英国のEU離脱・イタリア銀行問題による欧州政治リスクと先行き不透明感
FY2017-Q3に初出。14回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q1。直近の記載はFY2021。
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- FY2021削除有価証券報告書
「欧州市場では、夏場に回復が見られましたが、秋以降新型コロナウイルス感染症の第2波、第3波の影響を受けております。」
英国のEU離脱協議やBrexitによる欧州需要低迷は当年度の主要説明から消え、欧州市場の変動要因は新型コロナウイルス感染症の第2波・第3波として記載されている。 - FY2020悪化有価証券報告書
「欧州市場は製造業の低迷により、景気に停滞感がみられました。印刷機需要は、英国ではEU離脱が決まったものの、先行きへの警戒感から印刷設備投資の低迷が続き、東欧・南欧等の代理店地域でも需要が低調に推移しました。売上高は前連結会計年度比19.0%減少の12,303百万円となりました。」
英国のEU離脱決定後も警戒感が残り、東欧・南欧の代理店地域を含む欧州需要の低迷が続いた。欧州売上高の減少率は前年同期比19.0%へ拡大した。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「印刷機需要は、英国ではEU離脱がほぼ確実になったものの、先行きへの警戒感から引き続き需要が低迷しており、東欧・南欧などの代理店地域でも需要が低調に推移しました。当第3四半期連結累計期間では欧州市場全体の売上高減少幅が拡大し、前年同四半期比19.9%減少の9,040百万円となりました。」
英国のEU離脱がほぼ確実になった後も先行きへの警戒感が残り、東欧・南欧の代理店地域も含め需要低迷が続いた。欧州市場売上高の減少率は前年同期比19.9%へ拡大した。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「印刷機需要は、英国では合意なきEU離脱への警戒感から引き続き需要が低迷しており、東欧・南欧などの代理店地域でも需要が低調に推移しました。」
Brexitをめぐるリスクが従来の協議の不透明感から合意なきEU離脱への警戒感へ具体化し、欧州市場売上高は前年同期比14.0%減少した。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「印刷機需要は、英国では合意なきEU離脱への警戒感から引き続き需要が低迷しており、東欧・南欧などの代理店地域でも需要が低調に推移しました。」
Brexit協議の不透明感が、従来の需要低迷から合意なきEU離脱への警戒感へ具体化した。欧州市場売上高は前年同期比5.8%減少の2,835百万円となった。 - FY2019再掲有価証券報告書
「印刷機需要は、フランスで前年第2四半期に実施された設備投資促進の税制優遇措置の反動減の影響や、また英国のEU離脱協議の先行きが不透明である事などから需要低迷が続き、売上高は前連結会計年度比5.2%減少の15,188百万円となりました。」
英国のEU離脱協議をめぐる不透明感とフランスの税制優遇措置終了後の反動減が、欧州の通期需要低迷と売上減少の要因として継続している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「一方で印刷機需要は、フランスで前年第2四半期に実施された設備投資促進の税制優遇措置の反動減の影響や、また英国のEU離脱協議の先行きが不透明である事などから需要低迷が続き、売上高は前年同四半期比5.0%減少の11,291百万円となりました。」
フランスの税制優遇措置終了後の反動減と、英国のEU離脱協議をめぐる不透明感による需要低迷を継続して記載している。欧州市場売上高は前年同期比5.0%減少した。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「また英国でのEU離脱協議の先行き不透明感の影響などにより需要が低迷し、欧州市場の売上高は前年同四半期比5.2%減少の7,170百万円となりました。」
英国のEU離脱協議をめぐる先行き不透明感と需要低迷を継続して記載している。欧州市場売上高は前年同期比5.2%減少した。 - FY2019-Q1悪化有価証券報告書
「また英国ではEU離脱協議の長期化による先行き不透明感の影響を受け需要が低迷しており、欧州市場の売上高は前年同四半期比14.7%減少の3,011百万円となりました。」
Brexit協議の長期化による英国需要低迷が継続し、欧州売上高は前年同期比14.7%減少した。フランスの税制優遇措置終了後の反動減も同時に記載されている。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「英国は、EU離脱交渉が進展したものの先行の不透明さは変わらず景気が低迷しました。売上高は英国の落ち込みの影響が大きく、前連結会計年度比4.8%減少の16,019百万円となりました。」
Brexitをめぐる不透明感と英国景気低迷が通期の欧州売上高減少として実績化している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「英国は、EU離脱交渉が進展したものの先行の不透明さは変わらず景気が低迷しました。」
Brexitをめぐる先行き不透明感と英国景気の低迷は継続して記載されている。一方、ユーロ圏の堅調さにより欧州全体の売上高は前年同期比4.4%増加した。 - FY2018-Q2顕在化有価証券報告書
「欧州市場はユーロ圏が欧州中央銀行の金融緩和策や製造業生産の増勢により緩やかな景気回復基調が持続した一方で、英国はBrexitをめぐる先行き不透明感から景気が低迷しました。売上高は英国の落ち込みの影響を受け前年同四半期比9.1%減少の7,566百万円となりました。」
Brexitをめぐる先行き不透明感による英国景気低迷が記載され、欧州売上高の前年同期比9.1%減少という実績に影響が現れている。 - FY2018-Q1再定義有価証券報告書
「欧州市場は南欧諸国の銀行部門の不良債権問題があるものの欧州中央銀行の金融緩和策や製造業生産の増勢により緩やかな景気回復基調が持続しています。」
英国のEU離脱やイタリア銀行救済を中心とした政治リスクという表現から、南欧諸国の銀行部門の不良債権問題を残しつつ、金融緩和・製造業生産による景気回復を併記する説明へ変化している。 - FY2017-Q3初出有価証券報告書
「欧州経済は英国のEU離脱選択やイタリアの銀行救済をめぐる政治リスク拡大の影響を受け先行きに不透明感があるものの、欧州中央銀行の積極的な金融緩和策により緩やかな景気拡大が継続しています。」
欧州の外部環境として政治リスク拡大と先行き不透明感を新たに明示している。