新型コロナウイルス感染拡大による医療機関受診抑制
FY2021-Q1に初出。7回の記載のうち3回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2021-Q2。直近の記載はFY2024。
わかもと製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2020年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。8社中3社が悪化側に。
直近の記載が「削除」なのは、ほかに0社。
- FY2024削除有価証券報告書
「これらの他にも様々なリスクが存在しており、ここに記載されたリスクが当社の全てのリスクではありません。」
FY2024の主要リスク一覧では、新型コロナウイルス感染拡大による医療機関受診抑制を独立したリスク項目として記載していない。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染拡大による医療機関受診抑制リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
新型コロナウイルス感染拡大による医療機関受診抑制リスクについて、重要な変更がないとしている。 - FY2021顕在化有価証券報告書
「新型コロナウイルス感染拡大に伴う患者さんの医療機関への受診抑制、手術・検査数の減少等により「マキュエイド眼注用40㎎」、「キャピリアデノアイNeo」の売上が減少いたしました。この結果、売上高は56億1千2百万円(前年比14.6%減)となりました。」
受診抑制、手術・検査数の減少が通期の医薬事業売上高14.6%減として現れた。 - FY2021-Q3顕在化有価証券報告書
「医薬事業では、「ドルモロール配合点眼液」、サプリメント「オプティエイド」シリーズの売上が増加いたしましたが、コロナウイルス感染拡大に伴う患者さんの医療機関への受診抑制、手術・検査数の減少等により「マキュエイド眼注用40㎎」「キャピリアデノアイNeo」及び原料調達問題による「FAD腸溶錠」の売上が減少いたしました。この結果、売上高は42億5千5百万円(前年同期比15.3%減)となりました。」
新型コロナウイルス感染拡大による受診抑制、手術・検査数の減少が、医薬事業の前年同期比15.3%減収として引き続き実際に発生している。 - FY2021-Q2顕在化有価証券報告書
「コロナウイルス感染拡大に伴う患者さんの医療機関への受診抑制、手術・検査数の減少等により「マキュエイド眼注用40㎎」及び「キャピリアデノアイNeo」の売上が減少いたしました。この結果、売上高は27億8千6百万円(前年同期比13.9%減)となりました。」
新型コロナウイルス感染拡大による受診抑制、手術・検査数の減少が眼科医薬品の売上減少と医薬事業の13.9%減収として実際に発生している。 - FY2021-Q1初出有価証券報告書
「その結果、売上高は14億1千1百万円(前年同期比12.5%減)となりました。要因といたしまして、「ドルモロール配合点眼液」、「ビマトプロスト点眼液0.03%」の売上が増加いたしましたが、コロナウイルス感染拡大に伴う患者さんの医療機関への受診抑制等により「マキュエイド眼注用40㎎」及び長期収載医薬品である「ジクロード点眼液0.1%」、「リズモンTG点眼液」の売上が減少いたしました。」
新型コロナウイルス感染拡大に伴う患者の受診抑制を、眼科医薬品の需要・売上に影響するリスクとして初めて具体的に記載している。医薬事業売上高は前年同期比12.5%減となり、影響が実際に発生している。