保護主義的政策・貿易摩擦と原油情勢による経済の不透明感
FY2018-Q2に初出。22回の記載のうち11回が「再掲」。直近の記載はFY2025-H1。
アクリートがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。134社中105社が悪化側に。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに11社。
- FY2025-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間における我が国経済は、雇用・所得環境の改善による緩やかな回復基調を示すものの、今後の政局運営方針の見通しや、米国の通商政策による景気の下振れリスク、あるいは物価上昇の継続、金融資本市場の変動等の影響には一層注意が必要であり、景気の先行きは依然として不透明な状況にあります。」
外部環境リスクの説明を、地政学・円安・資源価格中心の記載から、政局、米国通商政策、物価上昇、金融資本市場の変動へと置き換えている。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「一方、世界的な地政学リスクの長期化に伴う資源価格の高騰及び円安進行による物価上昇や、金融政策の変動等の影響により、依然として先行きが不透明な状況が続いております。」
地政学リスク、資源価格高騰、円安・物価上昇、金融政策の変動による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「長期化するロシア・ウクライナ情勢等による原材料価格の上昇や引き続き継続する円安などによる物価の高騰も続き、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
社会・経済活動の正常化が進む一方、ロシア・ウクライナ情勢、原材料価格上昇、円安、物価高による先行き不透明感を継続している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症に関する行動制限が解除され、海外との渡航制限も解除となり、コロナ禍からの社会・経済活動の正常化が予想以上のスピードで進みました。しかしながら一方で、長期化するロシア・ウクライナ情勢等による原材料価格の上昇や引き続き継続する円安などによる物価の高騰も続き、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
社会・経済活動の正常化に触れつつ、ロシア・ウクライナ情勢、原材料価格上昇、円安、物価高による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「一方で、長期化するロシア・ウクライナ情勢等による原材料価格の上昇など、依然として先行き不透明な状況が継続しております。」
ロシア・ウクライナ情勢の長期化や原材料価格の上昇による経済の先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束時期は未だ見通しが立たない中、ワクチン接種の普及や各種政策の効果により、経済回復が期待される一方、ロシア・ウクライナ情勢の長期化及び急速な円安進行による原材料及びエネルギー価格の上昇により、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
感染症の収束見通し、ロシア・ウクライナ情勢、急速な円安による原材料・エネルギー価格上昇を含む経済の先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種の普及や各種政策の効果により徐々に経済活動は回復に向かっておりましたが、感染力の強い変異株による感染再拡大、ウクライナ・ロシア情勢の長期化による原材料及びエネルギー価格の上昇、円安の進行などもあり、依然として景気先行き感は不透明な状況となっております。」
従来の感染再拡大やロシア・ウクライナ情勢による不透明感に加え、原材料・エネルギー価格の上昇と円安の進行を外部環境要因として追加している。 - FY2022-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、ワクチン接種の普及や各種政策の効果により徐々に経済活動回復の兆しがみられたものの、感染力の強い変異株による感染再拡大により、再びまん延防止等重点措置が適用され、その上ロシア・ウクライナ情勢による経済不安もあり、依然として景気の先行き不透明な状態が続いております。」
従来の感染再拡大・変異株による不透明感に加え、ロシア・ウクライナ情勢による経済不安を外部環境要因として追加している。 - FY2021-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に対するワクチン接種が加速しているものの、変異株による感染拡大もあり、依然として景気の先行き不透明な状態が続いております。」
ワクチン接種の進展がある一方、変異株による感染拡大により景気の先行き不透明感が続くとの認識を継続している。 - FY2021-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の収束の見通しが立たない中、政府による断続的な緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置の発令に伴う飲食店の営業時間短縮やイベント入場制限要請等により個人消費の停滞が続くなど、経済活動回復に向けた動きは鈍く、国内景気は不透明な状況が続きました。また、世界経済は、新型コロナウイルスワクチン接種が進む中、欧米諸国を中心に経済活動が徐々に再開され回復の兆しを見せつつあるものの、国・地域によっては依然として感染の再拡大が懸念されるなど、世界経済の先行きも不透明な状況が続いております。」
