Golden Pass LNG共同遂行パートナーの破産・離脱と完工リスク
FY2024に初出。10回の記載のうち8回が「対処」で、最初の「対処」はFY2025。直近の記載はFY2026。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026対処有価証券報告書
「2025年11月にGPX社との間で正式に改定EPC契約を締結しました。これにより、Train1~3の全系列を通して工事を遂行する体制を確立しました。なお、Train1においては2026年3月に建設及び試運転を完了し、1st LNGの生産を達成しました。」
Zachry社離脱後のGolden Pass LNGについて、Train1~3全系列の改定EPC契約と遂行体制を確立し、Train1の建設・試運転完了と1st LNG生産に至った。 - FY2026-H1対処有価証券報告書
「米国のGolden Pass LNGプロジェクトは、Joint Venture(JV)パートナーであったZachry社の離脱後、新たにMcDermott社との2社JVを組成し、昨年11月のTrain1にかかるEPC契約改定につき顧客であるGolden Pass LNG LLC (GPX社)と合意し、工事を遂行してきました。そして当中間連結会計期間において、Train2&3にかかるEPC契約の改定交渉を行う中、6月には今後のプロジェクト遂行において発生する費用の精算を含めた将来のコスト負担に関するGPX社との責任分担につき、基本合意に達しました。現在、契約調印に向けた最終段階にあります。」
Zachry社離脱後の遂行体制をMcDermott社との2社JVへ再構築し、Train2・3の将来コスト負担に関する責任分担も基本合意に達した。契約調印は未了だが、完工リスクへの対応が進展している。 - FY2025対処有価証券報告書
「2024年8月に現地裁判所によるZachry社のGPXプロジェクトからの離脱に関わる基本合意書が最終承認され、これにてZachry社のGPXプロジェクトからの離脱が正式に確定しました。また、同年11月にジョイントベンチャーパートナーである米国CB&I LLC(CB&I社)及び米国の当社グループ会社であるChiyoda International Corporation(CIC社)が再度見積もったコストをベースとした第1系列に係るEPC契約(設計・調達・建設工事請負契約)の改定につき、顧客である米国Golden Pass LNG Terminal LLC(GPX社)と合意に達し、当該合意による採算改善を当連結会計年度において反映しております。」
Zachry社の離脱が正式確定し、CB&I社・CIC社による遂行体制への移行とGPX第1系列の契約改定・採算改善が実現した。一方、第2・第3系列の改定は未了である。 - FY2025-H1顕在化有価証券報告書
「2024年8月に現地裁判所によるZachry社のGPXプロジェクトからの離脱に関わる基本合意書が最終承認され、これにてZachry社のGPXプロジェクトからの離脱が正式に確定しました。また、同月にジョイントベンチャーパートナーである米国CB&I LLC(CB&I社)及び米国の当社グループ会社であるChiyoda International Corporation(CIC社)は、GPX社より、GPXプロジェクトでZachry社が担当していた建設工事を両社が引継いで再開するための「短期的な遂行プラン」に関する正式発注を受け、見積りの見直しを実施しております。」
Golden Pass LNGのパートナーZachry社の離脱が裁判所承認により正式確定し、CB&I社とCIC社が建設工事を引き継ぐ短期的遂行プランを正式受注した。 - FY2024初出有価証券報告書
「当社グループが米国テキサス州にて遂行しているGolden Pass LNGプロジェクトに関し、共同遂行している米国Zachry Industrial, Inc.が2024年5月21日付にて米国連邦破産法第11章(Chapter11)に基づく申し立てを行い、法的再建手続きに入ることとなったことに伴いZachry社のGPXプロジェクトからの離脱の可能性を踏まえ今後のプロジェクト完工に向けて必要と見積られる工事原価を考慮しております。」
Golden Pass LNGプロジェクトの共同遂行パートナーZachry社のChapter11申立てと離脱可能性が初めて独立した案件固有リスクとして記載され、完工費用の見積り、工事損失、遂行体制再構築の協議につながっている。