のれん・顧客関係資産の減損リスク
FY2022に初出。12回の記載のうち5回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023-Q2。直近の記載は2026-08-07。
リベルタがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。98社中35社が悪化側に。
直近の記載が「実績引用」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-07実績引用業績予想の修正
「フジアンドチェリー㈱に係るのれんについて、事業環境及び業績の推移並びに将来の事業計画を踏まえた結果、回収可能価額が帳簿価額を下回ると判断したため、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上いたしました。なお、回収可能価額は使用価値にて測定していますが、将来キャッシュ・フローが見込めないため、ゼロとして算定しております。」
フジアンドチェリーに係るのれんについて、回収可能価額をゼロとして71百万円の減損損失を計上した実績を、適時開示で改めて引用している。canonical thread は変更しない。 - FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「2023年4月1日に株式を100%取得し完全子会社化し、2024年8月1日付で当社に吸収合併したフジアンドチェリー㈱に係るのれんについて、将来事業計画からの乖離が生じ、当初想定していた超過収益力を見込めなくなったことから帳簿価額を回収可能価額まで減額し、当該減少額を減損損失として特別損失に計上いたしました。」
フジアンドチェリーに係るのれんについて将来事業計画からの乖離が生じ、回収可能価額をゼロとして71,207千円の減損損失を計上した。企業結合に伴うのれんの減損リスクが実際に発生した。 - FY2025対処有価証券報告書
「当連結会計年度の連結財務諸表には、企業結合により識別したのれん及び顧客関係資産が計上されております。」
のれん残高は前期の477,876千円から414,377千円へ、顧客関係資産は198,418千円から173,378千円へ減少した。減損の兆候が識別された場合のリスク自体は継続している。 - 2026-03-05対処株主総会
「当連結会計年度の連結計算書類に計上した金額 のれん 414,377千円 顧客関係資産 173,378千円」
のれん・顧客関係資産について、粧和取得分を含む残高と減損判定方法を記載している。前回開示で示された粧和取得に伴うのれん38,817千円は、償却等を経た連結残高として計上されている。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「①発生したのれんの金額 38,817千円 取得原価の配分の完了に伴い、のれんの金額は確定しております。」
粧和の取得に伴い38,817千円ののれんが新たに計上され、減損リスクの対象が追加された。一方、連結貸借対照表上ののれん残高は償却等により前期末から減少している。 - FY2024対処有価証券報告書
「当連結会計年度の連結財務諸表には、企業結合により識別したのれん及び顧客関係資産が計上されております。」
のれん残高は前中間期の530,059千円から期末477,876千円へ減少し、顧客関係資産も198,418千円となった。減損の兆候が生じた場合のリスクは継続している。 - FY2024-H1対処有価証券報告書
「のれん 443,360 530,059」
のれん残高は前四半期報告書の560,603千円から530,059千円へ減少した。アフラの取得原価配分確定や償却により、減損リスクの対象残高が直近から縮小している。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「のれん 443,360 560,603」
アフラの連結等により、のれん残高が前連結会計年度末の443,360千円から560,603千円へ増加し、減損リスクの対象残高が拡大した。 - FY2023悪化有価証券報告書
「のれん 308,392千円 443,360千円」
フジアンドチェリーの連結を含め、のれん残高が前期の308,392千円から443,360千円へ増加し、損益計画と実績の乖離による減損リスクの対象残高が拡大している。 - FY2023-Q3悪化有価証券報告書
「フジアンドチェリー株式会社を連結の範囲に含めたことによりのれんが153,013千円増加したことなどによるものです。」
フジアンドチェリーの連結により、のれんが前連結会計年度末から153,013千円増加し、のれん・顧客関係資産に関する減損リスクのエクスポージャーが拡大している。 - FY2023-Q2悪化有価証券報告書
「のれん 308,392 479,450」
フジアンドチェリーの連結に伴い、のれんが308,392千円から479,450千円へ171,058千円増加した。将来の事業展開による超過収益力を源泉とする減損リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2022初出有価証券報告書
「翌連結会計年度以降において損益計画と損益実績に乖離が生じることにより上記のれん及び顧客関係資産について減損の兆候が識別された場合には、減損損失の計上の可能性があり」
ファミリー・サービス・エイコーの取得により、のれん308,392千円及び顧客関係資産248,498千円を計上している。損益計画と実績の乖離による減損リスクを新たに記載し、当期は減損の兆候を識別していないとしている。