緊急事態宣言等による国内景気の不透明感と、ワクチン接種・経済再開の一方で感染再拡大が懸念される世界経済の不透明感を継続して記載している。 - FY2021-Q1再掲有価証券報告書
「昨年4月に発令された緊急事態宣言が解除された後においても、新型コロナウイルス感染症の患者数が再び増加し、本年1月に2回目の緊急事態宣言が発令されるなど、依然として景気の先行きは不透明な状況にあります。一方、各国でワクチンの接種が始まっており、各種政策の効果もあって、徐々に世界経済持ち直しの動きが現れることが期待されております。」
感染再拡大と緊急事態宣言による景気先行きの不透明感を継続している一方、ワクチン接種などによる経済持ち直しへの期待も記載している。 - FY2020再掲有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による急激な景気の落ち込みから、社会・経済活動の再開に伴う緩やかな持ち直しの動きが一部では見られたものの、国内外における新型コロナウイルス感染症の再拡大により、先行きの不透明感は再び強まっております。」
経済活動の持ち直しに触れつつ、新型コロナウイルス感染症の再拡大による先行き不透明感を継続して記載している。 - FY2020-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大の影響を受け、社会・経済活動が大きく制限されるなか、企業収益の悪化、個人消費の減退やインバウンド需要の急減など、極めて厳しい環境で推移いたしました。緊急事態宣言解除以降は経済活動と感染拡大防止の両立を模索する動きが見られ景気は持ち直しの兆しは見えるものの、全国での感染が広がり、職場や家庭でのクラスターも報告されるなど先行きは不透明な状況が続いております。」
経済活動に持ち直しの兆しがある一方、新型コロナウイルスの感染拡大やクラスター発生により先行き不透明な状況が続くと記載している。 - FY2020-Q2悪化有価証券報告書
「米国の保護主義政策に端を発する貿易摩擦への懸念や中国経済の減速等海外経済動向の不透明さが続いており、加えて、新型コロナウイルス感染症が世界的に大流行し、国内外の経済は極めて厳しい状況にあります。」
従来の貿易摩擦や中国経済の減速に加え、新型コロナウイルス感染症の世界的大流行により、国内外経済が極めて厳しい状況にあると記載している。 - FY2020-Q1悪化有価証券報告書
「当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用情勢の改善により緩やかな景気回復基調で推移する一方で、新型コロナウイルス感染症の拡大等の影響による世界経済に及ぼす懸念が高まっており、景気の先行きは不透明な状況となっております。」
従来の通商問題や海外経済の不確実性に加え、新型コロナウイルス感染症の拡大による世界経済への懸念を明示し、景気先行きの不透明感を記載している。 - FY2019再定義有価証券報告書
「当事業年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善により緩やかな景気回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦の長期化による海外経済の減速影響等が懸念されるなど、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しております。」
外部環境リスクを、米中貿易摩擦の長期化だけでなく海外経済の減速影響を含む景気先行きの不透明感として記載している。 - FY2019-Q3再定義有価証券報告書
「一方で、通商問題をめぐる緊張、中国経済の先行き、長期化する英国のEU離脱問題等、経済の先行きは不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクを、通商問題、中国経済、長期化する英国のEU離脱問題として示している。 - FY2019-Q2再定義有価証券報告書
「一方で、米国の保護主義的な通商政策や長期化する英国のEU離脱問題等、引き続き経済の先行きは不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクの説明を、通商問題の長期化や海外経済の不確実性から、米国の保護主義的通商政策と英国のEU離脱問題へと具体化している。 - FY2019-Q1再定義有価証券報告書
「しかしながら、海外においては通商問題の長期化、海外経済の不確実性等により依然として先行き不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクの説明を、米中貿易摩擦や中国経済などの個別要因から、通商問題の長期化と海外経済の不確実性という表現に置き換えている。 - FY2018再掲有価証券報告書
「しかしながら、米中貿易摩擦問題の激化や中国経済の減速、金融資本市場の変動の影響など世界経済への不安要因もあり、依然として先行き不透明な状況が続いております。」
米中貿易摩擦、中国経済、金融資本市場の変動による外部環境の不透明感を継続して記載している。 - FY2018-Q3再定義有価証券報告書
「当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、企業業績や雇用環境に改善傾向が見受けられ、全体的には緩やかな回復基調が続いておりますが、米中貿易摩擦の動向が世界経済に与える影響や、金融資本市場の大幅な変動による影響が懸念されるなど、先行き不透明な状況が続いております。」
外部環境リスクの説明が、米国の保護主義政策・中東の原油情勢から、米中貿易摩擦と金融資本市場の大幅な変動へと置き換わっている。 - FY2018-Q2初出有価証券報告書
「一方で、米国の保護主義的な政策による貿易摩擦の懸念や、中東における原油情勢などのリスク要因も抱えており、経済の先行きは依然不透明な状況が続いております。」
外部環境上のリスク要因として、貿易摩擦と中東の原油情勢を挙げている。