出張・ビジネス宿泊需要の先細りによるホテル事業の収益確保困難
FY2021に初出。15回の記載のうち11回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022-Q2。直近の記載はFY2026-H1。
このテーマで動きを比べられる他社は、まだありません。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「経営資源の選択と集中を行い、ノンコア事業であるホテル事業を譲渡することで、当社グループの収益力を高めるため、本事業を譲渡することといたしました。」
2025年8月26日付でホテル関連事業を譲渡し、ホテル事業に関する出張・ビジネス宿泊需要への直接的なエクスポージャーを縮小した。子会社株式売却益2億8,153万3千円を計上した。 - FY2025-H1宿泊需要回復下で競争・支援策反動により減収有価証券報告書
「ホテル業は、同業他社との競争が激化する中、イベントや各種スポーツ大会での団体客の獲得に努めてまいりました。宿泊客はビジネス客が中心のためインバウンド需要による恩恵は乏しく、売上げは前年実績を僅かに下回ったものの、その他の事業全体としては、売上高は前年同期比3.4%増の1億3千4百万円となりました。」
宿泊需要は回復基調にある一方、ビジネス客中心でインバウンド需要の恩恵が乏しく、同業他社との競争激化もあり、ホテル売上は前年実績を僅かに下回った。 - FY2025-Q1宿泊需要回復下で支援策反動により減収有価証券報告書
「宿泊需要は、コロナ禍前の水準に回復してきておりますが、前年同期は長野県の全国旅行支援「信州割SPECIAL」の後押しがあったため、当第1四半期連結累計期間の売上げは前年実績を下回りました。」
宿泊需要はコロナ禍前の水準に回復した一方、前年同期の「信州割SPECIAL」の反動と競争激化により、ホテル売上高は前年同期比2.7%減となった。 - FY2024対処有価証券報告書
「ホテル業は、ビジネス客及び観光客の宿泊需要がコロナ禍前の水準に順調に回復しつつあるものの、新規参入を含めた同業他社との競争は激しさを増しております。」
ビジネス客・観光客の宿泊需要はコロナ禍前の水準へ回復方向。一方、新規参入を含む同業他社との競争激化を併記。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「ホテル業は、ビジネス客及び観光客の宿泊需要がコロナ禍前の水準に順調に回復しつつあるものの、新規参入を含めた同業他社との競争は激しさを増しております。」
ビジネス客・観光客の宿泊需要がコロナ禍前の水準に回復しつつあり、出張・宿泊需要の先細りリスクは緩和方向となった。一方、競争激化は別途記載された。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルスの感染症法上の分類変更や行動制限の解除により、宿泊需要は回復基調で推移しました。ビジネス客の利用が徐々に回復し、またイベントや各種スポーツ大会での団体客の獲得に注力した結果、売上高は前年同期比14.4%増の1億3千万円となりました。」
感染症法上の分類変更・行動制限解除に加え、ビジネス客やイベント・スポーツ大会の団体客獲得により宿泊需要が回復し、ホテル事業は前年同期比14.4%増収となった。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の5類移行後も、感染防止策を徹底し営業してまいりました。当第1四半期は、長野県の全国旅行支援「信州割SPECIAL」の期間延長の効果もあり、ビジネス客や観光客の利用が堅調に推移しました。」
5類移行後も感染防止策を継続し、「信州割SPECIAL」の期間延長やビジネス客・観光客の利用により宿泊需要が堅調に推移した。ホテル事業の売上高は前年同期比10.0%増となった。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルス感染症が感染再拡大する中、感染防止策を徹底し営業を継続してまいりました。当第3四半期は地域観光事業支援の期間が延長され、長野県が実施した「信州割SPECIAL」による需要喚起の後押しもあって、ビジネス客や観光客の利用が堅調に推移し、また各種スポーツ大会やイベントも開催され、宿泊需要が増加しました。その結果、売上高は1億7千7百万円(前年同四半期は9千4百万円)となりました。」
感染防止策を継続しながら、信州割SPECIAL、イベント再開、ビジネス客・観光客の利用により宿泊需要が増加し、ホテル売上高は前年同四半期を上回った。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期はビジネス客が堅調に推移し、また、各種スポーツ大会やイベントが再開されたことに加え、地域観光事業支援で長野県が実施した「信州割SPECIAL」の効果もあって宿泊需要が増加しました。」
ビジネス客の堅調な推移、スポーツ大会・イベントの再開、「信州割SPECIAL」により宿泊需要が増加し、ホテル事業の需要環境が改善。 - FY2023-Q1対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止策を徹底し、営業を継続してまいりました。当第1四半期はビジネス客が順調に推移したことに加え、善光寺御開帳の開催期間と重なり観光目的の宿泊客が増加しました。また、各種スポーツ大会やイベントも開催され宿泊需要が増加しました。その結果、売上高は7千9百万円(前年同四半期は3千9百万円)となりました。」
ビジネス客、観光客、スポーツ大会・イベントによる宿泊需要が増加し、ホテル売上高は前年同四半期の3,902万円から7,921万円へ増加。 - FY2022対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止策を徹底し営業を継続する中、全国各地に発出されていた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除を受けて、ビジネス客や観光客の利用が増加しました。また、各種スポーツ大会やイベントが開催されるようになり宿泊需要も回復したことにより、売上げは前年を上回りました。」
緊急事態宣言等の解除やイベント再開により宿泊需要が回復し、その他の事業売上高は前期比50.6%増となった。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「ホテル業は、新型コロナウイルス感染症に対する感染防止策を徹底し営業を継続する中、9月末で全国各地に発令されていた緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の解除を受けて、ビジネス客や観光客の利用が増加しました。また、各種スポーツ大会やイベントが開催されるようになり宿泊需要も回復したことにより、売上げは前年同期を上回りました。その結果、売上高は前年同期比57.1%増の9千4百万円となりました。」
緊急事態宣言等の解除、スポーツ大会・イベントの再開によりビジネス客・観光客と宿泊需要が回復し、ホテル事業は前年同期比57.1%増収。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「コロナ禍による厳しい環境が続いておりますが、徐々に開催されるようになった各種スポーツ大会やイベントにより宿泊需要がやや持ち直し、売上げは前年同期を上回りました。」
ホテル事業は依然として厳しい環境にあるものの、スポーツ大会・イベントの再開により宿泊需要がやや持ち直し、売上高は前年同期を上回った。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「一部地域において緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の適用が継続されたため、その影響を受けて観光客やビジネス客が回復せず、厳しい経営環境が続いております」
出張・ビジネス宿泊需要の先細りリスクが、観光客・ビジネス客の未回復とホテル事業の厳しい経営環境として実際に現れた。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループは観光庁やシンクタンク各社が公表する資料を参考に、国内ビジネス宿泊は需要が先細りであり、またテレワークやWeb会議が浸透したニューノーマル時代において、出張自体が抑制傾向にあると判断し、ホテル事業においては2021年度以降の収益確保が難しい状況であると見込んでおります。」
テレワークやWeb会議の浸透による出張・国内ビジネス宿泊需要の構造的な先細りを、ホテル事業の将来収益リスクとして独立して記載した。