世界的サプライチェーン混乱による生産・物流コスト上昇リスク
FY2022-Q2に初出。10回の記載のうち4回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2026。
古河機械金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。108社中62社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに46社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「また、ユニック部門では、トラック加工ボディメーカーの納期長期化や原材料価格の高騰により、コスト増加分を十分に吸収できない状況が継続いたしました。」
サプライチェーン由来の納期長期化と原材料価格高騰が収益性の制約として残り、グローバルな調達・物流リスクの影響が継続した。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「国内については、依然としてトラックの供給台数が不安定な状況が続く中、ユニッククレーンの出荷は前年並みとなりました。」
サプライチェーン混乱のうち、トラック供給台数の不安定さが残り、国内ユニッククレーンの出荷は前年並みとなった。 - FY2024対処有価証券報告書
「トラックの生産遅延が回復傾向となり、前期と比べトラック供給台数が増加したことにより、ユニッククレーンの出荷が増加し、増収となりました。」
サプライチェーン混乱のうち、トラック生産遅延・供給不足は回復傾向となった。一方、原材料価格高騰などの影響は残っている。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「国内については、トラックの生産遅延が回復傾向となり、前年同期と比べトラック供給台数が増加したことにより、ユニッククレーンの出荷が増加し、増収となりました。」
サプライチェーン混乱のうち、トラック生産遅延・供給不足は回復傾向となり、国内ユニッククレーンの出荷増加に寄与した。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「近年発生していた電子部品や海外部品の調達難に伴うトラックの生産遅延が回復傾向となり、トラック供給台数が増加したことにより、ユニッククレーンの出荷が増加し、増収となりました。」
サプライチェーン混乱のうち、電子部品・海外部品の調達難によるトラック生産遅延は回復傾向となり、国内ユニック部門の出荷増加につながった。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「一方で、原材料価格の高騰や急激な円安の進行に伴うコスト増、海外経済の減速など下振れリスクが高まっており、不確実性が大きい状況が続いています。」
原材料価格高騰や円安に伴うコスト増、海外経済減速によるサプライチェーン・コスト面の不確実性が続いている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「国内では、電子部品や海外部品の調達難に伴うトラックの生産遅延や減産によるクレーン架装の遅れを主因として減収となり、また、鋼材など原材料価格の値上げ等により原価率が悪化して減益となりました。」
部品調達難と原材料価格上昇によるサプライチェーン影響が続き、トラック架装遅延と原価率悪化としてユニック部門に現れた。 - FY2022悪化有価証券報告書
「半導体や主要部品の不足、原材料価格やエネルギーコストの上昇、コンテナ輸送能力の不足による運賃高騰など、世界的なサプライチェーンの混乱が、企業の生産活動に影響を及ぼし」
部品不足、資源・エネルギーコスト上昇、物流能力不足が年度を通じて生産・物流へ影響し、トラック架装遅延や原価率悪化として顕在化した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「半導体や主要部品の不足、原材料価格やエネルギーコストの上昇、コンテナ輸送能力の不足による運賃高騰など世界的なサプライチェーンの混乱が、企業の生産活動に及ぼす影響」
部品不足、原材料・エネルギーコスト上昇、物流能力不足が引き続き生産・物流に影響し、ユニック部門では原価率悪化や北米出荷減として顕在化している。 - FY2022-Q2初出有価証券報告書
「半導体や主要部品の不足、原材料価格やエネルギーコストの上昇、コンテナ輸送能力の不足による運賃高騰など、世界的なサプライチェーンの混乱の影響が、企業の生産活動に及ぼす影響が懸念されています。 海外では、中国において、ユニッククレーンの出荷が増加し、増収となりましたが、北米においては、建設資材不足により多くの建築現場が閉鎖され、市場の回復が遅れているため、ミニ・クローラクレーンの出荷が減少し、減収となったことやコンテナ輸送能力の不足による運賃高騰もあり、減益となりました。」
半導体・主要部品不足、原材料・エネルギーコスト上昇、コンテナ輸送能力不足を含む世界的なサプライチェーン混乱が新たなリスクとして示された。北米では建設資材不足による建築現場閉鎖、ミニ・クローラクレーン出荷減少、運賃高騰として実際の業績影響も記載されている。