大型選果選別プラントの採算性低下による農業用設備事業の減益
FY2018-Q1に初出。12回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q1。直近の記載はFY2026。
澁谷工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2016年)より10年遅い。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに0社。
- FY2026顕在化有価証券報告書
「損益面については、一部の大型プラントで採算性の低い案件があったことに加えて、新本社工場の完成に伴う償却負担の増加も影響したことから、営業利益は5億20 百万円(前期比50.1%減)となりました。」
大型プラントの低採算案件による減益が通期で再び実績化し、新本社工場完成後の償却負担も加わって営業利益が前期比50.1%減となっている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「農業用設備事業の売上高は、柑橘類向け選果選別プラントにおいて複数の大型選果機の工事が進捗したことから、前年同期に比べ大幅に増加しました。 その結果、売上高は42億38百万円(前年同期比116.7%増)となり、損益面については、売上高の増加に伴い操業度が向上したことから、営業利益は6億94百万円(前年同期は営業利益52百万円)となりました。」
大型選果機工事の進捗と操業度向上により、農業用設備事業は前年同期の営業利益52百万円から6億94百万円へ改善し、過去に記載された採算性低下の影響は当四半期の業績説明では前面に出ていない。 - FY2021対処有価証券報告書
「その結果、売上高は138億83百万円(前期比18.4%増)となり、損益面については、採算性の高い案件が多かったことから、営業利益は19億49百万円(前期比82.9%増)となりました。」
大型プラント等の採算性低下に関する過去のリスクとは異なり、採算性の高い案件が多く、通期で増収増益となっている。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「その結果、売上高は100億51百万円(前年同期比7.1%増)となり、損益面については、採算性の高い案件が多かったことから、営業利益は13億25百万円(前年同期比56.5%増)となりました。」
大型プラント等の採算性低下に関する過去のリスクとは異なり、採算性の高い案件が多く、農業用設備事業は増収増益となっている。 - FY2020対処有価証券報告書
「損益面については、技術の集積度が高い採算性の良い案件が多かったことから、営業利益は10億65百万円(前期比6.2%増)と増益となりました。」
過去に発生した大型プラントの採算性低下とは異なり、通期では採算性の良い案件により農業用設備事業の営業利益が増加している。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「一部の大型プラントで採算性の良くない案件があったことから、営業利益は14億15百万円(前期比7.0%減)と減益となりました。」
大型プラントの採算性低下が通期でも発生し、農業用設備事業の営業利益が前年同期比7.0%減となっている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「農業用設備事業の売上高は、柑橘類向け選果選別プラントは微増であったものの、蔬菜類向けおよび落葉果樹類向け選果選別プラントが増加したことから、前年同期に比べ増加しました。 その結果、連結売上高は78億70百万円(前年同期比21.5%増)、営業利益は10億75百万円(前年同期比24.1%増)となりました。」
前四半期に実際に発生した大型プラントの採算性低下への直接の言及はなく、農業用設備事業は増収増益となっている。 - FY2018-Q1顕在化有価証券報告書
「増収要因となった大型プラントの採算性が高くなかったことから、営業利益は4億1百万円(前年同期比20.0%減)と減益となりました。」
大型プラントの採算性が低く、農業用設備事業の営業利益が前年同期比20.0%減となる形で実際の業績に表れている。