企業買収後のシナジー未実現・のれん減損
FY2020に初出。12回の記載のうち9回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2023。直近の記載はFY2026。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。89社中36社が悪化側に。
- FY2026悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ15,517百万円増加し158,538百万円となりました。これは主に、有形固定資産が7,005百万円、のれんが4,155百万円、営業債権及びその他の債権が3,949百万円それぞれ増加したことによります。」
のれん残高が前年度末の58,414百万円から62,569百万円へ増加し、買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーがさらに拡大した。 - FY2026-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、個別にも全体としても重要性が乏しい企業結合を実施したこと等に伴い、ヘルスビッグデータセグメントにおけるのれんが3,404百万円増加しております。」
のれん残高が前年度末の58,414百万円から61,818百万円へ増加した。企業買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーがさらに拡大している。 - FY2025悪化有価証券報告書
「のれん 55,974 58,414」
のれん残高が55,974百万円から58,414百万円へ増加した。企業買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーがさらに拡大している。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「当中間連結会計期間において、個別にも全体としても重要性が乏しい企業結合を実施したこと等に伴い、ヘルスビッグデータセグメントにおけるのれんが2,065百万円増加しております。」
企業結合に伴いヘルスビッグデータセグメントののれんが2,065百万円増加し、のれん残高は55,974百万円から58,040百万円となった。買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーがさらに拡大している。 - FY2024悪化有価証券報告書
「当連結会計年度末における資産は、前連結会計年度末と比べ23,885百万円増加し122,452百万円となりました。これは主に、事業拡大に伴う営業債権及びその他の債権が10,932百万円増加したことに加え、株式会社キャンサースキャンの株式の取得(子会社化)等に伴い、のれんが16,150百万円増加したことによります。」
のれん残高が39,824百万円から55,974百万円へ増加し、キャンサースキャン取得に伴うのれん11,496百万円も計上された。買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、個別にも全体としても重要性が乏しい企業結合を実施したことに伴い、ヘルスビッグデータセグメントにおけるのれんが5,555百万円増加しております。」
企業買収に伴うヘルスビッグデータセグメントののれんが前年度末39,824百万円から44,921百万円へ増加しており、買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「また、当社グループは、企業買収に伴い発生した相当額ののれんを計上しております。当社グループは、当該のれんにつきまして、それぞれの事業価値及び事業統合による将来のシナジー効果が発揮された結果得られる将来の収益力を適切に反映したものと考えておりますが、事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
企業買収に伴うのれんは前年度の19,169百万円から39,824百万円へ増加し、RWD取得分16,401百万円も含まれる。買収後のシナジー未実現・減損リスクへのエクスポージャーが拡大している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「事業環境や競合状況の変化等により期待する成果が得られない場合、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
企業買収のシナジー未実現、追加投入資金、のれん減損に加え、固定資産を含む投資全般の減損可能性を記載している。 - FY2020初出有価証券報告書
「事業環境や競合状況の変化等に伴って当社グループが期待する利益成長やシナジー効果が目論見どおりに実現できない可能性があり、また今後予期しない債務又は追加投入資金等が発生する可能性があります。」
積極的な企業買収に伴い、期待利益・シナジー未達、追加資金、のれん減損が生じる可能性を記載している。