」
自動車生産は回復基調とされたが、自動車向け事業では前年同期の営業利益から営業損失へ転じ、売上依存による利益面の影響が再び強く現れている。 - FY2023-Q3後退有価証券報告書
「当事業は、世界的な半導体不足の継続、中国主要都市でのロックダウン等の影響を受ける一方、円安による押し上げ効果により、当セグメントの売上高は639億12百万円(前年同期比6.7%増)となりましたが、原材料価格の高騰、電力料の値上げなどが相俟って、営業利益は10億50百万円(前年同期比31.3%減)となりました。」
自動車生産・部品調達環境の影響は残るが、前四半期の営業利益65.1%減から31.3%減へ減益幅は縮小した。一方、営業利益の減少は継続している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「当事業は、世界的な自動車生産台数は緩やかに回復しつつありますが、半導体不足、中国主要都市でのロックダウン、東南アジアのコロナ影響等を受けました。円安による押し上げ効果により、当セグメントの売上高は422億96百万円(前年同期比2.6%増)となりましたが、販売量の減少、原材料価格の高騰、電力料の値上げなどが相俟って、営業利益は5億61百万円(前年同期比65.1%減)となりました。」
円安により売上高は増加した一方、販売量減少、原材料高、電力料値上げにより営業利益が65.1%減少しており、自動車生産・販売への依存による利益面の影響が強まっている。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「当事業は、ウクライナ紛争、半導体不足、中国主要都市でのロックダウン、東南アジアのコロナ影響等を受け世界的に自動車生産台数が減少したことにより、当セグメントの売上高は203億40百万円(前年同期比7.5%減)、営業利益は2億84百万円(前年同期比76.3%減)となりました。」
前年度に自動車生産回復を背景として弱まっていた自動車業界依存リスクについて、世界的な自動車生産台数の減少が減収・営業利益の大幅減として再び顕在化している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社グループの製品のうち、約5割は自動車業界及び自動車部品業界向けが占めており、当社グループの業績等は自動車生産及び販売動向の影響を受けております。」
自動車関連向け比率は約5割とされ、前期の約6割から低下しているため、売上依存の数値面は弱まっている。一方、EV普及に伴う内燃機関向け既存製品減少の影響は新たに明記されている。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当事業は、世界的な半導体等の部品供給不足によりグローバル自動車生産台数は減少傾向にあるものの、販売が前年を上回って推移したことにより、当セグメントの売上高は598億78百万円(前年同期比8.7%増)、営業利益は15億30百万円(前年同期は営業損失3億48百万円)となりました。」
世界的な部品供給不足により自動車生産台数は減少傾向にある一方、自動車向け事業は増収となり、営業損失から黒字へ回復したため、自動車業界への売上依存リスクの影響は弱まった。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当事業は、世界的な半導体等の部品供給不足の影響があるものの、日本国内だけでなく、欧州・米国・アジアにおける自動車産業の生産が回復し、自動車向け製品の販売が堅調に推移したことにより、当セグメントの売上高は412億32百万円(前年同期比28.5%増)、営業利益は16億9百万円(前年同期は営業損失20億61百万円)となりました。」
世界的な部品供給不足の影響は残るものの、日本、欧州、米国、アジアで自動車生産が回復し、自動車向け事業は28.5%増収、営業黒字へ回復した。自動車生産減少による売上依存リスクの影響は弱まっている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当事業は、日本国内はもとより、欧州・米国・アジアにおいても自動車産業の生産が回復し、自動車向け製品の販売が堅調に推移したことにより、当セグメントの売上高は219億85百万円(前年同期比72.4%増)、営業利益は12億円(前年同期は営業損失19億29百万円)となりました。」
自動車生産の回復が日本、欧州、米国、アジアに広がり、自動車向け事業は大幅増収となり営業黒字へ転じたため、自動車業界への売上依存リスクの影響は弱まっている。 - FY2021-Q3後退有価証券報告書
「当事業は、中国市場に続き世界全体でも回復の兆しが見えたものの、落ち込みを補うまでには至らず、自動車向け製品がその影響を広く受けたことにより、当セグメントの売上高は551億2百万円(前年同期比16.7%減)、営業損失は3億48百万円(前年同期は営業利益16億52百万円)となりました。」
