製造業の設備投資動向への依存と景気変動リスク
FY2016-Q2に初出。33回の記載のうち12回が「対処」で、最初の「対処」はFY2021-Q1。直近の記載は2026-08-07。
ソディックがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。76社中61社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに21社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「また、その他の各地域においても堅調な需要が継続し、全地域で増収となったことから、売上高は前年同期比で大幅な増加となりました。」
中華圏を含む全地域で需要が継続し、工作機械事業の売上高は前年同期比30.3%増となった。設備投資動向への依存構造は残るが、当中間期の業績への悪影響は緩和された。 - 2026-05-12対処決算
「自動車関連における設備投資の先送りが継続する一方で、日本、中華圏、米国でのデータセンター向け光コネクタやスマートフォン向けの需要が堅調に推移し、売上高は前年同期比で微増となりました。」
自動車関連の設備投資先送りが続く一方、データセンター向け光コネクタやスマートフォン向け需要が補完し、産業機械事業の売上高・営業利益は前年同期を上回った。 - FY2025対処有価証券報告書
「日米欧での自動車関連の低迷が継続する一方で、中華圏におけるスマートフォン、データセンター向け光コネクタ、電子部品、半導体などの好調な需要に加え、航空宇宙関連において需要が堅調に推移し、売上高は前年同期比で大幅に増加となりました。」
自動車関連の低迷は続くものの、中華圏の電子部品・半導体・データセンター関連、航空宇宙需要が補完し、工作機械事業の売上高は13.6%増、セグメント利益も増加した。 - FY2025-H1対処有価証券報告書
「日欧米での自動車関連の低迷が継続した一方で中華圏においてはNEV車、スマートフォン、データセンター向け光コネクタ、電子部品などの需要は好調に推移しました。また、日欧米における航空宇宙、医療関係の堅調な需要が継続したため、売上高は前年同期比で増加となりました。」
自動車関連の低迷は続いたが、中華圏のNEV車・スマートフォン・データセンター向け光コネクタ等や、日欧米の航空宇宙・医療需要が補完し、工作機械事業は売上高11.9%増、営業利益30億71百万円となった。市場依存の構造は残るが、当中間期の業績への悪影響は緩和された。 - FY2024対処有価証券報告書
「地域別には、中華圏において工作機械中心に需要回復が寄与し、販売台数、売上高ともに前年同期比で大幅な増加となり、当社売上の全体を牽引しました。日本は軟調であるものの北南米やアジア地域は堅調に推移しました。」
中華圏の需要回復と北南米・アジアの堅調な推移により、設備投資動向に依存する事業の業績悪化影響が当年度は緩和された。 - FY2024-H1再掲有価証券報告書
「日本、欧米、韓国において航空宇宙関連向けの堅調な需要が継続し、中華圏において自動車・スマートフォン関連の需要が春節以降も継続したほか、海外売上高を円換算した際の円安効果も重なったため、販売台数は減少したものの売上高は前年同期比で微増となりました。」
工作機械事業は一部地域・用途の需要継続により売上高が前年同期比2.8%増となった一方、販売台数は減少しており、地域・業種の設備投資動向に左右される構造が継続している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「日本、欧米、韓国において航空宇宙関連向けの需要は回復基調となったほか、中華圏において自動車・半導体・電子部品向けの需要が春節明けに回復しつつあるものの、売上高は前年同期比で減少となりました。セグメント利益は、海外工場において円安やインフレによる製造原価の高止まり等により前年同期比で大幅に減少しました。」
一部地域・用途で需要回復の兆しがある一方、工作機械事業の売上高は前年同期比6.2%減、営業利益は56百万円の損失となり、設備投資動向への依存が引き続き業績に現れている。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「依然として日本、中華圏、アジアにおいて半導体・電子部品向けの需要は低調であり、売上高は前年同期比で減少となりました。」
工作機械事業で半導体・電子部品向け需要の低調により売上高が前年同期比17.1%減となり、設備投資動向への依存が業績に実際に現れた。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「CASE関連向けの需要が引き続き堅調であるほか、欧米において航空宇宙関連向けの需要が回復基調であるものの、依然として日本、中華圏、アジアにおいて半導体・電子部品向けの需要は低調であり、売上高は前年同期比で減少となりました。セグメント利益においては生産調整に伴う工場の収益性低下や人件費の増加等により前年同期比で大幅に減少しました。」
