ステンレス需要の減退と資源価格低迷による市況悪化
FY2017-Q1に初出。36回の記載のうち13回が「再掲」。直近の記載は2026-08-07。
日本金属がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに0社。
- 2026-08-07再掲決算
「欧州や中国などで新エネルギー車(EV・PHV等)へのシフトが遅れた日本車の販売が減速するなど、依然として厳しい事業環境が継続しております。」
自動車関連産業における日本車販売の減速と、厳しいステンレス業界環境が再確認されている。 - FY2026再掲有価証券報告書
「欧州や中国などで新エネルギー車(EV・PHV等)へのシフトが遅れた当社製品の採用比率が高い日本車の販売不振の影響などにより需要が低迷するなど、依然として厳しい事業環境が継続しております。」
自動車関連、とくに欧州・中国での日本車販売不振によるステンレス需要低迷と厳しい業界環境が再確認されている。 - 2026-06-04再掲株主総会
「ステンレス業界におきましては、当社グループの主要な市場である自動車関連産業において、国内では米国の関税政策への対応などの生産調整などがあったものの緩やかな回復基調であった一方、欧州や中国などで新エネルギー車(EV・PHV等)へのシフトが遅れた当社製品の採用比率が高い日本車の販売不振の影響などにより需要が低迷するなど、依然として厳しい事業環境が継続しております。」
自動車関連需要の低迷と厳しいステンレス業界環境が再確認されている。 - FY2026-H1再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、当社の主力取引先である自動車関連にて、自動車生産台数は回復傾向にあるものの欧州や中国で普及が進む新エネルギー車へのシフトが遅れた日系自動車メーカーの販売不振などの影響により需要が低迷しております。また、主力輸出先である中国にて、市場の停滞や現地メーカーとの競合が激化するなど、厳しい事業環境が継続しています。」
自動車生産台数の回復傾向がある一方、日系自動車メーカーの新エネルギー車対応の遅れ、中国市場の停滞と現地メーカーとの競合激化により、厳しいステンレス業界環境が再確認されている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、当社の主力取引先である自動車分野にて、国内では自動車メーカーの認証問題による自動車生産台数の低迷、海外では中国市場でのEV化への対応が遅れた日本車の販売不振や中国市場の低迷などの影響により需要の回復が大幅に遅れており、厳しい事業環境が継続しています。」
国内の自動車認証問題、中国市場の低迷、日本車のEV化対応の遅れ、現地メーカーの低コスト攻勢による需要回復遅延と厳しいステンレス業界環境が継続している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、当社グループの主要取引先である自動車関連産業において、新車生産台数は回復傾向にあるものの、国内ではサプライチェーン間での部品在庫調整が長引き、海外ではEV化への対応が遅れた日本車の販売低迷や中国の景気減速による影響を受けて需要の回復が大幅に遅れるという状況下で、原材料・エネルギー・副資材・物流などあらゆる費用の高騰が続いているため、引き続き非常に厳しい事業環境となりました。」
新車生産台数の回復傾向はあるものの、在庫調整の長期化、中国景気減速、EV化に伴う需要変化、諸コスト高騰が重なり、ステンレス業界の厳しさが継続・深刻化している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、当社グループ製品の主要取引先である自動車関連産業において新車生産台数は回復傾向にありますが、国内ではサプライチェーン間での部品在庫調整が長引き、海外ではEV化への対応が遅れた日本車の販売不振や中国経済の成長率が鈍化するといった影響を受けて需要の回復が大幅に遅れる中、原材料、エネルギー、副資材、物流などの価格高騰も継続しており、非常に厳しい事業環境が続いております。」
新車生産台数の回復傾向がある一方、国内の部品在庫調整長期化、海外の日本車販売不振、中国経済の成長鈍化、諸コスト高騰により、ステンレス需要の回復遅延と厳しい事業環境が継続している。 - FY2024-Q2悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、当社グループ製品の主要取引先である自動車関連産業での半導体を含む部品供給不足の解消により需要が回復すると見込んでおりましたが、国内におけるサプライチェーン間での在庫調整が長引き、また、海外ではEV化への対応が遅れた日本車の販売不振や中国市場の低迷などの影響により需要の回復が大幅に遅れており、厳しい事業環境が継続しています。」
