鋼材・素材価格の変動による業績影響
FY2017に初出。9回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q2。直近の記載はFY2026。
オルガノがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2021年。52社中26社が悪化側に。
直近の記載が「その他」なのは、ほかに1社。
- FY2026資材価格上昇・納期長期化が継続する一方、影響は限定的有価証券報告書
「中東情勢の悪化による資材の供給不安、エネルギー価格の高騰や円安の進行などの影響により、資材価格の上昇は続いております。サプライチェーンの混乱による重要資材の納期の長期化などの状況は、現時点での当社グループへの影響は限定的です。」
資材価格上昇と重要資材の納期長期化が続いているが、現時点での会社への影響は限定的と記載している。 - 2026-05-13再掲決算説明資料
「受注時のコスト積算に基づいて契約金額を決定しているため、想定以上の材料価格・輸送費上昇や納期の遅延等が発生した場合には利益の圧迫要因となるが、不可抗力によって価格・納期の変動が発生する場合には契約金額の追加交渉を実施」
材料価格・輸送費の上昇や納期遅延による利益圧迫リスクと、追加交渉による対応方針を再掲している。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「全般的な売上高の増加に加えて、比較的利益率の高い電子産業向けの水処理薬品や機能材などの売上が拡大したことや、原材料価格の上昇に伴う価格改定などの利益改善策を進めたことなどから営業利益が増加いたしました。」
原材料価格の上昇が引き続き発生しており、価格改定などの利益改善策で対応したと記載している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「水処理薬品、標準型機器・フィルタ、食品の各分野の増収効果によって原材料価格などコストの上昇や人件費など経費増加の影響をカバーし営業利益が増加する結果となりました。」
原材料価格や人件費などのコスト上昇が引き続き実際に発生しているが、各分野の増収効果により影響をカバーしたと記載している。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「水処理薬品、標準型機器・フィルタ、食品の各分野で売上が拡大したことや、値上げなどの価格転嫁が進んだことなどから、原材料価格の上昇や人件費の増加などコスト増の影響をカバーし、前年同期比で増益となっております。」
原材料価格の上昇が実際のコスト増として生じているが、売上拡大と価格転嫁により影響をカバーしたと記載している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「水処理薬品、標準型機器・フィルタ、食品の各分野で売上が拡大したことによって、原材料価格の上昇や人件費などコスト増の影響をカバーし、前年同期比で増益となりました。」
原材料価格の上昇や人件費などのコスト増が機能商品事業で実際に生じたと記載しているが、売上拡大によりカバーしたとしている。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、原材料価格の上昇や人手不足への懸念などから企業の景況感には悪化の傾向がみられ」
従来の資材価格変動リスクに関連して、原材料価格の上昇が企業景況感の悪化要因として現状記載されている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「市況の変動等により資材価格・工事費等が高騰した場合には、仕入価格や工事原価の上昇により、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
鋼材・素材価格の変動に加え、資材価格・工事費の高騰を業績リスクとして引き続き開示している。 - FY2017初出有価証券報告書
「また、水処理設備・薬品・食品添加剤の原材料である鋼材・素材価格の変動が業績に影響を与える可能性があります。」
水処理設備・薬品・食品添加剤の原材料価格変動を、業績に影響し得るリスクとして初めて明示している。