受託開発の見積違い・納期遅延・採算悪化
FY2021に初出。7回の記載のうち5回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2022-Q1。直近の記載は2026-10-13。
テンダがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2021年。同じテーマの他社の中央値(2023年)より2年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2024年。54社中17社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに15社。
- 2026-10-13顕在化決算
「一部事業における新規案件の失注、受注・開始時期の後ろ倒し、開発の遅延等が生じ、グループ全体としては前年同四半期に対して減収減益となりました。」
新規案件の失注、開始時期の後ろ倒し、開発遅延が実際に発生し、減収減益として現れている。 - FY2026顕在化有価証券報告書
「オンラインゲーム領域における既存タイトルの売上減衰、コンシューマーゲーム受託開発市場における外注抑制、映像・エフェクト領域における品質管理及び生産性面の課題に対応しつつ、中長期的な成長に向けた事業基盤の再整備を進めました。」
ゲーム・映像領域で品質対応や生産性面の課題が顕在化したことを記載しており、受託開発の採算・工数リスクが実際の課題として現れている。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「受注損失引当金繰入額は、当連結会計年度において722千円であります。」
受託開発の採算悪化リスクについて、当連結会計年度に受注損失引当金722千円を計上している。 - FY2022再掲有価証券報告書
「当社グループの受託開発業務では、案件の作業工程に基づき必要工数やコストを予測し見積を行っておりますが、すべての案件に対して正確に見積もる事は困難であり、工数の増加等により実績額が見積額を超えた場合には、低採算又は採算割れとなる可能性があります。」
受託開発における見積違い、納期遅延、低採算・採算割れのリスクを継続して記載している。 - FY2022-Q2顕在化有価証券報告書
「しかしながら、新規受託タイトル「新選組~桜華妖乱~」が伸び悩み受託元がサービス終了を判断したこともあり、売上高は231百万円、セグメント利益は2百万円となりました。」
新規受託タイトルの伸び悩みにより、受託元がサービス終了を判断した事実を記載している。 - FY2022-Q1顕在化有価証券報告書
「また、新規受託タイトル「新選組~桜華妖乱~」の運営を軌道に乗せるためリソースを投入したものの大きな成果に繋がらなかったこともあり、売上高は118百万円、セグメント損失は7百万円となりました。」
受託タイトルについて、運営にリソースを投入したものの大きな成果に繋がらなかった事実を記載している。 - FY2021初出有価証券報告書
「当社グループの受託開発業務では、案件の作業工程に基づき必要工数やコストを予測し見積を行っておりますが、すべての案件に対して正確に見積もる事は困難であり、工数の増加等により実績額が見積額を超えた場合には、低採算または採算割れとなる可能性があります。」
一般的な見積・納期リスクに加え、当年度には受託新タイトル「新選組~桜華妖乱~」の開発遅延が実際に発生している。