工作機械事業では半導体・電子部品向け需要の低調と生産調整による工場収益性低下が実績化し、売上高は前年同期比14.3%減、営業利益は24億81百万円減となった。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「日本、欧州においてCASE関連向けの需要が引き続き堅調であるほか、欧米において航空宇宙関連において需要が回復の兆しがあるものの、スマートフォン及び電子部品の需要減少により、売上高は前年同期比で減少となりました。」
工作機械事業でスマートフォン・電子部品需要の減少により売上高が前年同期比13.3%減となり、設備投資動向への依存が当四半期の業績に実際に現れた。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「日本及び欧米、アジアにおいては電子部品、半導体、EV関連向けの需要が堅調である一方で、足元では中華圏において、EV関連向けの需要はあるものの、スマートフォンや民生機器等の需要のピークアウトや厳格な新型コロナウイルス政策の影響による設備投資意欲の低下もみられました。」
製造業の設備投資動向に業績が左右される構造は継続しており、地域・用途ごとに需要の強弱が併存している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「半導体不足等の影響により自動車関連は低調な一方で、電子部品、5G、半導体関連分野での需要の拡大が継続した結果、売上高は前年同期比で増加しました。」
自動車関連は低調だったが、電子部品・5G・半導体関連の需要拡大により工作機械事業の売上高は14,096百万円、前年同期比35.8%増となり、市場依存による悪影響は当四半期において緩和された。 - FY2021対処有価証券報告書
「中華圏における自動車や電子部品、5G関連、半導体関連分野での需要拡大のほか、日本及び欧米、アジアにおける需要の持ち直しの動きが継続した結果、売上高は前年同期比で増加しました。」
中華圏、日本、欧米、アジアで需要が持ち直し、工作機械事業の売上高は前年同期比35.4%増、営業利益は71億76百万円となった。設備投資動向への依存構造は残るが、前年度の業績悪化は緩和された。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「中華圏において自動車や電子部品、5G関連、半導体関連分野で引き続き堅調であり、日本及び欧米での持ち直しの動きが継続した結果、売上高は前年同期比で増加しました。セグメント利益においても販売台数の増加に伴う工場の収益性向上等により前年同期比で大幅に増加しました。」
工作機械事業は売上高372億48百万円、前年同期比41.5%増、営業利益52億60百万円となり、需要回復と工場収益性向上により市場依存リスクの業績影響がさらに緩和された。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「中華圏において自動車や電子部品、5G関連、半導体関連分野で引き続き堅調であり、欧米での持ち直しの動きが継続した結果、売上高は前年同期比で増加しました。セグメント利益においても販売台数の増加に伴う工場稼働率の向上等により前年同期比で大幅に増加しました。」
工作機械事業では中華圏・欧米の需要回復、販売台数と工場稼働率の上昇により、売上高241億45百万円、営業利益31億56百万円となった。設備投資動向への依存構造は残るが、前年同期に顕在化した業績悪化は当四半期において緩和された。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「中華圏において自動車や電子部品、5G関連、半導体関連分野での需要の拡大が継続し、中華圏以外の地域においても持ち直す動きもみられた結果、売上高は前年同期比で増加しました。足元では欧州の受注が回復してきており、中華圏では電子部品、半導体関連の旺盛な需要を背景に受注が大幅に増加しております。セグメント利益においても販売台数の増加に伴う工場稼働率の向上等により前年同期比で大幅に増加しました。」
中国・欧州等で需要・受注が持ち直し、工作機械事業の売上高は前年同期比26.0%増、営業利益は898百万円となった。市場依存の構造は残るが、前年度に顕在化した需要減・稼働率低下の影響は当四半期において緩和された。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全世界的に景気が大幅に減速し、自動車や電子部品、航空宇宙など幅広い産業での事業活動停止等による製品出荷の後ろ倒しや設備投資を先送りする傾向が強く見られました。」
設備投資先送り等が年度を通じて発生し、工作機械事業の売上高は380億24百万円、前年同期比17.0%減、営業利益は28億96百万円となった。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全世界的に景気が大幅に減速し、自動車や電子部品、航空宇宙など幅広い産業での事業活動停止等による製品出荷の後ろ倒しや設備投資を先送りする傾向が強く見られました。」
設備投資先送り等が継続し、工作機械事業の売上高は263億17百万円、前年同期比23.7%減、営業利益は前年同期比18億89百万円減となった。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大の影響により、全世界的に景気が大幅に減速し、自動車や電子部品、航空宇宙など幅広い産業での事業活動停止等による製品出荷の後ろ倒しや設備投資を先送りする傾向が強く見られました。」
