半導体不足による自動車生産・サプライチェーンの不安定化
FY2022-Q1に初出。10回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q3。直近の記載はFY2025。
積水化成品工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。32社中10社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに9社。
- FY2025悪化有価証券報告書
「中国を含むアジアでは急激なEV車の普及と市場再編、その影響を受けた日系メーカーの生産縮小など地域やメーカーによって生産活動にばらつきが見られました。」
半導体不足による供給制約が緩和方向にあった一方、EV普及・市場再編と日系メーカーの生産縮小が新たな自動車需要・生産リスクとして示された。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「自動車産業においては、サプライチェーンの回復により、自動車生産は地域やメーカーによって生産活動にばらつきはあるものの全般的に回復基調にあります。」
半導体・自動車部品不足に伴うサプライチェーンリスクについて、供給回復と自動車生産の回復基調を継続して記載している。ただし地域・メーカー差は残っている。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「半導体をはじめとした自動車部品サプライチェーンの供給回復により、自動車生産は地域やメーカーによって生産活動にばらつきはあるものの全般的に回復基調にあります。」
半導体・自動車部品不足によるサプライチェーンの制約について、供給回復と自動車生産の回復基調が示され、リスクは緩和方向となった。ただし地域・メーカー差は残る。 - FY2024-Q1対処有価証券報告書
「自動車産業においては、半導体不足などの生産が制約される状況は解消されつつあり、徐々に回復の兆しが見えてきましたが、本感染症以前までの回復には至っておりません。」
半導体不足などによる生産制約は解消されつつあり、自動車産業に回復の兆しが見えると説明している。ただし、感染症以前の水準には戻っていない。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「自動車産業におきましては、半導体不足に加えて、グローバルなサプライチェーンの混乱が、依然として生産活動に影響を及ぼしております。」
半導体不足とグローバルなサプライチェーン混乱が、自動車産業の生産活動に引き続き影響している。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「自動車産業においては、半導体不足に加えて、世界各地でサプライチェーンの混乱が、依然として生産活動に影響を及ぼしております。」
半導体不足とサプライチェーン混乱が、自動車産業の生産活動に引き続き影響している。 - FY2023-Q1悪化有価証券報告書
「自動車産業においては、半導体不足に加えて、上海など中国各地でのロックダウンの影響などによるサプライチェーンの混乱が、依然として生産活動に影響を及ぼしております。」
半導体不足に加え、中国各地のロックダウンが新たな要因として加わり、自動車関連のサプライチェーン混乱と生産活動への影響が継続した。 - FY2022-Q3悪化有価証券報告書
「自動車産業においては昨夏以降、メーカー・サプライヤーの工場の生産の回復が進んでおりましたが、半導体や部品の不足などの影響もあり、世界各地でサプライチェーンは悪化しています。」
半導体・部品不足による自動車関連サプライチェーンの不安定化が、世界各地での「悪化」として記載された。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「自動車産業においては昨夏以降、メーカー・サプライヤーの工場の生産の回復が進んでおりましたが、半導体や部品の不足などの影響もあり、世界各地でサプライチェーンの不安定な状況が続いています。」
半導体・部品不足が自動車メーカーやサプライヤーの生産、世界各地のサプライチェーンの不安定化として継続して発生している。 - FY2022-Q1初出有価証券報告書
「半導体不足などの影響もあり、サプライチェーンの不安定な状況が続いています。」
半導体不足を、自動車メーカー・サプライヤーの工場稼働やサプライチェーンを不安定化させる新たな具体的リスクとして記載した。