プロジェクトマネジメント不全による採算悪化
FY2016に初出。20回の記載のうち8回が「対処」で、最初の「対処」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。54社中17社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに27社。
- FY2024再掲有価証券報告書
「また、自社開発したプロジェクト情報共有・可視化システムを利用して、プロジェクトの活動状況をリアルタイムで監視し、早期に問題を発見するとともに、プロジェクトにおける活動や成果物を全てデータベース化し、プロジェクト進捗のモニタリングと成果物の品質チェックを自動化する科学的なプロジェクト運営を推進しております。」
プロジェクトレビュー、アーキテクチャーレビュー、リアルタイム可視化、成果物の自動チェックによる科学的なプロジェクト運営を継続している。 - FY2023-Q3対処有価証券報告書
「また、品質管理を徹底しながらプロジェクトを進めた結果、前年同期比で増収増益となりました。」
品質管理を徹底しながらプロジェクトを進め、ITコンサルティング&サービス事業で増収増益となった。過去に発生したプロジェクト採算悪化リスクへの対処結果が示されている。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「一方で、一部の大型プロジェクトにおいて設計段階で品質向上のためのコストが計画より多く発生いたしました。また、研究開発に投資を行ったことなどから、前年同期比で増収、営業利益については若干の減益となりました。」
一部大型プロジェクトで、設計段階の品質向上コストが計画を上回り、ITコンサルティング&サービス事業の営業利益を押し下げた。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「一部の大型プロジェクトにおいて設計段階で品質向上のためのコストが計画より多く生じたことなどから営業利益は3,172百万円(同5.0%減)」
大型プロジェクトの設計段階で品質向上のためのコストが計画を上回り、営業利益を押し下げた。プロジェクト管理・品質管理上のリスクが実績として表れている。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループでは、プロジェクト・コントロール強化のために、品質管理の経験豊富な技術者によるプロジェクトレビュー体制やコアテクノロジー部門に所属する技術者によるアーキテクチャーレビュー体制を強化しています。また、自社開発したプロジェクト情報共有・可視化システムを利用して、プロジェクトの活動状況をリアルタイムで監視し、早期に問題を発見するとともに、プロジェクトにおける活動や成果物を全てデータベース化し、プロジェクト進捗のモニタリングと成果物の品質チェックを自動化する科学的なプロジェクト運営を推進しております。」
プロジェクトレビュー、アーキテクチャーレビュー、リアルタイム可視化、品質チェック自動化による管理体制と、管理不全時の採算悪化リスクを継続して記載している。 - FY2022-Q1対処有価証券報告書
「昨年より推進中の大型案件への確実なプロジェクト推進と品質確保、他案件についてもプロジェクトコントロールの見直しを実施したことにより、前年同期比で増益となりました。」
FutureOneで品質確保とプロジェクトコントロール見直しを実施し、大型案件の推進によって増益となった。 - FY2021対処有価証券報告書
「また、品質及び収益管理の徹底、当社の提供するITシステムの価値訴求により、大幅な増益となりました。」
品質・収益管理の徹底によりITコンサルティング&サービス事業が大幅増益となり、プロジェクト管理不全による採算悪化への対処結果を記載している。 - FY2021-Q3対処有価証券報告書
「また、品質管理及び収益管理の徹底により、営業利益は前年同期比で大幅な増益を実現しました。」
品質管理及び収益管理の徹底により営業利益が大幅に増加し、プロジェクトマネジメント不全による採算悪化への対処結果が示された。 - FY2021-Q2対処有価証券報告書
「これに加え、品質管理の徹底による採算改善により、営業利益は前年同期比で大幅な増益を実現しました。」
品質管理の徹底による採算改善がITコンサルティング&サービス事業の営業利益増加に結び付いた。 - FY2021-Q1対処有価証券報告書
