コンテンツ確保・調達コスト・契約更新のリスク
FY2016に初出。10回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
WOWOWがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- FY2026悪化有価証券報告書
「継続的な円安進行等に伴う海外コンテンツ調達コストの高止まり」
海外コンテンツ調達コストの高止まりを事業環境の主要な変化として明示し、さらに競合増加による優秀なクリエイター確保難や制作費高騰のリスクも記載した。 - 2026-05-15悪化決算
「コンテンツのさらなる充実に向け㈱NTTドコモとコンテンツの共同制作・共同調達・相互提供に関する業務提携契約を締結し」
コンテンツ獲得競争への対応として、共同制作・共同調達・相互提供の提携を実施した。リスク自体の縮小は記載されていない。 - FY2025悪化有価証券報告書
「しかしながら、コンテンツの制作面においても、競合の増加により、優秀なクリエイターの確保が困難になることで上質なコンテンツが制作できない、または制作費が高騰する等により、正味加入者数の減少、または番組制作コストの増加により、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
従来の調達競争・契約更新リスクに加え、制作面でのクリエイター確保難と制作費高騰によるリスクを明示した。 - FY2022悪化有価証券報告書
「また、国内の有料、無料問わず、放送、配信サービスの競合増加、コンテンツ流通のグローバル化の進展により、コンテンツ獲得競争が激化しております。」
国内外の放送・配信サービスの競合増加とコンテンツ流通のグローバル化を背景に、コンテンツ獲得競争の激化と調達コスト増加の可能性を明示した。 - FY2022-Q3四半期業績変動リスク明示有価証券報告書
「なお、年間を通じて、コンテンツの投下時期の集中等により、コストバランスが変動するため、四半期単位で業績が変動することがあります。特に第4四半期においては、スポーツコンテンツが期中を通じて開催されること、大型のアワードや音楽ライブ等が集中し、番組費が増加する傾向にあります。そのため、他の四半期と比較して利益水準を低下させる傾向があります。」
コンテンツ投下時期の集中、特に第4四半期のスポーツ・アワード・音楽ライブ等による番組費増加と、四半期単位の利益変動を明示した。 - FY2021再掲有価証券報告書
「現在放送、配信しているコンテンツのすべてが、将来にわたっても継続的に確保できるという保証はなく、あるコンテンツの放送を継続できなくなった場合、それに不満な加入者が加入契約を解約することにより、正味加入者の減少に伴い、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。」
放送・配信コンテンツの継続確保、調達コスト上昇、契約更新不成立による加入者・業績への影響を再掲した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「現在放送しているコンテンツのすべてが、将来にわたっても継続的に確保できるという保証はありません。さらに契約の更新に関しては、経済的条件や放送条件が折り合わないなどの理由により、各契約の更新が遅延する、又は各契約が更新できない可能性があります。」
コンテンツの継続確保、調達コスト上昇、契約更新の遅延・不成立リスクを再掲した。 - FY2018再掲有価証券報告書
「現在放送しているコンテンツのすべてが、将来にわたっても継続的に確保できるという保証はありません。さらに契約の更新に関しては、経済的条件や放送条件が折り合わないなどの理由により、各契約の更新が遅延する、又は各契約が更新できない可能性があります。」
コンテンツの継続確保、調達コスト上昇、契約更新の遅延・不成立のリスクを再掲した。 - FY2017再掲有価証券報告書
「現在放送しているコンテンツのすべてが、将来にわたっても継続的に確保できるという保証はありません。さらに契約の更新に関しては、経済的条件や放送条件が折り合わないなどの理由により、各契約の更新が遅延する、又は各契約が更新できない可能性があります。」
コンテンツの継続確保、調達条件、契約更新に関するリスクを再掲した。 - FY2016初出有価証券報告書
「コンテンツ調達コストは全般的に高騰する傾向にあります。そのため、コンテンツ調達コストの増加により、当社が取得を希望するコンテンツが調達できない、又は、割高なコンテンツを調達した結果、当社の経営に悪影響を及ぼす可能性があります。」
コンテンツの継続確保、競争による調達コスト上昇、契約更新の遅延・不成立を主要リスクとしている。