市場変化・新技術による棚卸資産評価損および固定資産減損リスク
FY2021に初出。7回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2024。直近の記載はFY2026。
イワブチがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。前連結会計年度 125,422千円 当連結会計年度 128,317千円」
棚卸資産評価損が前年度の125,422千円から128,317千円へ増加し、市場環境や需要変化による評価損の実績影響がさらに拡大している。 - 2026-05-15顕在化業績予想の修正
「減損損失 ‐ 54,002」
当連結会計年度の損益計算書に減損損失54,002千円が計上され、減損が実績として発生している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。前連結会計年度 102,266千円 当連結会計年度 125,422千円」
棚卸資産評価損が前年度の102,266千円から125,422千円へ増加し、市場環境や需要変化による評価損リスクの影響が拡大している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「※2.期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。前連結会計年度 80,958千円 当連結会計年度 102,266千円」
棚卸資産評価損が前年度の80,958千円から102,266千円へ増加した。市場環境や需要変化による評価損リスクが実績として拡大している。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「この変更により、従来の方法と比べて、当連結会計年度の売上原価が80,958千円増加し、営業利益、経常利益及び税金等調整前当期純利益が同額減少しております。」
原材料価格高騰や需要環境の変化を背景に棚卸資産の評価方法を変更し、80,958千円の評価損相当の売上原価増加と利益減少が実際に発生した。 - FY2022再掲有価証券報告書
「需要予測に基づく販売計画に照らして収益性の低下を見積っておりますが、需要予測には関連業界の設備投資計画やコスト削減計画が含まれるため、不確実性を伴っております。今後、需要予測の前提が変化し、販売計画の変更が必要となった場合には、商品及び製品の簿価を切下げ、売上原価が上昇する可能性があります。」
市場環境、設備投資計画、コスト削減計画の変化が商品・製品の評価損につながる可能性を、重要な会計上の見積りとして継続して記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループは、顧客との連携、情報収集の強化と情報共有化を図り、需要動向に応じた適切な在庫管理および設備投資を行っておりますが、市場環境、競争状況、ニーズの変化、新技術や新製品による既存製品の陳腐化等が生じた場合、棚卸資産の評価損や事業用固定資産の減損損失により、業績および財政状態に重大な影響を与える可能性があります。」
市場環境、競争、ニーズ、新技術・新製品による既存製品の陳腐化が、棚卸資産評価損や固定資産減損につながるリスクを独立して記載している。