工場被災・原材料調達障害による生産停止リスク
FY2016に初出。10回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2025。
ジャノメがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より2年遅い。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「脱炭素社会の実現、省力化・電動化の進展により市場拡大が見込まれる一方、特定市場への依存や長納期部品の調達難、在庫最適化、生産体制の強化といった課題にも直面しております。」
産業機器事業について、長納期部品の調達難や特定市場への依存など、生産・供給面の課題が継続していると記載した。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「産業機器事業につきましては、部品不足による製品供給の制約が解消されるなか、設備投資需要も一部地域では回復基調が見られました。」
産業機器事業では、従来続いていた部品不足による製品供給制約が解消されたと記載している。ただし、中国の需要回復遅れ等により全体として厳しい環境は継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「産業機器事業におきましては、EV関連を中心に卓上ロボット・エレクトロプレス(サーボプレス)市場の回復に伴い、客先からの引き合いが増加しており、受注は回復傾向が続いております。一方、供給面においては一部部品の調達難による生産への影響が解消されておらず、依然として厳しい環境が続いております。」
受注が回復する一方、一部部品の調達難による生産への影響が解消されず、生産継続上の懸念が続いている。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「エネルギー価格の上昇に伴う原材料等の高騰、部品調達難の長期化により、製品供給体制への影響が解消されないなど厳しい状況が続いております。」
原材料高と部品調達難の長期化により、製品供給体制への影響が継続している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「産業機器事業におきましては、企業の設備投資意欲が高まるなど、市場環境が回復しつつある中、卓上ロボット・サーボプレスともに受注は増加傾向が続きました。しかしながら、生産供給体制において受注に見合った部品の確保が困難な状況が解消されず、生産量の減少や原材料の高騰による製造コストの上昇など、依然として生産面では厳しい環境となりました。」
設備投資環境や受注は回復した一方、受注に見合う部品確保が困難な状態が解消されず、生産量減少・製造コスト上昇につながっている。 - FY2022悪化有価証券報告書
「コロナ禍における物流遅延や部品不足の影響は、ロシア・ウクライナ情勢により一層悪化しております。こうしたサプライチェーンの混乱が想定以上に長期化した場合、生産や供給が滞り、売上や利益が減少する可能性があります。」
物流遅延・部品不足に加えて、ロシア・ウクライナ情勢による資源高と供給混乱の悪化を記載している。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「家庭用機器事業におきましては、コンテナ不足による物流遅延や部品調達難など、依然としてコロナ禍による影響を受けたものの」
コンテナ不足による物流遅延に加え、部品調達難が継続的な供給上の懸念として記載されている。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「海外ミシン市場では、海上輸送におけるコンテナ不足により出荷に影響を受けたものの」
サプライチェーン障害のリスクについて、海上輸送におけるコンテナ不足が実際に出荷へ影響したと記載している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの工場などにおいて、万一大きな自然災害などが発生した場合には、工場設備の被災や原材料調達などサプライチェーンの障害に伴う生産活動の停止による機会損失などによって、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
工場被災・原材料調達障害による生産停止リスクを再掲している。 - FY2016初出有価証券報告書
「工場設備の被災や原材料調達などサプライチェーンの障害に伴う生産活動の停止による機会損失などによって、当社グループの業績と財務状況に影響を及ぼす可能性があります。」
工場設備と原材料調達を通じた生産継続上のリスクを記載。