長期収載品承継・ジェネリック参入等による国内売上減少リスク
FY2017に初出。9回の記載のうち7回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2018-Q3。直近の記載はFY2023-Q1。
塩野義製薬がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに3社。
- FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品の売上収益につきましては、インチュニブの売上収益が拡大した一方、サインバルタの後発品参入の影響による売上収益の減少により前年同期比19.0%の減収となりました。」
後発品参入リスクが、サインバルタの売上収益減少及び国内医療用医薬品売上収益の前年同期比19.0%減として実際に現れた。 - FY2022顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品の売上収益は、サインバルタの後発品参入の影響を受け、891億円(前期比5.9%減)となりました。」
後発品参入リスクが、サインバルタの売上減少及び国内医療用医薬品売上の前期比5.9%減として実際に現れた。 - FY2022-Q3顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品の売上収益につきましては、インチュニブの売上収益が拡大しましたが、サインバルタの後発品参入の影響による売上収益の減少により前年同期比3.2%の減収となりました。」
後発品参入リスクが、サインバルタの売上収益減少及び国内医療用医薬品売上の前年同期比3.2%減収として実際に現れた。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品の売上収益につきましては、インチュニブの売上収益が拡大しましたが、サインバルタの後発品参入の影響による売上収益の減少により前年同期比で僅かに減収となりました。」
長期収載品・主力品への後発品参入リスクが、サインバルタの売上収益減少及び国内医療用医薬品売上の僅かな減収として実際に現れた。 - FY2019対処有価証券報告書
「クレストールとイルベタン類の後発品参入の影響が緩やかになりました。」
クレストール・イルベタン類の後発品参入による影響が緩やかになり、国内医療用医薬品は第3四半期から前年同期比増収に転じた。 - FY2019-Q1顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品市場において戦略品であるサインバルタ、インチュニブ、スインプロイクが順調に販売を拡大しましたが、クレストールとイルベタンの後発品の影響が大きく、国内医療用医薬品全体では、前年同期比31.9%の減収となりました。」
後発品参入リスクが、クレストール・イルベタンの影響による国内医療用医薬品全体の前年同期比31.9%減収として実際に現れた。 - FY2018顕在化有価証券報告書
「国内医療用医薬品の売上高は、クレストールとイルベタンの後発品発売の影響を受け、1,392億円(前連結会計年度比11.9%減)となりました。」
後発品参入リスクが、クレストール・イルベタンの売上減少として実際に現れた。 - FY2018-Q3顕在化有価証券報告書
「クレストールの後発品の早期浸透をはじめとした既存品の減収及び品目移管の影響もあり、国内医療用医薬品全体では、前年同期比10.6%の減収となりました。」
前期に想定していた国内主力品目へのジェネリック参入リスクについて、クレストール後発品の早期浸透が実際の減収要因として現れた。 - FY2017初出有価証券報告書
「2017年度におきましては、前期に行った長期収載品の承継に伴う国内医療用医薬品売上高の減少、2017年度末に想定される国内主力品目に対するジェネリックの参入、2013年度に行った契約の変更に伴うクレストールロイヤリティーの減少、複数の新製品上市に伴う販売費用の増加等を認識しております。」
長期収載品承継による国内売上減少が既に生じ、ジェネリック参入、クレストールロイヤリティー減少、新製品上市に伴う販売費増加を2017年度の課題・リスクとして挙げた。