新型コロナウイルス感染症による生産・販売停止と景気後退
FY2020に初出。13回の記載のうち8回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q1。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。175社中103社が悪化側に。
- FY2024再掲有価証券報告書
「当連結会計年度における世界経済は、世界的な物価上昇や金融引き締めによる景況感の悪化、不動産問題等を抱える中国経済の停滞、中東やウクライナ情勢の長期化がもたらす影響など、厳しい状況が続いております。また国内経済においても、新型コロナウイルス感染症による需給バランスへの影響が残るなか、原材料・エネルギーコスト高騰を背景とした物価上昇や先行き不透明な為替変動が続き、予断を許さない状況となっております。」
感染症による需給バランスへの影響が残るとの認識を示しつつ、物価・コスト上昇や為替変動を含む厳しい経済環境を継続して記載している。 - FY2024-Q1顕在化有価証券報告書
「またゼロコロナ政策解除後の新型コロナウイルス感染症の感染急拡大で、販売・生産活動が一時的に制限されたこともあり、中国の売上高は99億94百万円(前年同期比23.8%減)、営業利益は14億27百万円(前年同期比36.7%減)となりました。」
ゼロコロナ政策解除後の感染急拡大による販売・生産活動の一時制限が、中国の売上高23.8%減、営業利益36.7%減として実際に現れている。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大による上海市ロックダウン解除後の生産・販売活動の巻き返し」
上海市ロックダウン解除後に生産・販売活動の巻き返しが生じ、中国事業では感染症に伴う活動制限の影響が前四半期より低減したことが示されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「販売面につきましては、海外において日本からの製品供給遅延や中国でのロックダウン実施による活動制限で弱含む一方、国内は給湯機器を中心に堅調に推移したことで増収となりました。」
感染症に伴う中国のロックダウンが活動制限として継続し、日本からの供給遅延とともに海外販売の弱含みとして実際に現れている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症拡大による制限緩和が着実に進み、経済活動の再開が期待される中、エネルギー価格や原材料価格の高騰、サプライチェーンの混乱、地政学的リスクの高まり、中国での感染拡大に伴うロックダウンの実施等、不透明感の強い状況が続いております。」
感染症拡大に伴う制限緩和と経済活動再開への期待がある一方、原材料・エネルギー価格高騰、サプライチェーン混乱、地政学的リスク、中国のロックダウンが併存する状況を継続している。 - FY2022悪化有価証券報告書
「なお、新型コロナウイルス感染症の影響について、ワクチン接種の普及による正常化が期待されましたが、世界的な感染再拡大による経済活動への影響が継続しており、その収束時期等を予測することは現時点で困難であります。中国でのロックダウン及び半導体や電子部品を中心とした部品調達の逼迫などの不確実性を含む状況下ではありますが」
ワクチン接種による正常化への期待に反して感染再拡大の影響が継続し、中国のロックダウンや半導体・電子部品の調達逼迫も加わっている。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症拡大による社会活動制限で主力のテーブルコンロ販売が弱含むも、高価格帯のビルトインコンロやレンジフードの販売は好調が続き、インドネシアの売上高は102億95百万円(前年同期比22.5%増)、営業利益は21億61百万円(前年同期比35.9%増)となりました。」
感染症拡大に伴う社会活動制限がインドネシアの主力テーブルコンロ販売の弱含みとして引き続き実際に現れている。一方、高価格帯商品がこれを補い増収増益となった。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の業績は、販売面につきましては、各地域で主力商品が伸長したことに加え、前年同期に新型コロナウイルス感染症による販売影響があったことから、日本や中国を中心に前年を大きく上回り増収となりました。」
新型コロナウイルス感染症による前年同期の販売影響が、日本や中国の前年同期比較に実際に現れたと記載している。一方、当四半期はその反動もあり増収となった。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度の業績につきましては、新型コロナウイルス感染症による事業活動への影響を受けるも、当社グループ全体での徹底した原価低減活動に努めるとともに、感染症拡大に伴う巣ごもり需要を取り込み、高付加価値商品のガスコンロや給湯機器の販売が伸長しました。」
感染症による事業活動への影響が年度業績に継続して現れた一方、原価低減と巣ごもり需要の取り込みにより高付加価値商品の販売が伸長した。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響により減収となりましたが、当社グループ全体での徹底した原価低減活動に努めるとともに、感染症拡大に伴う巣ごもり需要を取り込み、高付加価値商品のガスコンロや給湯機器の販売が伸長しました。」
感染症による経済活動への影響が減収として続く一方、巣ごもり需要の取り込みにより高付加価値商品の販売が伸長した。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の業績は、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響により減収となりました。また、当社グループ全体での徹底した原価低減活動とともに、高付加価値商品の販売増加に努めたものの、売上減少に伴う売上総利益の減少を吸収しきれず、当社グループの営業利益は減益となりました。この結果、売上高1,489億45百万円(前年同期比7.1%減)、営業利益129億57百万円(前年同期比2.1%減)となりました。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響が減収として継続して現れ、売上高は前年同期比7.1%減、営業利益は同2.1%減となった。 - FY2021-Q1顕在化有価証券報告書
「販売面につきましては、新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響により、日本や中国などで前年を下回り減収となりました。」
新型コロナウイルス感染症による経済活動への影響が、日本・中国などでの前年割れおよび減収として実際に現れた。 - FY2020初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症などの重大な感染症が流行した場合、生産・販売活動が停止することとなり、経営成績や財務状態に悪影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う経済活動抑制を背景に、生産・販売停止、世界的景気後退、得意先・仕入先の休業や倒産を感染症リスクとして初めて独立して記載している。感染症拡大と経済活動抑制自体は当年度末時点で発生している。