部品供給不足の解消後も国内サプライチェーンの在庫調整が長期化し、海外では日本車のEV化対応の遅れや中国市場低迷が加わって、ステンレス需要の回復遅延がより具体化している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、半導体供給不足などで自動車メーカーの減産が続いた影響を受けて、在庫を積み増した自動車部品メーカーが生産調整の局面に入っており、新規の受注数量が伸び悩む状況となっております。また、原材料、エネルギー、副資材、物流などの諸コスト上昇による厳しい事業環境が継続しています。」
半導体不足による自動車メーカーの減産に続き、自動車部品メーカーの在庫調整と生産調整、新規受注数量の伸び悩みが明示され、原材料等のコスト上昇も継続している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、半導体の供給不足等により新車生産台数が伸び悩む自動車業界の影響を受け、特に下半期には世界的な景気減速感も強まり、需要の低迷や在庫調整を伴う厳しい事業環境が継続しております。」
半導体不足による新車生産台数の伸び悩みに加え、下半期の世界的な景気減速感、需要低迷、在庫調整が併記され、ステンレス業界の厳しい市況認識が強まっている。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましても、半導体などの部品供給不足による自動車生産台数の低迷や、原材料、副資材、エネルギー、物流などの諸コスト上昇により、厳しい事業環境が継続しています。」
半導体などの部品供給不足による自動車生産低迷と、原材料・副資材・エネルギー・物流コストの上昇を伴う厳しいステンレス業界環境が継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、自動車関連での半導体供給不足の長期化や国際海上輸送のコンテナ不足によるサプライチェーンの混乱等による下振れリスクが懸念されることや、原材料、副資材、エネルギー、物流などの諸コスト上昇により、厳しい事業環境が継続しています。」
半導体供給不足の長期化、コンテナ不足によるサプライチェーン混乱、原材料・副資材・エネルギー・物流コスト上昇を伴う厳しいステンレス業界環境が再確認されている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、自動車関連を中心に需要は回復傾向にありますが、半導体の供給制限長期化や国際海上輸送のコンテナ不足によるサプライチェーンの混乱等による景気の下振れリスク懸念や、原材料、副資材、エネルギー、物流などの諸コスト上昇により、厳しい事業環境が継続しております。」
自動車関連需要の回復と並存して、半導体供給制限、コンテナ不足、諸コスト上昇による厳しい業界環境が再確認されている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、自動車関連を中心に需要は回復傾向にありますが、半導体供給制限による下振れリスクが懸念されることや、原材料、副資材、エネルギー、物流などの諸コスト上昇により、厳しい事業環境が継続しています。」
自動車関連を中心とする需要回復と、半導体供給制限による下振れリスク、原材料・副資材・エネルギー・物流コスト上昇が併存する厳しい業界環境が再確認されている。 - FY2022-Q2再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、自動車や産業機械をはじめとした各分野で需要の回復が進む一方で、半導体を含む部品供給の停滞による自動車減産の影響や、エネルギー、物流、副資材などの諸コスト上昇により、厳しい事業環境が継続しています。」
自動車・産業機械などの需要回復が進む一方、部品供給停滞による自動車減産とエネルギー・物流・副資材コスト上昇が併存する厳しい環境が再確認されている。 - FY2022-Q1需要回復と原料高・供給制約懸念の併存有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、前年度下期より自動車関連を中心に需要は回復傾向にありますが、半導体不足による下振れリスクが懸念されることや、鉄源や各種原料価格、副資材等の価格が上昇傾向にあることなど、厳しい事業環境が継続しています。」
自動車関連を中心とする需要回復が記載された一方、半導体不足による下振れ懸念と鉄源・原料・副資材価格の上昇が併存している。 - FY2021需要回復と需要低迷・在庫調整の併存有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、下期には主要需要先である自動車関連製品の需要分野を中心に受注回復の動きが見られるようになりましたが、多くの事業分野で需要低迷や在庫調整などを伴う厳しい事業環境が継続しています。」
