金利上昇・財務制限条項による資金調達リスク
FY2016に初出。16回の記載のうち9回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
平和ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2017年。54社中8社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに22社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「その結果、2026年3月期の純有利子負債残高は572,155百万円、純有利子負債比率は230%と高水準となっております。」
アコーディア・ゴルフ取得に伴う510,000百万円のシンジケートローンを背景に、純有利子負債572,155百万円、純有利子負債比率230%を開示した。金利上昇・借換条件悪化・財務制限条項のリスクが大きくなっている。 - FY2026-H1親会社の財務制限条項と段階的レバレッジ基準を追加開示有価証券報告書
「2026年3月期の末日及びそれ以降の各年度の末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2,200億円以上かつ直前の事業年度における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の80%に相当する金額以上に維持すること。」
従来のPGM側の財務制限条項に加え、親会社側について純資産2,200億円以上等の維持条項と、2026年3月期から2031年9月期まで段階的に厳しくなるグロス・レバレッジ・レシオ基準を開示した。借入実行残高は11,000百万円となっているが、条項抵触は記載されていない。 - FY2025-H1コミットメント借入実行残高増加有価証券報告書
「当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額23,000百万円 借入実行残高 5,000百万円 差引額 18,000百万円」
23,000百万円の枠に対する借入実行残高が前連結会計年度末の2,000百万円から5,000百万円へ増加し、未実行残高は18,000百万円となった。財務制限条項への抵触は記載されていない。 - FY2024-Q2コミットメント借入実行残高発生有価証券報告書
「当座貸越極度額及び貸出コミットメントの総額23,000百万円 借入実行残高 2,000百万円 差引額 21,000百万円」
23,000百万円の当座貸越・貸出コミットメント枠のうち、当第2四半期会計期間末に2,000百万円の借入実行残高が発生し、未実行残高は21,000百万円となった。財務制限条項への抵触は記載されていない。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当社の連結子会社であるパシフィックゴルフマネージメント㈱は、当第2四半期連結会計期間の末日における借入金残高のうち、融資契約の一部に財務制限条項が付されております。」
ゴルフ事業の借入金に財務制限条項が付されていること、及び純資産維持・損失回避・レバレッジ・デット・エクイティ・レシオ・現預金維持等の条件を継続開示している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当社の連結子会社であるパシフィックゴルフマネージメント㈱は、当第1四半期連結会計期間の末日における借入金残高のうち、融資契約の一部に財務制限条項が付されております。」
ゴルフ事業の借入金に財務制限条項が付されていること、及び純資産維持・損失回避・レバレッジ・デット・エクイティ・レシオ・現預金維持等の条件を継続開示している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社の連結子会社であるパシフィックゴルフマネージメント㈱は、当連結会計年度の末日における借入金残高のうち、融資契約の一部に財務制限条項が付されております。」
金利上昇による調達コスト増加と、純資産維持・損失回避・レバレッジ・デット・エクイティ・レシオ・現預金維持等の財務制限条項に関するリスクを継続開示している。 - FY2021再掲有価証券報告書
「借入金利につきましては、現在の低金利状態が非常に長く続いておりますが、世界情勢等の変化により著しく上昇した場合には、変動金利借入利息の増加、既存の借入金の期日更新、新規借入れ等資金調達コストが増加します。なお、ゴルフ事業の主な借入金につきましては、財務制限条項が設定されており、当該条項に抵触した場合は、金融機関等との間で新たに合意がなされなければ、ゴルフ事業の一部の不動産に対し抵当権の設定登記が行われること、又は借入金の期日前返済義務を負うことになります。」
金利上昇による調達コスト増加及び財務制限条項抵触時の担保設定・期限前返済リスクを継続して開示している。 - FY2021-Q3財務制限条項の追加開示有価証券報告書
「③ 各年度の末日及び第2四半期会計期間の末日におけるPGMグループでのレバレッジ・レシオが、10.0を上回らないこと。④ 各年度の末日及び第2四半期会計期間の末日におけるPGMグループでのデット・エクイティ・レシオが、3.0を上回らないこと。⑤ 各年度の末日におけるPGMグループ連結貸借対照表の現金及び預金の金額を50億円以上に維持すること。」
従来開示されていた純資産維持・損失回避条項に加え、レバレッジ・レシオ10.0以下、デット・エクイティ・レシオ3.0以下、現金及び預金50億円以上の維持条件を開示している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「契約ごとに条項は異なりますが、主なものは次のとおりであります。①各年度の末日におけるパシフィックゴルフマネージメント㈱を親会社としたPGMグループ連結貸借対照表の純資産の部の合計金額を、契約時の年度の末日におけるPGMグループ連結貸借対照表の純資産の部の合計金額の80%に相当する金額以上に維持すること。②各年度の末日におけるPGMグループ連結損益計算書の営業損益及び経常損益の両方、もしくはいずれか一方を損失としないこと。」
PGMの借入金について、純資産80%以上、営業損益・経常損益の損失回避などの財務制限条項を継続して開示している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「借入金利につきましては、現在の低金利状態が非常に長く続いておりますが、世界情勢等の変化により著しく上昇した場合には、変動金利借入利息の増加、既存の借入金の期日更新、新規借入れ等資金調達コストが増加します。」
金利上昇による調達コスト増加及び財務制限条項抵触時のリスクを継続して開示している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「金利が著しく上昇した場合には、変動金利借入利息の増加、既存の借入金の期日更新、新規借入れ等の資金調達コストが増加することにより、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。」
金利上昇による借入コスト増加と財務制限条項抵触時のリスクを継続して開示している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「金利が著しく上昇した場合には、変動金利借入利息の増加、既存の借入金の期日更新、新規借入れ等の資金調達コストが増加することにより、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。」
金利上昇による借入コスト増加と財務制限条項抵触時のリスクを継続して記載している。 - FY2016初出有価証券報告書
「金利が著しく上昇した場合には、変動金利借入利息の増加、既存の借入金の期日更新、新規借入れ及び社債の発行等の資金調達コストが増加することにより、当社グループの経営成績等に影響を与える可能性があります。」
財務制限条項への抵触時には、担保設定または期限前返済義務が生じる可能性も説明している。