金属部門の買鉱条件悪化による減益
FY2018-Q1に初出。13回の記載のうち7回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2019-Q2。直近の記載はFY2026。
古河機械金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。6社中2社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに1社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「電気銅は、生産量が44,482トン(対前年同期1,293トン減)となった一方、販売数量は前年同期並みとなりました。この結果、海外相場の上昇により増収となったものの、委託損益の悪化により減益となりました。」
委託損益の悪化は通期でも電気銅の減益要因として残った。一方、金属部門全体では相場上昇等により増収増益となった。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「電気銅は、生産量が22,419トン(対前年同期881トン減)となり、販売数量は前年同期並みとなりましたが、円高に加え、委託損益の悪化により、減収減益となりました。」
委託損益の悪化が電気銅の減収減益要因として再び実績化した。一方、電気金は販売数量増と相場上昇で増収増益となった。 - FY2025委託製錬収支悪化も金属価格上昇で増益有価証券報告書
「2024年度は、委託製錬収支が悪化したものの、金属価格変動による利益計上により、収益性(営業利益率)が改善し、ROAは7.7%となりました。」
委託製錬収支は悪化した一方、金属価格変動による利益計上により金属部門は増益となった。 - FY2024対処有価証券報告書
「一方で、金属価格変動による利益計上があったほか、委託製錬収支の改善により、増益となりました。」
委託製錬契約終了後の収支改善と金属価格変動による利益計上により、買鉱条件・製錬採算に関する減益要因は弱まった。 - FY2024-Q3対処有価証券報告書
「金属価格変動による利益計上があったほか、委託製錬収支の改善により、増益となりました。」
委託製錬収支の改善と金属価格変動による利益計上により、買鉱条件・製錬採算に関する従来の減益要因は弱まった。 - FY2022対処有価証券報告書
「不採算である輸出の減少、委託損益の採算改善を見込み、営業利益は、2023年3月期予想0百万円に対し約400百万円の増益となる見込みです。」
買鉱条件や製錬採算の悪化に対し、小名浜製錬との契約終了と不採算輸出削減により、2024年3月期には約4億円の営業利益改善を見込んでいる。 - FY2021悪化有価証券報告書
「金属部門では、原料銅鉱石、地金製品ともに国際的な需給バランス、投機的取引、国際政治・経済情勢など国際市況の動向の影響を受け、製錬採算は、鉱石買鉱条件の影響を受けるため、収益の変動は大きくなります。」
金属価格上昇で増益となった一方、鉱石買鉱条件の悪化や製錬費の増加により、委託製錬採算の厳しさと収益変動リスクは引き続き強調された。 - FY2021-Q3悪化有価証券報告書
「電気銅、電気金ともに海外相場の上昇により、増収となりましたが、鉱石買鉱条件の悪化などにより減益となりました。」
銅・金相場上昇による増収にもかかわらず、鉱石買鉱条件の悪化などにより金属部門は営業損失40百万円となり、前年同期の営業利益284百万円から悪化した。 - FY2021-Q2悪化有価証券報告書
「電気銅は、国内需要の減少を輸出でカバーし、販売数量は、41,515トン(対前年同期比1,322トン増)で増収となりましたが、鉱石買鉱条件の悪化などにより減益となりました。」
販売数量増と増収にもかかわらず、鉱石買鉱条件の悪化などにより金属部門は営業損失に転じた。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「前年同期に対し、電気銅は海外相場の下落により減収、電気金は海外相場の上昇により増収となり、鉱石買鉱条件の悪化などにより減益となりました。」
鉱石買鉱条件の悪化などが金属部門の減益要因として引き続き示され、今回は営業損失に転じた。 - FY2019-Q3悪化有価証券報告書
「一方、営業利益は、買鉱条件の悪化や期末にかけて銅価格が下落したことなどにより、減益となりました。」
買鉱条件の悪化に加え、期末にかけての銅価格下落が金属部門の減益要因として続き、当第3四半期累計の営業利益は前年同期比10億84百万円減少した。 - FY2019-Q2悪化有価証券報告書
「営業利益は、主として、産業機械、電子部門で増益となりましたが、金属部門は、買鉱条件の悪化や金価格の下落などにより減益となりました。」
買鉱条件の悪化が前四半期に続いて金属部門の減益要因となり、金価格の下落も新たに併記された。 - FY2018-Q1初出有価証券報告書
「売上高は、主として、産業機械、ロックドリル、ユニックの機械事業と化成品部門で増収となり、営業利益は、主として、ユニック部門で増益となりましたが、金属部門は、買鉱条件の悪化により減益となりました。」
買鉱条件の悪化が金属部門の減益要因として初めて明示され、実績として営業利益の減少に現れている。