「また、品質管理の徹底により不採算案件の発生を抑止し、外注費などのコストコントロールを行ったことにより、営業利益は増益を実現しました。」
品質管理の徹底により不採算案件の発生を抑止したと記載し、プロジェクトマネジメント不全による採算悪化への対処結果を示している。 - FY2020悪化有価証券報告書
「一部難度の高い既存プロジェクトのクロージングに際し、納期の遅れやテスト費用等でコストが増加したことなどから、営業利益は減少しました。」
高難度既存プロジェクトのクロージングで納期遅れ・テスト費用増加が発生し、プロジェクト採算への負担が続いた。 - FY2020-Q3悪化有価証券報告書
「新規プロジェクトの開始の後ずれや、既存プロジェクトの納期の遅れが発生したこと、また、一部難度の高い既存プロジェクトのテスト費用の増加により、売上高、営業利益ともに前年同期比で減少しました。」
一部プロジェクトの納期遅れに伴う追加人員投入や、難度の高い案件のテスト費用増加が発生し、プロジェクト管理・採算面の負担が続いている。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「また、一部難易度の高い既存プロジェクトへ追加の人員投入を行いコストが増加したことにより、営業利益が減少しました。」
一部難易度の高い既存プロジェクトへの追加人員投入でコストが増加し、営業利益が減少した。プロジェクト管理・採算悪化に関するリスクが実績として継続している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「また、一部不採算プロジェクトについてプロジェクト損失引当金を計上したため、営業利益が減少しました。」
一部不採算プロジェクトについて損失引当金を計上し、営業利益が減少した。プロジェクトマネジメント不全による採算悪化リスクが前年度より深刻化している。 - FY2019顕在化有価証券報告書
「これにより、前年同期比で売上高は増加しましたが、一部不採算プロジェクトの影響により、営業利益は減少しました。」
一部不採算プロジェクトの影響により、ITコンサルティング&サービス事業の営業利益が減少したと記載している。 - FY2019-Q2再掲有価証券報告書
「また、品質管理の強化や機動的な人材配置等により人員の稼働率が上昇し、営業利益も前年同期比で増加しました。」
品質管理の強化と機動的な人材配置により、稼働率が上昇し営業利益が増加したことを再確認している。 - FY2019-Q1対処有価証券報告書
「品質管理の強化や機動的な人材配置等によりプロジェクトの利益率や稼働率が上昇し、営業利益も前年同期比で増加しました。」
品質管理強化や機動的な人材配置により、プロジェクト利益率・稼働率が上昇しており、プロジェクトマネジメント不全による採算悪化への対処進展が示された。 - FY2018再掲有価証券報告書
「以上のように、品質管理やプロジェクトマネジメントの強化を進めておりますが、予見できないトラブルの発生等により、当社グループのプロジェクトマネジメントがうまく機能せず、作業工数の増加、納品の遅延及び品質改善のための追加作業が起こった場合には、プロジェクトの採算が悪化し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
レビュー体制、アーキテクチャーレビュー、リアルタイム監視、成果物の自動チェックを進める一方、管理不全による工数増加・遅延・追加作業のリスクを継続している。 - FY2018-Q3対処有価証券報告書
「株式会社マイクロ・シー・エー・デーは、独自の知的財産管理ソフトウェアや製造業向けシステム開発の売上が増加するとともに、プロジェクトマネジメントの強化により利益率が向上し、営業利益が大幅に改善しました。」
プロジェクトマネジメントの強化により利益率が向上し、プロジェクト管理不全による採算悪化リスクへの対処結果が示された。 - FY2016初出有価証券報告書
「以上のように、品質管理やプロジェクトマネジメントの強化を進めておりますが、予見できないトラブルの発生等により、当社グループのプロジェクトマネジメントがうまく機能せず、作業工数の増加、納品の遅延及び品質改善のための追加作業が起こった場合には、プロジェクトの採算が悪化し、業績に影響を及ぼす可能性があります。」
プロジェクト管理が機能しない場合の工数増加、納期遅延、追加作業による採算悪化をリスクとして記載している。