自動車関連を中心に下期の受注回復が記載された一方、多くの事業分野では需要低迷・在庫調整を伴う厳しい環境が続いている。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、自動車関連需要に持ち直しの動きがみられ、その他の需要分野でも回復が期待されたものの、感染の再拡大により経済活動低迷が懸念されるなど、今後も厳しい事業環境が続くものと予想されます。」
自動車関連需要の持ち直しや他分野の回復期待がある一方、感染再拡大による経済活動低迷が懸念され、回復の兆しと厳しい事業環境が併存する認識が維持されている。 - FY2021-Q2需要回復の兆しと在庫調整の併存有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、足下では自動車などの需要分野で回復の動きがみられるものの、経済活動の制限による需要の低迷や在庫調整に伴う売上の減少などにより、非常に厳しい事業環境が継続しています。」
自動車需要には回復の動きがみられる一方、経済活動の制限と在庫調整による需要低迷・売上減少が併存し、市況認識が回復兆しを含む表現へ変化している。 - FY2021-Q1悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましても、自動車や産業機械などの需要分野において感染症の影響により生産活動が低迷したことに伴い、減産や在庫調整を余儀なくされるなど厳しい事業環境が継続しています。」
感染症の影響により自動車・産業機械向けの生産活動が低迷し、減産や在庫調整が発生していると記載され、業界環境の厳しさが具体化している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、米中貿易摩擦などを背景とした輸出の伸び悩み、一部内需の低下や在庫調整、副資材や物流費など諸コストの上昇など、厳しい事業環境が1年を通して継続しました。」
輸出伸び悩み、内需低下、在庫調整、諸コスト上昇が通年で継続したとされ、業界環境の厳しさが前期までより広く・長く記載されている。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、景気減退に伴う需要の停滞や米中貿易摩擦の長期化などを背景とした輸出の伸び悩み、物流費等のコスト上昇など厳しい事業環境が継続しております。」
需要停滞、米中貿易摩擦長期化による輸出の伸び悩み、物流費等のコスト上昇が併記され、業界の厳しい事業環境がさらに具体化している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、米中貿易摩擦などを背景とした外需の減速、一部内需の低下や在庫調整、副資材や物流費等のコスト上昇など、厳しい事業環境が継続しています。」
従来の供給過剰・需要減速・原材料相場の不安定さに加え、外需減速、一部内需低下、在庫調整、副資材・物流費上昇が同時に記載され、業界環境の厳しさが強まっている。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、需要の鈍化や供給過剰などが懸念されるとともに、副資材や物流費など諸コストの上昇が続いており、厳しい調達環境も継続しています。」
前期に示された供給過剰や中国需要減速への懸念に加え、需要鈍化、副資材・物流費など諸コストの上昇、厳しい調達環境が同時に記載され、市況・調達面の厳しさが強まっている。 - FY2019供給過剰・中国需要減速への焦点移動有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、底堅い景気推移を背景に、建設関連需要や製造業向けなど、足下の堅調な需要は継続しておりますが、引き続き海外メーカーの能力増強などによる供給過剰や中国の景気減速による需要減退の影響などが懸念されます。」
需要は堅調としつつ、従来の原材料相場の不安定さに加え、海外メーカーの能力増強による供給過剰と中国景気減速による需要減退が懸念要因として明示された。 - FY2019-Q3再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、国内外とも概ね需給は順調に推移しましたものの、貿易摩擦拡大による実需の先行き不透明感から、原材料価格相場は引き続き安定感を欠く値動きがみられました。」
需給は概ね順調である一方、貿易摩擦による実需の不透明感を背景とした原材料価格相場の不安定さが継続している。 - FY2019-Q2貿易摩擦による原料相場の不安定化有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、国内外とも概ね需給は順調に推移しましたものの、貿易摩擦拡大による実需の先行き不透明感から、原材料価格相場は安定感を欠く値動きがみられました。」
