新型コロナウイルス感染症による患者来院数・加工受託件数の減少
FY2020-Q2に初出。11回の記載のうち9回が「対処」で、最初の「対処」はFY2020-Q3。直近の記載はFY2025。
セルソースがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2026年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より6年遅い。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに1社。
- FY2025再定義有価証券報告書
「再生医療分野やバイオ医薬分野等における需要の急拡大や、国際情勢による輸送状況の懸念、ならびに新型コロナウイルス感染症に類似した事象が起こる場合には、資材が不足し加工受託サービスの遅延・停止を引き起こし、当社グループの経営成績及び財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。」
新型コロナウイルス感染症による過去の患者来院数・受託件数減少という個別リスクから、類似事象を含む資材不足・加工受託サービス遅延や停止のリスクへ整理されている。 - FY2022対処有価証券報告書
「その後の緊急事態宣言や感染再拡大の各局面においても加工受託数に大きな影響はでておりません。」
初期には患者来院数・加工受託数の減少が発生したが、その後の感染再拡大局面では加工受託数への大きな影響は生じていないと記載された。 - FY2022-Q3対処有価証券報告書
「当第3四半期累計期間は、期初にみられた新型コロナウイルスの感染拡大による、売上成長の鈍化傾向がおさまり、加工受託サービスを中心に順調に拡大いたしました。」
期初の感染拡大による売上成長の鈍化傾向が収束し、加工受託サービスを中心に事業が拡大したと記載されている。 - FY2022-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間は、新型コロナウイルスの感染拡大の鎮静化に伴い、当社におきましては、提携医療機関数や加工受託件数に増加傾向がみられ、加工受託サービスを中心に売上は順調に拡大いたしました。」
新型コロナウイルス感染拡大の鎮静化に伴い、提携医療機関数・加工受託件数が増加傾向となり、加工受託サービスを中心に売上が拡大した。感染拡大による事業への影響が抑えられた状況が示されている。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期累計期間は、新型コロナウイルスの感染再拡大により東京都を含む複数の都道府県にまん延防止等重点措置の適用などがありましたが、当社におきましては、提携医療機関数や加工受託件数は引き続き堅調に伸長、加工受託サービスを中心に売上は順調に拡大いたしました。」
感染再拡大とまん延防止等重点措置の適用があったものの、提携医療機関数・加工受託件数は伸長し、加工受託サービスを中心に売上が拡大した。感染拡大による事業への影響は当四半期において抑えられた状況が示されている。 - FY2021対処有価証券報告書
「その後の緊急事態宣言や感染再拡大の各局面においても加工受託数に大きな影響はでておりません。」
感染拡大の初期には加工受託数が減少したが、その後の緊急事態宣言・感染再拡大局面では大きな影響が生じなかったと記載された。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「当第2四半期累計期間は、新型コロナウイルスの感染再拡大により東京都を含む複数の都道府県に緊急事態宣言の発出またはまん延防止等重点措置の適用などがありましたが、当社におきましては、提携医療機関数や加工受託件数は引き続き堅調に伸長、加工受託サービスを中心に売上は順調に拡大いたしました。」
新型コロナウイルスの感染再拡大や緊急事態宣言等があったものの、提携医療機関数・加工受託件数は伸長し、加工受託サービスを中心に売上が拡大した。感染拡大による事業への影響は当四半期において抑えられた状況が示されている。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「当第1四半期累計期間は、新型コロナウイルス第3波の流行再拡大により東京都を含む一部都府県に緊急事態宣言が発出されるなどありましたが、当社におきましては、提携医療機関数や加工受託件数は引き続き堅調に伸長、加工受託サービスを中心に売上は順調に拡大いたしました。」
新型コロナウイルス第3波の再拡大と緊急事態宣言があったものの、提携医療機関数・加工受託件数は伸長し、事業への影響が抑えられた状況が示された。 - FY2020対処有価証券報告書
「2020年3月以降、新型コロナウイルス感染症第一波拡大に伴い、当社の提携医療機関への患者来院数の減少により当社の加工受託数も減少しておりましたが、同年5月の緊急事態宣言解除以後、加工受託数は順調に回復・伸長してきており、またその後の第二波、第三波拡大時においても加工受託数に大きな影響はでておりません。」
第一波による患者来院数・加工受託数の減少後、加工受託数が回復・伸長し、第二波・第三波では大きな影響が生じなかったと記載された。 - FY2020-Q3対処有価証券報告書
「2020年3月以降、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、当社の提携医療機関への患者来院数の減少が見られ、再生医療関連事業における加工受託件数が減少しておりました。同年5月の緊急事態宣言解除以降、加工受託件数は復調してきておりますが、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大が長期化した場合には、再度再生医療関連事業の収益の悪化を引き起こし、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
感染拡大による患者来院数・加工受託件数の減少は発生したままだが、緊急事態宣言解除以降、加工受託件数が復調した。再拡大が長期化するリスクは引き続き記載されている。 - FY2020-Q2初出有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、当社の提携医療機関への患者来院数の減少が見られ、再生医療関連事業における加工受託件数が減少しております。緊急事態宣言解除以降、加工受託件数に復調傾向がみられているため、かかる減少は一時的であると考えておりますが、新型コロナウイルス感染症の再拡大等により加工受託件数の減少が長期化した場合には、再生医療関連事業の収益の悪化を通じ、当社の経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
患者来院数と加工受託件数の減少が実際に発生した新たなリスクとして追加された。第1四半期会計期間の1,922件から第2四半期会計期間は1,559件へ減少したが、緊急事態宣言解除以降は復調傾向も記載されている。