Playwire取得資金借入に伴う財務制限条項リスク
FY2019-Q1に初出。8回の記載のうち3回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2019-Q2。直近の記載は2026-09-25。
フリークアウト・ホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より3年早い。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに18社。
- 2026-09-25前進適時開示
「財務制限条項 ① 2026 年 9 月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額を、2025 年 9 月期末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の 75%に相当する金額、又は直近の事業年度末日における連結貸借対照表に記載される純資産の部の合計金額の 75%に相当する金額のうち、いずれか高いほうの金額以上に維持すること ② 2026 年 9 月期末日及びそれ以降の各事業年度末日における連結損益計算書に記載される経常損益を 2 期連続して損失としないこと」
従来開示されていたコミットメントライン契約に付された財務制限条項について、シンジケーション方式の契約締結と借入実行により、純資産維持および経常損益に関する具体的な条件が示された。 - FY2025再定義有価証券報告書
「(1)各連結会計年度末日における連結貸借対照表に記載される「純資産合計」の金額を60.3億円以上に維持すること。 (2)各連結会計年度末日における連結損益計算書に記載される「営業損益」及び「持分法による投資損益」並びに連結キャッシュフロー計算書に記載される「減価償却費」及び「のれん償却費」の合計金額を13億円以上に維持すること。 (3)各連結会計年度末日における連結貸借対照表に記載される「現金及び預金」の金額を30億円以上に維持すること。」
従来の財務制限条項リスクについて、純資産60.3億円以上、利益等合計13億円以上、現金30億円以上という具体的な維持条件が開示された。 - FY2024再定義有価証券報告書
「当社グループでは、安定的な資金調達をはかるため、金融機関との間でコミットメントライン契約を締結しておりますが、本契約には一定の財務制限条項が付されており、当社グループがこれらに抵触した場合、期限の利益を喪失し、一括返済を求められる等、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
従来のPlaywire取得資金に係るシンジケートローンの説明から、当期はコミットメントライン契約に付された財務制限条項によるリスクとして再整理されている。 - FY2020顕在化有価証券報告書
「当社グループは、当連結会計年度において2期連続で経常損失及び親会社株主に帰属する当期純損失を計上したことで、当社連結子会社が主要取引金融機関と締結しているシンジケートローン契約の財務制限条項に抵触することになりましたが、当社は各金融機関と協議を行い、財務制限条項への抵触に関して、全ての主要取引金融機関から期限の利益喪失請求を行わないことに同意を得ております。」
2期連続の経常損失・親会社株主帰属当期純損失により財務制限条項への抵触が実際に発生したが、主要取引金融機関から期限の利益喪失請求を行わない同意を得た。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社の連結子会社である株式会社FOPWは、既存の金融機関からの借入金のリファイナンスを行う目的として、みずほ銀行をアレンジャーとしたシンジケートローン契約を締結しております。なお、本契約には一定の財務制限条項が付されており、これらに抵触した場合、期限の利益を喪失し、一括返済を求められる等、当社グループの業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
FOPWのシンジケートローンと、利益・純資産・レバレッジ・デット・サービス・カバレッジに関する財務制限条項の存在を継続して開示している。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「当社の連結子会社である株式会社FOPWは、既存の金融機関からの借入金のリファイナンスを行う目的として、みずほ銀行をアレンジャーとしたシンジケートローン契約を締結しております。なお、本契約には一定の財務制限条項が付されており、これらに抵触した場合、期限の利益を喪失し、一括返済を求められる等、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
シンジケートローン契約と、連結利益・純資産・レバレッジ・レシオ・デット・サービス・カバレッジ・レシオに関する財務制限条項の記載を継続している。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「① 2019年9月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期における当社の連結ベースでの経常利益及び当期利益がいずれも、2期連続赤字とならないこと。また、2019年12月末日に終了する各簡易連結対象期間(注1)及びそれ以降の各簡易連結対象期間における株式会社FOPWの簡易連結ベースでの経常利益及び当期利益がいずれも、2期連続赤字とならないこと。 ② 2019年9月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期における当社の連結ベースの貸借対照表上の純資産勘定を、前本決算期における当社の連結ベースの貸借対照表上の純資産勘定の数値の75%以上の数値とすること。 ③ 2019年12月末日に終了する簡易連結対象期間及びそれ以降の各簡易連結対象期間(直近12ヶ月)における株式会社FOPWの簡易連結ベースでのグロス・レバレッジ・レシオ(注2)を、各簡易連結対象期間末に2.30~3.65以下に維持すること。 ④ 2019年12月末日に終了する簡易連結対象期間及びそれ以降の各簡易連結対象期間(直近12ヶ月)における株式会社FOPWの簡易連結ベースのデット・サービス・カバレッジ・レシオ(注3)を1.05以上に維持すること。」
財務制限条項の記載が継続し、当社だけでなくFOPWの簡易連結対象期間における赤字、純資産、レバレッジ・レシオ、デット・サービス・カバレッジ・レシオも対象として明示されている。 - FY2019-Q1初出有価証券報告書
「① 平成31年9月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期における当社の連結ベースでの経常利益及び当期利益がいずれも、2期連続赤字とならないこと。② 平成31年9月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期における当社の連結ベースの貸借対照表上の純資産勘定を、前本決算期における当社の連結ベースの貸借対照表上の純資産勘定の数値の75%以上の数値とすること。③ 平成31年12月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期(直近12ヶ月)における株式会社FOPWの連結ベースのグロス・レバレッジ・レシオ(注1)を、各決算期末に2.30~3.65以下に維持すること。④ 平成31年9月末日に終了する本決算期及びそれ以降の各本決算期(直近12ヶ月)における株式会社FOPWの連結ベースのデット・サービス・カバレッジ・レシオ(注2)を1.05以上に維持すること。」
Playwire取得資金の一部返済に充てる2,500百万円の借入について、連結利益の赤字継続回避、純資産75%以上、グロス・レバレッジ・レシオ2.30~3.65以下、デット・サービス・カバレッジ・レシオ1.05以上などの財務制限条項が設定されている。