合弁事業・第三者提携の成果未達
FY2016に初出。5回の記載のうち2回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2024-Q2。直近の記載はFY2024。
三井金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2019年。15社中7社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに17社。
- FY2024顕在化有価証券報告書
「Mitsui Kinzoku Die-Casting Technology America Inc.の財政状態の悪化に伴い、同社株式の実質価額が著しく低下したため関係会社株式評価損を計上し、加えて、同社への金銭債権に対する貸倒引当金繰入額を計上しております。」
関係会社の財政状態悪化が、関係会社株式評価損987百万円及び貸倒引当金繰入額2,595百万円として通期に計上された。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「Mitsui Kinzoku Die-Casting Technology America Inc.の財政状態の悪化に伴い、同社株式の実質価額が著しく低下したため関係会社株式評価損を計上し、加えて、同社借入金への債務保証に対する債務保証損失引当金を計上しております。」
同社の財政状態悪化、関係会社株式評価損及び債務保証損失引当金の計上について、前四半期に続き実際の損失として開示している。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「Mitsui Kinzoku Die-Casting Technology America Inc.の財政状態の悪化に伴い、同社株式の実質価額が著しく低下したため関係会社株式評価損を計上し、加えて、同社借入金への債務保証に対する債務保証損失引当金を計上しております。」
第三者・関係会社の財政状態悪化や事業計画見直しが、関係会社株式評価損987百万円および債務保証損失引当金2,505百万円の計上として実際に発生した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「当社と事業シナジーが見込まれる国内外の有望なベンチャー等の第三者と共同開発を行っております。第三者との提携において、提携先での技術開発の遅れおよび技術優位性の低下、提携先財務状況の悪化により、当社の新事業創出が困難となる恐れもあります。」
合弁・提携一般の成果未達リスクから、ベンチャー等との共同開発、新事業創出、技術・財務面の具体的なリスクへ記載を広げている。 - FY2016初出有価証券報告書
「重要な合弁事業が経営不振に陥り、又は提携関係における成果を挙げることができない場合は、当社グループの財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があります。」
合弁・提携が複数事業で重要な役割を果たしていることに伴うリスクを示している。