工作機械事業では幅広い産業で出荷後ろ倒し・設備投資先送りが発生し、売上高は前年同期比27.2%減、営業利益は前年同期比19億21百万円減となった。 - FY2020-Q1顕在化有価証券報告書
「当社の最大市場である中国をはじめ全世界的に、新型コロナウイルス感染拡大の影響により景気が大幅に減速し、自動車やスマートフォン、電子部品など幅広い産業での事業活動停止等による製品出荷の後ろ倒しや設備投資を先送りする傾向が強く見られた結果、放電加工機の販売台数は大幅に減少しました。」
新型コロナウイルス感染拡大による事業活動停止、出荷後ろ倒し、設備投資先送りが発生し、工作機械事業の売上高は82億38百万円、前年同期比38.3%減となった。 - FY2019-Q3顕在化有価証券報告書
「北米では航空宇宙関連、医療機器関連が引き続き堅調に推移しましたが、当社の最大市場である中国をはじめ、全世界的に米中貿易摩擦の影響が長期化しており、スマートフォン関連向けの落ち込みの継続及び比較的堅調だった自動車関連の需要も回復しておらず、売上高は前年同期比で大幅に減少しました。セグメント利益は販売台数の減少に伴う工場稼働率の低下や固定費の増加等により前年同期比減益となりました。」
スマートフォン関連の落ち込みと自動車関連需要の未回復により工作機械の売上高が大幅に減少し、販売台数減少に伴う工場稼働率低下などでセグメント利益も減少した。 - FY2019-Q2顕在化有価証券報告書
「スマートフォンや電子部品向けの需要の減少に加え、米中貿易摩擦による設備投資判断の先送りや、今まで比較的堅調であった自動車関連にも弱さが見られ、第2四半期の放電加工機の販売は大幅に減少しました。」
主要市場で需要減少・設備投資判断の先送りが発生し、放電加工機の販売が大幅に減少した。セグメント利益も前年同四半期比44.7%減となり、市場・設備投資動向への依存が業績に現れている。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「上記の結果、当事業の売上高は133億62百万円(前年同四半期比0.0%減)、セグメント利益は、工場の稼働率低下等により、21億91百万円(前年同四半期比7.2%減)となりました。」
工作機械事業で工場稼働率の低下等によりセグメント利益が前年同四半期比7.2%減となり、設備投資・市場動向への依存が業績に実際に現れている。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては内外の市場動向が挙げられます。」
内外の市場動向が経営に影響を与える構造的認識を継続している。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては内外の市場動向が挙げられます。」
内外の市場動向が経営に影響を与える構造的認識を継続している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループの業績は、自動車、家電、精密機器、半導体、航空宇宙分野、医療機器分野、その他の業界の業績、設備投資動向に大きく影響を受ける傾向があります。」
製造業を中心とする顧客の設備投資動向が業績を左右する構造的認識を継続している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては内外の市場動向が挙げられます。」
内外の市場動向が経営に影響を与える主要因であるとの認識を継続している。国内外で自動車、半導体、電子部品等の需要や高水準の受注が記載されているが、市場依存という構造的認識に変更はない。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては内外の市場動向が挙げられます。」
内外の市場動向が経営に影響を与える主要因であるとの認識を継続している。国内外で需要回復や好調な受注が記載されているが、市場依存という構造的認識に変更はない。 - FY2016-Q4再掲有価証券報告書
「当社グループの経営に影響を与える大きな要因としては内外の市場動向が挙げられます。」
内外の市場動向が経営に影響を与える主要因であるとの認識を継続している。工作機械事業では国内需要が全体的に低調である一方、北米・欧州などでは需要が底堅いと記載している。 - FY2016-Q3再掲有価証券報告書
「当社グループのメイン事業である工作機械及び産業機械事業の業績は、製造業の設備投資動向に依るところが大きく、景気変動の影響を強く受けます。」
製造業の設備投資動向と景気変動への依存を引き続き主要な経営上の要因として記載している。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「当社グループのメイン事業である工作機械及び産業機械事業の業績は、製造業の設備投資動向に依るところが大きく、景気変動の影響を強く受けます。国内はものづくり補助金の採択待ち等の影響により第1四半期は受注・売上ともに低調でした。」
第1四半期には国内の補助金採択待ちや海外需要低調が記載され、売上高は前年同四半期比14.2%減の122億71百万円となった。