5G向けミリ波通信機器・受動デバイス
FY2019に初出。6回の記載のうち5回が「前進」で、最初の「前進」はFY2020。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中1社が悪化側に。
直近の記載が「前進」なのは、ほかに6社。
- FY2025前進有価証券報告書
「2024年度には、世界トップクラスのビーム制御能力と送受信能力を持つ、WLP(Wafer Level Package)版高周波IC及びこれを搭載したミリ波アンテナボードを開発しました。現在の5Gミリ波基地局市場は想定より低調ですが、将来の需要増に備え、高性能、高付加価値、低コストのミリ波無線デバイスの開発を進めています。」
5Gミリ波事業は、WLP版高周波IC・ミリ波アンテナボードの開発へ進んだ一方、基地局市場は想定より低調と記載されている。 - FY2024前進有価証券報告書
「世界トップクラスのビーム制御性能(校正不要で緻密に電波の送受信方向を制御)を有する28GHz帯アンテナ一体型高周波モジュールが完成しました。2023年度には、送信出力が従来比2倍となる高出力版モジュールのサンプル出荷も開始しています。」
5G向けミリ波事業が、28GHz帯アンテナ一体型モジュールの完成と従来比2倍の高出力版サンプル出荷へ進展した。 - FY2022前進有価証券報告書
「2021年度は、株式会社テラピクセル・テクノロジーズ、intPix SA. 社と共同で、超低遅延な4K動画の無線伝送に成功しました。また関西電力送配電株式会社ら11社と共同で実施したスマートポールによる安全運転支援実証実験では、複数のスマートポール間を接続する低遅延・低干渉な無線制御信号網を提供しました。」
5G向けミリ波事業は、28GHz・60GHz帯の製品化計画に加え、4K動画伝送の成功と11社共同のスマートポール実証へ進展した。 - FY2021前進有価証券報告書
「28GHz帯5G向けアンテナ一体型RFモジュールは、アンテナ、IC、フィルタを統合しており、2021年秋にサンプル出荷を予定しています。60GHz帯においては、関西電力送配電株式会社、京セラ株式会社、神姫バス株式会社ら6社と共同で路車間通信の実証実験を行いました。」
5G向けミリ波事業は、28GHz帯モジュールのサンプル出荷計画と、6社共同の60GHz帯路車間通信実証へ進展した。 - FY2020前進有価証券報告書
「IBMのチップ及びパッケージ設計技術と当社のプロセス・アンテナ技術を組み合わせて、次世代28GHz帯RF-ICの開発に着手しました。…60GHz帯においては、高速無線通信を実現するミリ波無線通信モジュールを開発し、サンプル提供を開始しました。このモジュールは、世界トップクラスの2Gbps超の通信スピードと500m超の長距離伝送を同時に実現しています。」
5G向けミリ波事業は、IBMとの技術ライセンスを活用した28GHz帯RF-IC開発着手と、60GHz帯モジュールのサンプル提供開始へ進んだ。 - FY2019初出有価証券報告書
「「5G」(第5世代移動通信システム)時代に向けて、次世代大容量高速無線通信に利用されるミリ波帯通信機器や受動デバイスの開発を進めています。」
5G時代を見据え、ミリ波モジュールによる大容量・超高速無線伝送やビームフォーミング機能を対象とする研究開発が初めて記載された。