自動車生産・販売の低迷による影響は残るものの、売上高の減少率は前四半期の28.3%減から16.7%減へ縮小し、営業損失も20億61百万円から3億48百万円へ縮小した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「当事業は、中国市場の比較的早い回復があったものの世界全体では回復が鈍く、自動車向け製品がその影響を広く受けたことにより、当セグメントの売上高は320億81百万円(前年同期比28.3%減)、営業損失は20億61百万円(前年同期は営業利益14億76百万円)となりました。」
自動車関連製品への依存について、世界全体の自動車生産回復の鈍さが28.3%減収と営業損失への転落として現れ、依存リスクの影響がさらに顕在化した。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「当事業は、自動車産業の操業縮小・停止が続き、回復も鈍いことから世界の自動車生産台数が急減し、自動車向け製品がその影響を広く受けたことにより、当セグメントの売上高は127億55百万円(前年同期比43.2%減)、営業損失は19億29百万円(前年同期は営業利益7億38百万円)となりました。」
自動車業界向け依存について、世界の自動車生産台数の急減が販売減少と営業損失への転落として現れ、リスクの影響がさらに拡大した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社グループの製品のうち、約6割は自動車業界及び自動車部品業界向けが占めており、当社グループの業績等は自動車生産及び販売動向の影響を受けております。」
自動車・自動車部品業界向けが約6割を占める依存構造のもと、中国をはじめ世界の自動車生産台数急減が売上高9.1%減、営業利益53.8%減として顕在化した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「当事業は、中国をはじめ世界の自動車生産台数が減少し、自動車向け製品がその影響を広く受けたことにより、当セグメントの売上高は661億81百万円(前年同期比9.5%減)、営業利益は16億52百万円(前年同期比61.7%減)となりました。」
自動車生産台数の減少が中国を含む世界各地で自動車向け製品に広く影響し、減収・営業利益の大幅減として依存リスクがさらに顕在化している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「当事業は、自動車向け製品が世界の自動車生産台数の減少の影響を広く受けたことにより、当セグメントの売上高は447億44百万円(前年同期比9.5%減)、営業利益は14億76百万円(前年同期比46.2%減)となりました。」
自動車生産台数の減少が広範に影響し、自動車・建設機械向け事業で減収減益が続いている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当社事業においても中国経済減速の影響は直接、間接に及ぼされ、特に自動車向け製品で販売が落ち込み、全体として売上・利益とも前年を下回ることになりました。」
自動車・自動車部品業界への依存に関するリスクについて、中国経済減速の影響による自動車向け販売減少と全体の減収減益が第1四半期にも現れている。 - FY2019悪化有価証券報告書
「当事業は、建設機械市場は堅調であったものの、自動車向け製品は、中国・欧州市場などにおいて販売が急激に減速したことにより、当セグメントの売上高は952億82百万円(前期比3.9%減)、営業利益は販売の減少及び変動費等の増加により44億33百万円(前期比33.0%減)となりました。」
自動車業界等への依存について、製品の約6割が自動車・自動車部品業界向けとされ、依存割合は従来の約5割から上昇したうえ、自動車販売減速が通期の減収減益として顕在化している。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「自動車向け製品の販売が第3四半期後半から急激に減速したことにより、当セグメントの売上高は731億51百万円(前年同期比1.0%減)となりました。」
製品の約5割を自動車・自動車部品業界向けに依存するリスクについて、自動車向け製品販売の急減速とセグメント減収として実際の影響が現れている。 - FY2017初出有価証券報告書
「当社グループの製品のうち、約5割は自動車業界及び自動車部品業界向けが占めており、自動車生産及び販売動向の影響を受けております。」
製品の約5割が自動車業界・自動車部品業界向けであり、自動車の生産・販売動向に業績が影響されるエクスポージャーが明示されている。