CASE・MaaS、電動化、新規参入による自動車部品業界の競争構造変化
FY2019に初出。9回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024-Q1。直近の記載は2026-08-06。
エイチワンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- 2026-08-06再掲決算
「中国、アジアでは日系自動車メーカーと中国系EV(電気自動車)メーカーとの競争激化が続き、日系ブランドは販売苦戦を強いられる状況にある」
中国・アジアで日系自動車メーカーと中国系EVメーカーの競争激化が続いていると記載している。 - FY2026電動化進展とパワートレイン多様化の併存有価証券報告書
「電気自動車(EV)の成長スピードが一部地域でスローダウンし、ハイブリッド車等が実用的な選択肢として再評価されるといった多様化も見られました。」
EV・新興メーカーによる競争構造変化が続く一方、EV成長の一部鈍化とHEV等の再評価も記載され、競争環境の記述が多様化している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「クルマの電動化の勢いは衰えておらず、特に中国EV専業メーカーの躍進は自国市場に留まらず、主として東南アジアでその存在感を一層増しており、日系OEMが販売苦戦を強いられる状況が続きました。」
電動化・新興EVメーカー台頭による競争構造の変化が中国にとどまらず東南アジアへ広がり、日系OEMの販売苦戦が継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「特に中国市場では日系OEMが電動化への対応に苦戦している状況でもあります。」
電動化の進展と中国新興EVメーカーの台頭により、中国市場で日系OEMが販売・電動化対応に苦戦する競争環境がより明確になった。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「当社グループの関連する自動車業界は、車載用途半導体等の供給制約緩和に伴い、世界的に生産回復が進む一方で、中国と北米を中心に急速な電動化が進んでおります。特に中国においては、国内新興EVメーカーの台頭による新エネルギー車(NEV)シフトの進展が目覚ましく、日系を含めた海外完成車メーカーを中心に販売苦戦を強いられている状況が続いております。」
電動化・新興EVメーカー台頭による競争構造の変化が、中国に加えて北米を中心とする環境として記載され、海外完成車メーカーの販売苦戦が継続している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「しかしながら、中国では新興EVメーカーの台頭による急速なEV化が加速し、日系自動車メーカーは販売に苦戦を強いられる環境下にあります。」
中国で新興EVメーカーの台頭と急速なEV化が進み、日系自動車メーカーが販売に苦戦する競争環境として明示された。 - FY2021再掲有価証券報告書
「他方、自動車業界は世界的な環境規制の強化を受けた電動化の進展、CASE(Connectivity:つながること、Autonomous driving:自動運転、Sharing:共有・シェアリング、Electric drive systems:電動化)やMaaS(Mobility as a Service:サービスとしてのモビリティ)の拡大とそれに伴う異業種の参入といった変革期にもあります。」
電動化、CASE、MaaS、異業種参入による自動車部品業界の競争構造変化を継続して認識している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「また、自動車業界は世界的な環境規制の強化を受けた電動化の進展、CASE(Connectivity:つながること、Autonomous driving:自動運転、Sharing:共有・シェアリング、Electric drive systems:電動化)やMaaS(Mobility as a Service:サービスとしてのモビリティ)の拡大とそれに伴う異業種の参入といった変革期にもあります。」
電動化、CASE、MaaS、異業種参入による自動車部品業界の競争構造変化を継続して認識し、新興EVメーカーを新たな販路としても位置付けている。 - FY2019初出有価証券報告書
「世界的な環境規制の強化の流れを受けて自動車の電動化の動きが加速する中、新興の電気自動車メーカーの参入や既存自動車メーカーの異業種との連携が従来以上に活発化していくことが見込まれ、それらに伴い想定される自動車メーカーの部品調達戦略や開発戦略の変化によって、自動車部品業界でも技術開発競争や受注競争が激しさを増していくものと思われます。」
電動化、CASE、MaaS、新興電気自動車メーカーの参入、異業種連携を背景に、部品調達・開発戦略と競争環境が変化するリスクを初めて独立したテーマとして抽出した。