借入金の財務制限条項抵触による期限の利益喪失リスク
FY2016に初出。8回の記載のうち5回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018。直近の記載はFY2026。
ジャノメがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに16社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち1,100百万円、当連結会計年度の借入金のうち2,320百万円には、財務制限条項が付されており」
財務制限条項の対象借入金が1,100百万円から2,320百万円へ増加した。株主資本の維持および営業損失回避の条項は継続している。 - FY2025対処有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち1,900百万円、当連結会計年度の借入金のうち1,100百万円には、財務制限条項が付されており」
財務制限条項の対象借入金が1,900百万円から1,100百万円へ減少した。株主資本維持・営業損失回避の条項は継続している。 - FY2023対処有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち3,780百万円、当連結会計年度の借入金のうち2,400百万円には、財務制限条項が付されており、当社は借入先に対し、下記の条項を充足することを確約しております。」
財務制限条項の対象借入金が3,780百万円から2,400百万円へ減少した。株主資本維持・営業損失回避の条項は継続している。 - FY2022対処有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち6,180百万円、当連結会計年度の借入金のうち3,780百万円には、財務制限条項が付されており」
財務制限条項の対象借入金が6,180百万円から3,780百万円へ減少した。株主資本維持・営業損失回避の条項は継続している。 - FY2020対処有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち8,640百万円、当連結会計年度の借入金のうち8,580百万円には、財務制限条項が付されており、当社は借入先に対し、下記の条項を充足することを確約しております。」
財務制限条項の対象借入金は前期8,640百万円から8,580百万円へ減少した。株主資本維持と営業損失回避の条項は継続している。 - FY2018対処有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち10,500百万円、当連結会計年度の借入金のうち9,600百万円には、財務制限条項が付されており、当社は借入先に対し、下記の条項を充足することを確約しております。」
財務制限条項の対象借入金は10,500百万円から9,600百万円に減少した。株主資本維持・営業損失回避の条項自体は継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社借入金の一部について、財務制限条項を付されているものがあり、抵触しますと金融機関から当該借入金の期限の利益喪失請求が行われる可能性があります。」
財務制限条項抵触による期限の利益喪失リスクを再掲している。対象借入金は当連結会計年度も10,500百万円である。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社の前連結会計年度の借入金のうち9,300百万円、当連結会計年度の借入金のうち10,500百万円には、財務制限条項が付されており、当社は借入先に対し、下記の条項を充足することを確約しております。」
株主資本を前年同期比80%以上に維持すること、営業損益を損失としないことを条項として記載。抵触した場合の期限の利益喪失請求可能性を示している。