専門人材・技術伝承人材の育成と確保
FY2016に初出。8回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。16社中5社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに3社。
- FY2026対処有価証券報告書
「新卒採用においては、従来の枠組みにとらわれないダイレクト・リクルーティング等の能動的な手法を導入したほか、大学のキャリアセンターや研究室との連携を強化しております。」
人財確保リスクへの対応として、ダイレクト・リクルーティングに加え、大学キャリアセンター・研究室との連携や職場見学会等の採用チャネルを拡充している。 - FY2025対処有価証券報告書
「そのため、階層別教育研修プログラムを導入し、各階層のスキルマップに沿った研修の充実を図り、体系的かつ継続的な人財育成に取り組んでおります。また、多様なライフスタイルに応じたワークライフバランスの実現に向け、継続的に各種労働環境の整備等を進めており、多様な人財を確保するための活動を推進しております。」
人財の採用・育成・流出リスクに対し、階層別研修、スキルマップ、ワークライフバランス、労働環境整備を対応策として具体化している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループは人を中心とした経営を実践しており、中長期的な成長は優秀かつ多様な人財を確保・育成し、適材適所の配置を実現することに大きく依拠しております。当社グループでは事業運営上必要な人財を採用し、その雇用の継続に努めていますが、 ・適切な時期に優秀な人財を必要な事業領域において計画通り採用することができない ・事業活動を進める上で必要となる知識・スキル・能力を有した人財を適切な時期及び規模で育成できない ・優秀な人財が社外に流出してしまう 等により、中長期的な視点から当社グループの事業目的の達成が困難となり、その結果、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
人材確保・育成リスクについて、優秀かつ多様な人財、必要な知識・スキル・能力、事業目的の達成困難との関係を新たに具体化している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「・適切な時期に優秀な人材を計画通り採用することができない ・人材育成がうまくいかず、人材配置の適正を欠いてしまう ・優秀な人材が社外に流出してしまう」
採用、人材育成・配置、優秀人材の流出に関するリスクを継続して列挙している。 - FY2021悪化有価証券報告書
「当社グループでは事業運営上必要な人材を採用し、その雇用の継続に努めていますが、 ・適切な時期に優秀な人材を計画通り採用することができない ・人材育成がうまくいかず、人材配置の適正を欠いてしまう ・優秀な人材が社外に流出してしまう 等により、中長期的な視点から当社グループの財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来の人材育成・適材配置の未達リスクに加え、採用時期の不達、人材育成・配置の不備、優秀人材の社外流出を具体的なリスクとして列挙している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「但し、当社グループが人材育成、適材適所の配置が計画通り進まなかった場合、長期的視点から当社グループの財政状態及び経営成績に影響を与える可能性があります。」
人材育成および適材適所の配置が計画どおり進まない場合のリスクを継続して記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「中長期的には当社グループの主要顧客が属する自動車産業において、各メーカーによる次世代自動車の開発競争が国際的に一層激化することが予想されており、また、日本国内における少子高齢化・人口減少による市場縮小や人材確保の競争激化等の懸念があることから、厳しい経営環境になることが予想されます。」
従来の人材育成・適材配置の未達リスクに加え、少子高齢化・人口減少を背景とする人材確保競争の激化を明示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「但し、当社グループが人材育成、適材適所の配置が計画通り進まなかった場合、長期的視点から当社グループの財政状態および経営成績に影響を与える可能性があります。」
人材育成・配置が計画どおり進まない場合の長期的な影響をリスクとして認識している。