需給は概ね順調とされ、従来の需要減退・市況下落よりも、貿易摩擦による実需の先行き不透明感と原材料価格相場の不安定な値動きへ焦点が移っている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「ステンレス業界におきましても足下の堅調な需要は継続しています。しかしながら国際的な資源価格の上昇や、国内での物価の上昇も続く中で、貿易取引の先行き不透明感もあり慎重な市場対応が求められました。」
需要の堅調さが続く一方、国際的な資源価格・国内物価の上昇が継続しており、原料高と市場対応の難しさに関する認識が維持されている。 - FY2018需要堅調・原料高と調達難の継続有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、足下の堅調な需要は継続しており、経済の回復に伴う設備投資や個人消費増大の期待から、鉄源や各種原料価格並びに物流価格の上昇が続いており、また厳しい調達環境も継続しております。」
需要減退や市況下落ではなく、堅調な需要と並存する鉄源・原料・物流価格の上昇および調達環境の厳しさへ、リスクの焦点が移っている。 - FY2018-Q3原料高・価格維持課題への転換有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、国内では需要が堅調な環境にありましたが、国内外において、鉄源価格の上昇などで、製品原価は上昇基調で推移しておりますため、適正な製品価格を維持することが業界全体の課題として認識されております。」
国内需要は堅調とされ、従来の需要減退・市況下落から、鉄源価格上昇による製品原価上昇と適正な販売価格維持が課題となる局面へ焦点が移っている。 - FY2018-Q2対処有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、国内では、需要が堅調なため引き続き値戻しが進む環境にあり、海外では、当第2四半期連結累計期間中ごろまで中国の鉄鋼需要が弱いとの予想から市況の下落が続きましたが、その後は石炭や中国での低品質鋼の取り締まり強化などで鉄鉱石などの原料価格の上昇から市況は底を打ちました。」
国内の値戻しが継続し、海外市況も中国需要の弱さによる下落から底打ちに転じたと記載されており、市況悪化リスクは前四半期末時点より緩和している。 - FY2018-Q1国内値戻し・海外価格軟調の併存有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、国内では、需要が堅調なため値戻しが進む環境にありましたが、海外では、中国の鉄鋼需要が弱いとの予想から、価格の軟調基調が続きました。」
国内では需要堅調による値戻しが進む一方、海外では中国鉄鋼需要の弱さを背景に価格軟調が続いており、資源価格の底打ち・原価上昇から地域別の価格動向へ焦点が移っている。 - FY2017資源価格の底打ち・原価上昇局面への転換有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、ニッケル価格は底を打ち回復基調で推移しましたが、下半期には鉄鉱石や原料炭など鉄鋼原料の急騰が見られ、製鋼各社は原価が上昇しております。」
ニッケル価格の下落懸念は底打ち・回復基調となる一方、鉄鉱石や原料炭の急騰による原価上昇が前面に出ており、市況悪化要因が資源価格低迷から原価上昇局面へ移っている。 - FY2017-Q3市況悪化要因が変化有価証券報告書
「ニッケル価格は底を打ち回復基調にありますが、生産能力過剰が継続していることに加え、鉄鉱石や原料炭など鉄鋼原料の急騰が見られ、先行き見通しが困難な状況で推移いたしました。」
ニッケル価格の低迷は底打ち・回復基調となった一方、生産能力過剰が続き、鉄鉱石や原料炭の急騰が新たな市況不安要因として記載されている。 - FY2017-Q2対処有価証券報告書
「供給余力が生じている状況に変化はありませんが、ニッケル需給の改善により、ニッケル価格相場の低下は底を打ちつつあり、製品価格の下落に歯止めがかかりましたものの依然厳しい状況にあります。」
供給余力は残る一方、ニッケル需給の改善により資源価格の下落が底打ちし、製品価格の下落にも歯止めがかかったと記載している。ただし、市況は依然厳しい。 - FY2017-Q1初出有価証券報告書
「ステンレス業界におきましては、鉄鉱石やニッケルなどの資源価格低迷が続いており、需要の減退と相まって価格回復の重しとなり、厳しい状況で推移いたしました。」
資源価格低迷と需要減退が価格回復を阻害し、業界が厳しい状況にあるという市況認識。