長期販売見込みのない在庫と評価損
FY2016-Q2に初出。10回の記載のうち6回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2016-Q3。直近の記載はFY2025。
東海カーボンがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より4年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。39社中11社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに41社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸評価損(△は戻入額)が売上原価に含まれております。前連結会計年度△1,492百万円、当連結会計年度433百万円」
前年度の評価損戻入れから、2025年度は433百万円の棚卸評価損へ転じ、在庫の収益性低下による負担が再発した。 - FY2024対処有価証券報告書
「次の棚卸評価損(△は戻入額)が売上原価に含まれております。2,475百万円 △1,492百万円」
棚卸評価損は2023年度の2,475百万円から、2024年度は1,492百万円の戻入れに転じ、在庫評価損負担が低減した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸評価損が売上原価に含まれております。997百万円 2,475百万円」
棚卸評価損が前年度997百万円から2023年度2,475百万円へ増加し、在庫の収益性低下に伴う評価損が拡大した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸評価損(△は戻入額)が売上原価に含まれております。△4,332百万円 997百万円」
前年度の4,332百万円の戻入れから、2022年度は997百万円の棚卸評価損へ転じ、在庫評価損が再発した。 - FY2021対処有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸評価損(△は戻入額)が売上原価に含まれております。△4,332百万円」
前年度に3,162百万円の棚卸評価損を計上した状態から、2021年度は4,332百万円の戻入額となり、評価損負担が低減した。 - FY2020悪化有価証券報告書
「期末棚卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次の棚卸評価損が売上原価に含まれております。前連結会計年度1,980百万円、当連結会計年度3,162百万円」
棚卸評価損が前年度の1,980百万円から当年度3,162百万円へ増加し、在庫の収益性低下による評価損がさらに拡大した。 - FY2019悪化有価証券報告書
「期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次のたな卸評価損が売上原価に含まれております。1,980百万円」
棚卸評価損が前年度の14百万円から1,980百万円へ増加し、在庫の収益性低下による評価損が再拡大した。 - FY2017対処有価証券報告書
「期末たな卸高は収益性の低下に伴う簿価切下げ後の金額であり、次のたな卸評価損が売上原価に含まれております。9百万円」
棚卸資産評価損は前期462百万円から当期9百万円へ減少。 - FY2016-Q3悪化有価証券報告書
「長期在庫の評価損約3億円計上」
長期在庫の評価損を約3億円と具体的に記載。 - FY2016-Q2初出有価証券報告書
「長期に販売が見込めない在庫の評価損の計上」
ファインカーボン事業で在庫評価損を計上し、在庫削減も構造改革施策に含めている。